第6話 神級狩りの前の作戦会議で決まったこと。
やっと中身の部分に入ってきました、これからどんどんたのしくなってきますよ!
たぶん…
少し時間が経ち未来はどうやって倒すかハピネスと作戦会議をしていた。
するとニヤニヤしながら何か作戦を思いついたのかおもむろにハピネスが話し始めた。
「叶恵さん!私の作戦聞いてください、まずはあのライオンちゃん!そうなまえはマヘスです、雄獅子神マヘスとも言います、あと奴は雄なので私の体を見せればイチコロですよ絶対! どうですか! どうですか!」
未来はこいつは何をバカなこと言ってたんだと思いながら聞き流して裸でライオンの前に捨ててやろうか本気で悩んでいた…
するとまたハピネスが何かいいはじめた。
「そういえば私がマヘスと戦った時は確か人型の…顔はライオンでしたが、サイズは人のサイズの神だったのでおそらくですが奴はフラワースキルの花を食べていると思われますよ…
神の力とかだと知らないですけど…
少なくとも私が過去にあった時はあんな姿にはなれなかったので、しかもそれをしらなかったせいで私殺されかけちゃいましたよ〜(笑)」
能天気に話すハピネスであったが表情の奥では怯えているのが未来にはわかった。
「お前そんなにあのライオンが怖いのか?
作戦なんてなくても時間止めてタコ殴りにすれば殺せないのか?」
深刻そうな表情のはぴねす。
「おそらくそれをしたところで傷一つつかないと思われます、ものすごく強い加護とかスキルとかがあれば別ですけど、私には一応、竜王の加護が付いてますがあれはあまりつかいたくないです…」
目をキラキラさせながら未来はかっこいい加護についてきいていた。
「竜王の加護ってなんだ!
めちゃくちゃかっこいいんじゃんか!
てか使いたくないって使うと何かだめなことでもおこったりするのか?」
悲しげな表情をしながらハピネスは答えた。
「おこりますよ…私がこの加護の能力を使ったせいで街の四分の一を焼き払ってしまったことがあります、その時たくさんの人を殺めてしまったので…
最強クラスの魔神級のモンスターがでてしまったんですよ、それで使うしかなかった…
私がこの加護を制御できなかったせいで…
たくさんの人が…」
今にも思い出して泣きだしそうな表情をする彼女だったが彼女はけして泣かなかった、いや泣かなかったのではなく泣けなかったのだろう失ったものが多すぎて背負いこんでそんな彼女を見ている未来は心のなかで決心したのであった。
「俺はこの子の為に強くなる、この子が何も背負わなくていいように、この子がめいいっぱい何も我慢せずに笑って泣けるように俺はつよくなる!」
未来は最初のハピネスの変態な印象があったせいで彼女の事を変な人と見ていたが今は全然そんな風にみていなかった、彼女の心根はとても優しくて強くていじっぱりで頑張り屋さんでそしてとても弱々しいことにきずいてしまったからである。
強くなると決めた未来はハピネスに強くなるほうほうを真剣な表情できいた。
「ハピネスそんなに悲しい顔すんなよ、しょうがないことだったんだろ…そんなに背負ってるといつか潰れちまうぞ、歳だって俺とそう変わらないのに、がんばりすぎなんだよ!だけどこれからは俺もいるんだから俺のことをたくさんたよれ!わかったか!
それで今俺には足りないことがたくさんある、だからそのたりないことをうめるために、強くなるために俺はお前を、ハピネスのことをたくさんたよるからな!あと大事なことだからもう一度言うぞ、俺のことをたくさんたよれ!」
はぴねすは少し嬉しそうな表情をしながらこたえた。
「任せてください!私もできるだけあなたのことを頼ろうとと思うのでとりあえずは頼れるくらい強くなってくださいね?」
こいつなかなか上から行ってくるなと思いながら未来も少し嬉しそうに答えた。
「おう!
ハピネスが俺のこと頼れるくらいつよくなってやんよ!
すぐにおいこしてやるからな!
とりあえずは、マヘスを狩るために修行だな俺と一緒に」
するとハピネスは何かを思い出したように話し始めた。
「未来さんと私修行の場にちょうどいいところ知ってるんですけど行ってみますか?
しかもこの街でできますよ!」
未来は街にある修行場ってなんだろうと思いながら想像していたが結局なにも思いつかずハピネスに聞いていたのであった。
「アルファスのこんな平和な街のどこに修行場なんてあるだよ?」
ハピネスはものすこぐばかにした表情で答えてきた。
「それはですね!それはですね!今からご案内するので黙ってついてきてください!」
ムカつきながらも未来はハピネスに言われるがままについていったのであった。
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