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死神の下僕  作者: マヨック
8/13

おっさん少女

下手ですが良かった見てください

朝だ、清々しい朝…僕は寝ていない、緊張して眠れなかった…でも最高の気分だ、だって隣に死神様が寝ているのだから。


「起きたかわたる、よく眠れたか」


名無しはずっと寝ずに見張ってくれていたようだ、とても頼りになる用心棒…でも目立ちすぎる、どうしても目に入ってしまう、名無しが女の子だったらいいのに…女の子なれないかな。


「おはよう、緊張して寝れなかったよ」


「そうか、それは良かった」


名無し君は僕の話を聞いていたんだろうか?とにかく死神様が起きる前に朝食の準備だ、ハンバーグを作らないと…朝からハンバーグとかまじやばい。


「ご飯作るから、待っててくれな」


「ん!?ハンバーグか!?」


「そうだよ、まだ死神様が寝てるから静かにしといてくれ」


「分かった」


前から思っていたことだけど、名無しにここは狭すぎる気がする、自分の住処とかないのだろうか…魔王城とか。


「おーいまだか?」


「そんなに早く出来るわけないだろ、待ちなさい」


「分かった」


名無しはハンバーグがとても気になっているようだ、自分の料理を待っていてくれるのは少し嬉しい。


〜30分後


「お待たせ」


「おぉ!これがハンバーグか!」


ハンバーグを作り終わった、死神様を起こそう。


「死神様、起きてください、ハンバーグですよ」


僕は死神様の肩を優しく揺する、可愛い。


「あぁ…おはようわたる…」


死神様におはようと言ってもらえる、これで1日頑張れる。


「よく寝てたな」


「あぁ…そう言えば魔王いたんだった…わたる大丈夫だった?」


「はい!大丈夫でしたよ…それはもう、最高でした」


「ハンバーグありがとうわたる、いただきます」


「いただきます」


死神様はいい子だ、食事の前にいただきます…可愛い。


「ほら、魔王はいただきますしないの?」


死神様が魔王に話しかける。


「いただきます」


「よし!」


「なぁ名無し君よ…少し聞きたいんだけど」


「なんだ?…うめぇぇえ!!!」


「美味しいでしょ!」


「なんで死神様が威張るんですか…美味いか、ありがとう、それより名無しは姿を変えたりとか出来ないの?」


「姿を変える?羽なら昨日変えたじゃないか」


「いや、容姿そのものだよ、流石にむりか」


「いや、出来ないこともないが変えたところで恐らく魔力量で気付かれるぞ、羽はせめてもの対抗だからな」


「そうじゃなくてさ、名無し大きいから姿とか変えられるかなーって」


「出来るぞ」


名無しは容姿を変えられるらしい、さすが魔王…女の子にはなれるかな。


「ならさ、女の子の姿とか、なれる?」


「わたる…きもいよ」


死神様にキモイって言われた、可愛い。


「なぜ女の姿なんだ?」


「どうせなら可愛いほうがいいじゃん」


「いいぞ、希望はあるか」


来た、僕の時代が…僕の希望はこうだ。


「髪は紫色のツインテール、身長は140cm位の10歳くらいの子で瞳の色は…黄色にして…下はミニスカートね!色はなんでもいい、ちゃんとパンツも再現してよ…まぁこんなところで」


「注文が多いな、良いだろう後でなってやる」


「後かよ!」


「あぁ、飯食ったらな、言っておくが真の姿じゃない時は力が1割程度しか使えないから普段はこの姿で過ごす、まぁ家にいる時くらいはその女の姿になってやる」


「よし!」


「きもっ」


また死神様にキモイって言われた…可愛い。


「話は変わるが、なんでわたるはこの死神の下僕になったんだ?」


「死神様に殺されたから」


「こら、変な事言わないの」


「だって事実ですもん」


「なんかよく分からんからいい」


いいのかよ、名無しの皿を見たら何もなくなっていた、もう全部食べたようだ、少し嬉しい気分になる。


「わたる、後で買い物行くよ」


死神様に話しかけられた、嬉しい。


「買い物って、何買うんです?」


「わたるの布団…名無しはここに住むの?」


「考え中だ」


「なら一応買おっか、ご飯食べたら行こう」


「やった!デートだ!」


「え?名無し来ないの?」


「用心棒だからな、俺も行くぞ」


この世は残酷だ、用心棒のせいでデートが出来ない…名無しが女の子になったら…良いこともあったね。

次も出すのでよかったら覗いてください

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