表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
「僕から始まる僕らの」異世界生活!  作者: フワッティーゆうと
8/54

第7話 ギルドの中にダンジョンがありました…

ようやく未来が武器を手に入れてダンジョンに潜るわ寸前までのお話です。

とことことことこ…ハピネスがなぜだかすごく嬉しそうな表情でその場所まで案内してくれた、案内してくれたといっても、修行の場所はギルド内にあったので、案内といえる案内ではなかった。ギルド内にあるのに気づかなかったからハピネスは馬鹿にした表情で言ってきたんだなということがようやく未来は理解することができた、そして未来はなんでギルド内にこんなものがあるだと驚いていたところだった。


「お、おい…ハピネスこれってまさかあれか?」


にこにこ。

「はい!そのまさかですよ!見たまんまです!

ダンジョンというやつですよ!」


未来も少し興味がわいたのか目をキラキラさせながら早く入ってみたいなと思っていたのであった、するとまたハピネスが見透かしたように言ってきた。


「叶恵さん早く入りたい気持ちもわかりますが、武器とか何も持ってないとおそらく叶恵さんのステータスじゃ雑魚モンスター倒すのがやっとなんで私が武器買いましょうか?

男のプライドが傷つくとかでしたらまた後でダンジョンでお金稼ぎできるんでその後に返してくれてもいいですよ?」


ゲスの表情を浮かべながら未来は答えた。


「俺にプライドなんてねーよ、買ってもらえるんならかってもらうぜ!

気が向いたらまたご褒美もやるから買ってくださいお願いします!」


彼女は冷たい目でこいつダメ人間だという視線を送りながらも言ってしまったのでしぶしぶギルド内の武器屋に行くのであった。

武器屋につくとがたいのいいおじさんがハンマーと鉄や何か他のモンスターとかから取れたような素材を使って武器を打っていた。


「カァン!カァン!カァン!ジュー…フゥ〜

あちいでな!あつすぎるでな!

おいそこの嬢ちゃんと坊っちゃんみかけねぇー顔だな? 武器が欲しいのか?」


店主のおじさんがそういいながらこちらを力強い目で見てきた、するとハピネスは店主のおじさんにねだりつけるような目で話しかけた。


「そうです…その…武器が欲しいんですけど私たち持ち合わせているお金があまりなくて…彼の武器を買ってあげたいんですがちょうどいい武器って何かないですか?」


すると店主は未来にステータスをきいてきた。


「おい坊ちゃん、教えても平気なステータスとか固有スキルとか加護とかってなにかないか?」


未来は一応個人情報なので悩みながらも武器のためなら仕方ないと思いステータスを一部伝えた。


「俺のステータスはスピードとかHPとかパワーとかガードも全部Gだぞ。運と精力ってのがSSSで精霊王の加護と花の加護くらいしかまともなステータスはなかったとおもいます…」


店主や周りにいた冒険者たちは驚きながらこっちをみてきていた、すると店主のおじさんは俺とハピネスを裏の武器庫につれていってくれた。


「嬢ちゃんすごい男をひろったな…ここにある武器から俺がお前に最高の武器を選んでやる!

それか打ってやろうか?」


未来はすぐにダンジョンに潜りたかったので武器を今回は作らずに作られていた武器を買うことにした。

目を輝かせながらワクワクしながら未来は頼んだ。


「おねがいします!今回この武器の中から選んでください店主さん!」


すると店主のおじさんは布に包まれて置かれていたある剣を俺に差し出してきた。


「お前にある加護の中で精霊王の加護があるっていうてだじゃろ、だからお前にはこいつをやる…

その武器の名は不死鳥フェニックスだ、精霊王の加護付きの者しかあつかえんので店にあっても売れやんのじゃだから坊ちゃんにただでやるよ、その代わり条件つきだ、ミスリル石を少量でもいいからダンジョンに潜ってとってきてくれんか?

今なくてちょうどこまってるところなんや!たのむ!」


そう店主に頼まれるとニヤニヤしながら未来は武器を受け取り承諾したのであった。

そしてそのままハピネスとダンジョンに向かう途中やたらに視線が集まりなにかわるいことでもしたのかなと未来はおもっていたのであった…


「やったぜ!ハピネスまさかタダで武器が手に入るとはおもわなかったな!

でもミスリル石って簡単に手に入るものなのか?」


ハピネスは笑顔で答えようとしたがなぜか、ものすごくあせるようにしながら話しかけてきた。


「ど、ど、ど、どうするんですか!ミスリル石なんて簡単にてにはいらいんですよ!ダンジョンの15階層まで下がらなくちゃいけないんですよ…」


少しプンスカした様な表情でハピネスは言ってきた。


「どれだけ危険なのかわかってますか?

確かにフェニックスはそれくらい貴重な武器なのはわかりますけど、ミスリル石はダンジョン初めての人には難度がたかすぎるんでよ!」


しょげた表情で未来は答えた。


「だ、だって、ほしかったんだよ…あこがれるじゃんやっぱり!フェニックスとか超かっこいいじゃん!上位の武器もらいたいじゃん!男のロマンじゃんか!」


未来は依頼を蹴って安全を取るよりロマンをとったのであった…

そして今からハピネスと未来のダンジョン散策がはじまろうとしていた。


よければ評価などお願いします!

モチベーションもかなりあがるとおもうんで!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ