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ストキルラ  作者: サムネがリスの人
9/14

chapter7

 指定された場所は、先日彼女が変装する際に利用していた公衆トイレのすぐ近くだった。


 言われたわけではないが、僕も一応の変装をして来た。と言っても彼女のようにまるで別人になれるようなものではない。ワックスで思い切り髪を逆立たせ、妹が何故か持っていたサングラスを額に掛けた程度だ。

 自分でもこの格好はどうかと思うが、だからこそ万が一知り合いに見られたとしても「それは僕ではない」と言えると言うものだ。そう思い、羞恥心を押し殺して来たのだが……。


「お待た……うっわダッサ。何それダッサ」

「……………………」


 ようやく現れた彼女に、開口一番駄目出しをされてしまった。


「え、ちょ、マジでそれヤバいって。ありえないから。取って、今すぐ」

「……そんなに?」

「並んで歩きたくないレベル」


 彼女の顔には嫌悪の色しか浮かんでいない。そこまで言う事はないんじゃないか……とは思いつつも、言われた通りサングラスは外した。


「変なとこでマジメだよねー、ストーカーのくせに。変装のつもりでダッサい格好して来るんじゃないかとは思ったけど、まさかここまでとは」

「思ってたんなら止めてください」

「面白いかなって思って」


 ちっとも面白くない。


「さてと。そんじゃ行こっか」

「あ、ああ……ちょっと待って、その前に1ついい?」

「何?」

「あの……なんか喋り方、違くない? 声もなんかいつもより低い……ような」


 いきなり格好の事を言われたので聞きそびれたが、彼女の様子は明らかにいつもとは違った。普段の彼女なら、「マジで」とか「ヤバい」とかなどとは、まず言わないだろう。

 ごく当然の疑問をぶつけると、彼女は説明するのも面倒臭いと言わんばかりの表情で、髪先を指でくるくると弄りながら答えた。


「あー、なんてゆーかさ。いわゆる1つのキャラ作りよ。ほら、こんな格好してんのにいつもみたいな喋り方だったらおかしいっしょ?」

「……まあ、確かに。つまり演技ってこと?」

「そそそ。まーいっつも演技してるようなもんだけどねー。……まーいいじゃん、そんな事は。ほら、行こ行こ」


 彼女はそのまま歩き出して行った。

僕も慌てて後を追う。


「今日はどうしよっかなー。せっかく君がいるんだしさ、いつもとは違う感じでやりたいよね」


 彼女の口調は軽やかで、実に楽しそうだ。まるでこれから遊びに行くような……それこそゲームセンターにでも行って、散財を楽しもうとしているようにしか見えない。

 だが、これから彼女が行う事は、ゲームなどではない。……殺人だ。人を殺すのだ。

 そしてそれを、僕に観せようと言うのだ。……抑えようとしても、歓喜と興奮で胸が高鳴る。


「……ねー、聞いてるー?」


 気が付くと目の前に彼女の顔があった。彼女は足元を見て歩いている僕の顔を覗き込むようにして、器用に後ろ向きのまま歩いている。


「ちょっ、近い近い。は、離れて」


 言いながら僕の方から後ずさった。しかし彼女は、にやにやと意地の悪い笑みを浮かべながら後を追って来る。


「えー、いーじゃん別にこれくらい。付き合ってんだしさー」

「良くない。人前でべたべたしないで、恥ずかしいから」

「うっは、出たマジメ。でもそーゆーかわいーとこ、好きだなーあたし」


 どんな格好をしていても、根っこのところでは変わらないようだ。いつものようにからかってくる彼女を無視し、さっさと歩いて行った。


「ねーねー、人前じゃなきゃいいのー? 2人きりだったら可愛がってくれるー?」

「何もしないし今後2人きりには絶対にならない。もういいでしょ、そんな話しに来たんじゃないんだ」

「えー、おこなの? げきオコスティックファイナリアリティぷんぷんドリームなの?」


 微妙に古くないか、それ。と言うか、よくそらで言えたな。


「無視しないでよー。ごめんってば、ちゃんとやるからさー。……あ、いまの『やる』は殺すってゆー字に変換してね」

「笑えないよ、それ」


 不謹慎な冗談を言う彼女を諌めようと振り向いた瞬間、すぐに彼女の異変に気が付いた。


「……………………」


 ……あの目だ。無機質な、生気を宿していない、造り物のような目。一切の感情を放たない、あまりにも無慈悲な、あの目をしていた。何度見ても、この目で見られただけで、蛙のように萎縮してしまう自分がいる。


「……どう、したの」

「んー、ごめん。ちょっとそのまんまでさ、こっち近付いてくれる? あ、絶対振り向いちゃダメだかんねー? そのままそのまま」


 あくまでも口調はそのままで、彼女は言った。それがかえって不自然さを顕著にし、より彼女を異質なモノだと感じさせる。

 この雰囲気で冗談は言わないだろう。何より、絶対に逆らってはいけないような、強い強制力のようなものがある。……魔眼、と言う言葉を思い出した。


「えいっ」


 言われた通りに近付くと、彼女は不意に抱き着いて来た。ふわりと良いにおいが鼻をつき、全身が温かく柔らかい感触に包まれる。しかし、先ほどのような気恥しさは、一切感じられなかった。

 それどころではない。得体の知れないモノが、こんなにも近くにいるのだ。僕の身体に触れているのだ。手を回しているのだ。こんなもの、恐怖以外の何物でもない……!


「……決めた。アイツにしよ」


 “それ”は僕の肩に顔を埋めたまま、静かに呟いた。まるで、全身に毛虫が這いずり回っているかのような、この上ない不快感。


 怖い。

 気持ちが悪い。

 吐きそうだ。

 息が出来ない。心臓が止まる。もうやめてくれ! 放せ!!


 このまま1秒でも長くこうされていると、発狂するかショック死してしまいそいだ。そう思った矢先、“それ”はすっと僕を解放してくれた。

 ……そして、にんまりと。小憎らしい、それでいて可愛らしさを感じさせるような、悪巧みをしている子供のような笑みを、僕に見せた。


「興奮した?」


 そこにいたのは、ああ、やはり彼女だった。

 間違いなく。腹立たしいまでに。僕が、いや、誰もが愛した彼女が、そこにいた。


「…………ある意味、ね」


 しかし、おかげで冗談に冗談で返せるくらいには落ち着いた。悔しいが、彼女の顔を改めて見たことで、僕はほっとしたのだ。


「ごめんごめん。いやー、ちょっと良いオトコ見つけちゃってさ。ついつい見とれちゃってたわけよ」

「良いオトコ?」

「うん。殺そう」


 あっさりと言う。だが、その程度の事ではもう驚かない。特に感動もない。


「段取りは? どんな感じ?」

「んー、変わった事したいなーって思ったけど、考えてたら逃げられそうだし。しゃーない、いつもどーりやりますか」


 いつも通りと言われても、僕は何度も彼女に同行して来たわけではないのだが……。この前の男性のように、彼女から声を掛けるのだろうか。


「んっとね、ちょいケータイ貸して」

「……? いいけど……」


 見られて困るものもなし、僕は素直にスマートフォンを差し出した。彼女は慣れた手付きで地図のアプリを起動させ、周辺の見取り図を見せて来た。


「今いるのがここでしょー。だから君はー……そーだなー、この辺りで待機」


 とんとんと画面を指しながら指示を出して来る。さすがにこの辺りの事は熟知しているようだ。


「ちなみに、前回やったのがここね」

「……結構近いな。もう少し離れた方が良くない?」

「いーのいーの。だってあたしら、高校生じゃん。こんなフーゾク店ばっかのとこで起こった事件で、高校生が疑われると思う?」


 ……彼女らしくない、安直な考えだ。確かにその通りではあるが、現に僕たちは風俗街に向かおうとしている。ならば高校生が犯人である可能性もゼロではないと、警察も思うのではないのだろうか。


「あのねー、あたしを誰だと思ってんの? 100歩譲って高校生が疑われても、君とあたしが疑われる可能性が少しでもあると思う?」

「なるほど。納得した」

「よろしい。んじゃー行動開始。ほら、行った行った」


 彼女に押されるように、僕は指定された場所へ向かった。




「……………………」


 ……あの時は、彼女を追いかける事で頭がいっぱいだったから気が付かなかったが……。


「これ恥ずかしいよ!」


 思わず叫んでしまう。それでも直前に「目立たないように」と言われていた事を思い出し、出来る限り声を抑えられた事は褒めてほしい。

 そう、周囲は風俗店ばかりなのだ。見渡す限り、二重の意味でピンク色の看板ばかり。こんなところに1人きりにされるなんて、思春期の高校生には刺激が強すぎると言うものだ。

 しかも彼女は中々現れない。かれこれ20分ほどは待っただろうか。一体何をしていると言うのだ。

 ……物陰から僕の様子を窺って、嗤っているんじゃないだろうか。あり得る。本気でそう考えたが、うろうろ周囲を見渡す事など出来るわけもなく。僕はただ、彼女が来るのをひたすら待つだけだった。

 ……………………そして、ついに。


「…………!」


 スマートフォンが振動した。画面には、彼女からの着信が表示されている。


「……もしもし?」

「もしこー。今どこー?」


 震える指で操作したスマートフォンの向こうから、あっけらかんとした彼女の声が聞こえた。


「もう君に指定された場所にいるよ。……ずっと待ってた」

「あ、マジでー? ……もうヤってるって、超喘いでる」


 何の話だ、と思ったが、どうやら今のは僕ではなく近くにいる誰かに向けて行ったらしい。向こうから男の笑う声が聞こえた。……なんとなくの事情を察し、深くは考えない事にする。


「じゃー今から行くねー。うん。はーい。んじゃーねー」


 そのまま一方的に電話は切られた。……ついに、彼女が来るらしい。ターゲットとなる男を連れて。


「……………………」


 緊張して来た。

 心を落ち着けるため、ひたすら周囲の看板を眺める。こう言う店に来る人も、今の僕と似たような気持ちなのかなと思うと、なんだか笑えて来る。

 その瞬間をスマートフォンで動画に収めようかとも思ったが、それはやめておくことにした。些細な事で計画が失敗してしまうかもしれないと考えると、やはり僕は何もせず、すべて彼女に委ねるのが一番良いと思うのだ。

 何より、いくらそれが名作だからと言って、同じ小説を何度も読み返してしまうと飽きてしまう。一度しか読まないからこそ、それは「思い出」として深く心に刻まれ「名作」となるのだ。


「……だいじょーぶだって、この辺りよく来るんだから。早くしないとあっち終わってるかもしれないじゃん」


 突然、背後から聞きなれた声が聞こえて来た。

 彼女だ。まさか後ろから来るとは。慌てて、しかし静かに移動し、彼女らの死角になる位置に身を潜める。

 彼女の傍らには、へらへらと能天気に笑う男の姿があった。浅黒い肌に明るい色の髪、やたらと多いネックレスなどのアクセサリー。いかにも遊んでいる風な容貌だ。前回のスーツの男性とは印象が全く違う。

 しかし、遊んでいる風な容貌と言う点では、今の彼女もそう変わらない。むしろ2人で並んで歩いていると、ある意味ごく当然の風景の一部にしか……。


「!」


 それは、一瞬だった。

 突然彼女は男の背後から左手を伸ばして口を覆い、右手で……いや、右手に持ったナイフで喉をなぞった。その瞬間、男の首からシャワーのように液体が吹き出し、……彼女が手を放すと共に、その場に崩れた。

 どさり。強いて言えば、こんな感じの音。漫画では「ざしゅっ」とか「ぶしゅうっ」とか言った擬音がよく書かれるが、そんなものは一切ない。あまりにも静かに、男は死んだ。

 ずいぶんと、手際が良い。殺人と言うより、もはや暗殺と言うべきほどの速さだ。まるで忍者のようだと思った。ほっと胸を撫で下ろす。


「……………………」


 ……胸を撫で下ろす?


「……ん?」


 彼女は無言で手招きをしている。こっちへ来い、と言う事か。僕は暗がりで血痕を踏まぬよう気を付けて、彼女のもとへ近付いた。


「……何、してるの?」


 いつの間に着けたのか、彼女は手袋をして男の臀部を触っていた。


「ちょっ、何その目。違う違う、サイフ探してんの。……あ、あったあった」


 言いながら彼女は器用に男の上着の内ポケットから財布を抜き取り、中身の物色をし始めた。恐らく、金取りが目的の犯行と見せかけるためだろう。


「しけてんなぁ、これっぽっちかよー。……お、いいもんめっけ」


 そう言って彼女が財布から取り出したのは、紙幣でもカードでもなく、小さな写真シールだった。映っているのはこの男と、その恋人と思われる女性だ。笑顔で抱き合った2人の周りに、「大好き」だとか「ずっと一緒」だとか書かれている。


「これは使えるな……よし、こうしよう」


 彼女は写真シールを一度財布の中に仕舞い、死体を仰向けの状態にひっくり返した。そして……。


「えいっ」

「ッ!?」


 どす、と音を立て。ナイフを死体の腹部へ、深々と突き刺した。


「もういっちょ!」


 どす、どす、どす。抜いては刺し、抜いては刺し。滅多刺しだ。腹部、胸だけではなく、腕や脚にまで刺している。

 血が迸り、肉が飛び散り、骨が露わにされる。そんなおぞましい行為を、彼女は眉一つ動かさず平然とやってのけた。


「……ふう、こんなもんでいいか。んで、あとはこれを……っと」


 ひとしきり刺した後、彼女は写真シールを再び取り出し、血の付いたナイフで切り刻んでから死体の上に振りまいた。


「カノジョ放っといて遊び回ってるからこんな目にあうんですよーっと。……どう、痴情の縺れっぽいっしょ?」

「……よく、分かんないけど。こんな事で捜査のかく乱とかになるの?」

「ならないんじゃない? 調べりゃ喉の傷が致命傷って分かるだろーし。まあ一応ね、やらないよりかはマシかなって」

「お金は盗らないんだ」

「それやったら痴情の縺れ感なくなっちゃうじゃーん。しかもこんな金額のためにわざわざ殺すとか不自然っしょ?」

「……結構考えてるんだね」

「まーね。……で、気が済んだ? なんならもっとよく見てみる? ほれほれ」


 彼女は死体の髪の毛を掴んで頭を持ち上げ、その顔と喉の傷跡を僕に見せつけてきた。


「っ……や、やめてよ。別に僕は、死体が見たいわけじゃ……うっぷ!」

「うわっ、ちょっ、ここで吐いちゃダメだって! こらえてこらえて!」


 そんな事をしておいて無茶苦茶な事を言う。だがここで嘔吐しようものなら、その瞬間僕の人生は終わりだ。必死で堪えた。


「はあ、はあ…………勘弁してください」

「ごーめーんって。てっきり死体マニアの人かと思ってさー。ほら、男の子ってグロいの好きじゃん?」

「全然そんな事はない。ごく一部の人だけだよ、そんなの。それに、さっきも言ったけど僕は死体が見たいわけじゃないんだ」

「そーなん? じゃあ何が見たいのよ」

「決まってる、君が人を殺すところだ」


 死体は決して異常なモノではない。もちろん身近なものでもないが、「普通」に生活していても一度は目の当たりにするものだ。

 身内に不幸があった時や、目の前で交通事故が起こった時。自殺大国と言われる今の日本では、自殺体を見る事もあるかもしれない。そんな事が日常的にあり得るわけではないが、可能性はゼロではない。ならば死体そのものは頻繁に目にするものではないとは言え、しかし「普通」のものと言えるのだ。

 「異常」なのは、その死体を「意図的に作る」行為。すなわち、殺人だ。僕が見たいのは、その行為そのものなのだ。


「ほーんと良いシュミしてるよね。なら自分で殺せば良いのに。いつでも好きな時に好きな殺し方出来るよ?」

「そんな事出来るわけないだろ。君とは違う……『普通』の人間に、殺人なんて出来るわけがないんだ」


 「異常」な事件を起こすのは、「異常」な人間の役目だ。僕たち「普通」の人間は、それを観る事しか出来ない。だからせめて、間近で観たいと思うのだ。


「まあ良いけど。約束したしねー、観せたげるって。……でも、約束の内容忘れたわけじゃーないよね?」

「約束の内容? ……うわっ!?」


 彼女はナイフを仕舞うとにんまりと笑い、猫のようにぴょんと血溜まりを飛び越えて僕に抱き着いて来た。とっさの事で、思わずがっしりと受け止めてしまう。


「えへへー、恋人になる約束。ギブアンドテイクよ、ギブアンドテイク。あたしは君のお願い聞いてあげたんだから君はあたしのお願い聞くべきだよねー?」

「た、確かにそうだけど……く、くっつきすぎだ。ちょっと離れて……」

「だーめー。いつもガマンしてあげてたんだから。頑張った後くらい甘えさせろー!」

「せめて場所を弁えろよ……すぐそこに死体あるんだって」

「それもそうか。んじゃーテキトーにその辺入る? やだもー、ケ・ダ・モ・ノ!」

「君にだけは言われたくない」


 殺した相手の死体の前で頭の悪い会話をする彼女。なんと不謹慎、なんと悪趣味な事か。……だが、この感情はなんだろう。

 安堵、だろうか……そんな彼女を観ると、心が落ち着くように感じた。果たして、それは何故なのか。


 僕は彼女の狂気に惹かれたが、同時に恐怖もしていたはずだ。

 いや、恐怖もして”いる”。それが消えた事は、一度もない。

 ホラー映画のようなものだ。登場人物を次々と惨殺していく殺人鬼、ともすれば自分さえも殺されてしまうかもしれないと言う恐怖の魅力。そんなスリルを愛する人はいれど、スリルに安心する人などいるだろうか。

 先ほど彼女が男を殺した瞬間を観た時も、僕はほっと胸を撫で下ろした。男が死んだ事ではない、彼女が男を殺した事に安心したのだ。

 ……何故僕は今、安心しているんだ?


「……ねーってば。おい聞いてんのかー。ちゅーするぞコノヤロー」

「やめてください、死んでしまいます」

「どーゆー意味よ!」


 ……とにかく、こんなところに長居は無用だ。彼女の事だ、殺人現場にいる所を目撃されたとしてもその容疑をかけられるなんて事態は容易く避けられるのだろうが、それでも次の殺人がやりにくくはなるだろう。

 僕としても観たいものを観る事は出来た、これ以上この場に留まる理由もない。……僕たちはその場を後にした。

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