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 色々と説明不足ですので、補足してみます。


人物設定


有田金太

一応主人公、中級高校に通う高校二年生16歳。

成績は上の下で頭も悪くなく、回転も速いのだが自分の処理能力の限界を超えた事態には対処しきれず、完全に暴走してしまうという欠点がある。

序盤で色々と行動があれなのもそれが原因。

相手に合わせて敬語も使用するが、基本的にはどこか軽く、気が抜けた口調で話す。

背は意外と高く175センチ程あり、顔も地味だが悪くは無い。だが色々とずれている所が目立ち彼女がいた事は無い。だが女に興味は持っている。

作中での行動は完全に悪役だが、一様悪人ではなく人としての最低限必要なモラルは持っている。ただし中々に執念深いうえに自分の不幸を他人にぶつけたがる節があり、危険な一面も目立つ。

危機的な状態においては保身に走る事が多く、結果として身勝手で外道な行動をとってしまう。




そんな彼だがある日目が覚めたら化け物になってしまっていた。

美しい少女、南方紀美子に名づけられたコードネームはヤージュ。野獣をもじってヤージュである。個体名としてはクリーチャーパンドラを名付けられた。

化け物の姿の時は基本的に体長2メートル20センチ、体重200キロだが質量保存の法則を無視して自由自在に肉体組織を生成できるため、あまりあてにはならない。

見た目はグロテスクな醜いピンク色をした肉の塊で、半液体状であるため体のラインが安定していない。

額に付いた目を含めて三つの目を持っており、人間を遥かに凌ぐ視力を有している。平時は人間と同じ目をしているが、暴走した時には知性の光が消えて、完全な化け物の目と化す。

口は顎まで裂けており、未知の金属でできた鎧すら切り裂く牙がビッシリと生えている。

口はある意味最強の武器でもあり、質量保存の法則を無視して何から何まで全てを喰らいつくしてしまう。

顔の周りから鬣のように生えた触手は伸縮自在で、先端には本体の牙をそのまま小さくしたような牙を有する口が付いている。この触手は全身から大量に出現させることが可能で、太さも長さも自由自在なため基本的に死角がない。

加えて圧倒的な怪力と、体を自由自在に硬化させる能力、不死身に近い生命力と再生力を持っており基本的に接近戦で負ける事は無い。

自分よりも格上の相手でも、距離を取られないように気を付けて攻撃を続けていれば、いつかは勝てる。

また相手を捕食する事によって高い殺傷力も有している。

だが飛び道具が口と触手の先から吐き出す、溶解性の液体しかないためその液体も触手も届かぬ距離から攻撃を受ければ一方的にやられてしまう。圧倒的な再生力に物を言わせて強引に近づくしか対処法が無い。

何かを強く意識しすぎてしまうと、体が勝手に動く(暴走)してしまうため、敵からしても味方からしても危険極まりない存在である。


完全に化け物ですが一様主人公です。




南方紀美子


偶然訪れた銀行にて偶然現れた金太を拉致った美少女。18歳だが学校には通っていない。

テレビの中から出てきたのでは疑いたくなるほどの美少女である。

悪の組織パンドラのボスを名乗っており、部下たちにはそれぞれ別々の呼び方で呼ばせている。だが基本的に平日は適当に町を渡り歩いて遊んでおり、金が無くなったときにのみ働くという自堕落な生活を送っていた。

165センチの身長に、服の上からでも分かる巨乳を持つナイスバディの持ち主ではあるが、平素はあまり感情を表に出さず声も平坦である。だが感情が高ぶると一変して生き生きとした表情になり、声もとても妖艶になる。聞いていた金太が違う意味で暴走しそうになる程妖艶である。

感情は顔に出さないが言葉と行動で出す為、平時からなかなか我儘であり、特に食事においては妥協を絶対に許さない。そのためよく部下たちを振り回す。だが同時に優しさとカリスマ性も持っているため部下たちには慕われており、組織内の人間関係は良好である。

元々は田舎町の名家の令嬢であり、実家は地元周辺の町で様々な施設を経営していた。しかし高速道路の完成により町に訪れる人の数が激減、経営していた施設も次々と潰れていき住んでいた家も売り払うほどに没落してしまった。

彼女はその時に前後して怪人となり、実家を没落させた人間を怨んで悪の組織パンドラを作ったのである。

彼女にとって高速道路の話は地雷であり絶対にしてはいけない。色々とセンスが中二病的でネーミングセンスも酷いが絶対に口にしてはいけない。




ビーパンドラ、南方紀美子が変身するスズメバチ型の怪人でありコードネームのビークイーンは蜂と女王から来ている。

身長は180センチ、体重は未公開である。

完全な化け物である金太とは異なって、異形ではあるが鎧を纏っているようでもあり、バイザー状の目や人に近い形状の口も合わさって中々にかっこいい。女性怪人のためスタイルがもろに出ておりエロくもある。

両手を自由自在に脱着可能な針へと変化させる事が可能であり、針からは毒を生成可能である。それらの能力と背中の羽を用いた高速移動による一撃必殺の戦闘スタイルを基本としている。

針は砲弾のように射出可能であり、高い貫通力と破壊力を有している。ビークイーン自身はこの攻撃をショットニードルと名付けているが、奥の手のためにあまり使用しない。

最高飛行速度は時速500キロである。

毒は怪人すら動きを封じられるほど強力であり、人間ならば確実に死にいたる。

人間にしか効果がなく、怪人や化け物には通用しないが、撃ち込んだ相手の精神を犯せる毒も有している。

その毒は撃ち込まれた人間に違和感を与えず、精神の根本レベルから刷り込むように命令を送って操れる上に、完全に精神をジャックして人形のように操る事も可能である。

肉体は人間であるヒーローにも毒は有効である。

ビークイーン本体と同じ毒を持ったスズメバチを口から大量に吐き出す事が出来るため、人間からすれば金太以上に危険かもしれない。生み出したスズメバチたちは視覚を紀美子と共有できる。

体の一部のみを怪人に変えることも、人間には聞こえない声で話す事も出来、とことん暗殺向きの能力である。

本人は変身している間は常に興奮しており、妖艶な声で話している。

実は総合的な能力ではパンドラの怪人の中では最強である。


冷静に考えれば金太に負けず劣らずの怖さですが、一様ヒロインのつもりです。





南部恭介

パンドラの戦闘員Aポジションの男。男にしては線が細く顔もかなりのイケメン、180センチの高身長、その平均以上に長い手足とかなりのハイスペックを持っている23歳。

しかし口を開けば色々と軽くて抜けている三枚目であり、間抜けな一面が目立ってしまう。だが色々と気が効く所もあり、なんだかんだと頼りにはされているパンドラのムードメーカーである。

金太が入る以前はパンドラ内で一番立場が低く下っ端であった。故に新しく新参者の金太が入ってきた事を内心喜んでいる。さっそく金太からは舐められているとは言ってはいけない。

実は金太を含めたパンドラ内にて最も頭(学力)が悪く、それ故に間抜けなミスを犯すことが多い。そのたびに紀美子からお仕置きを受けている。

口調は軽いがパンドラの事は気に入っており、ボスである紀美子への忠誠心も高く、仲間思いである。

嘗て底辺高校を中退した後に、紀美子の実家が経営していた店で働いており、色々な意味で紀美子には頭が上がらず姉御と呼んでいる。

勤めていた先の店が高速道路の完成によって客が減り、潰れて路頭に迷っている中で怪人に目覚めた。

その時に錯乱している状態で、偶然通りかかった紀美子にパンドラへと勧誘される。

その事を恩に感じており、紀美子に高い忠誠心を持つきっかけとなっている。

パンドラへの加入は印辺に次いで二番目である。



カミキリパンドラ、カミキラー。カミキリ虫を模した能力を持つ怪人である。彼だけ名前が日本語由来なのはパンドラ内にてカミキリ虫の英訳を知る存在がいなかったからである。

身長2メートル10センチ、体重は160キロである。

ビークイーンと同じく虫を模した鎧とバイザー状の目を持っているが、モチーフがモチーフだけに口の部分に巨大な顎と、頭部に長い触角の様なパーツが付いている。それらとモチーフが合わさって、ビークイーンよりもグロテスクな見た目をしている。

長い肢体には短い刃の様な棘が付いており、それを武器にして戦う。だがはっきり言ってリーチは短く、扱いが難しい。最強の武器は口に付いた顎であり、金太程ではないがヒーローの鎧すら引き裂く事が可能である。

スピードもわずかではあるがビークイーンに勝っており、時速510キロで飛行可能である。

金太程ではないが生命力と再生力も高く、首を含めた肢体のパーツを切断された程度では死なず、つなぎ合わせれば自然と回復してしまうほどである。

高いスピードと長い肢体に付いた刃を用いたトリッキーな戦い方を得意としており、顎を使う事によって攻撃力も確保している。高い再生力を持っているため、傷つく事を恐れずに相手に肉薄して戦える訳である。

だが実のところ、総合的な能力においてはパンドラ内最弱であり、スピードとカミキリ虫特有の生命力しか優れている所が無い。

しかし彼もビークイーン同様虫を呼び出し視界を共有する事が可能であり、虫がカミキリ虫でコンクリートすら噛み砕ける分、ビークイーンのスズメバチ以上に危険かもしれない。

またビークイーンと同じく人間の精神を犯す毒を生成可能であり、カミキリ虫たちも同じ毒を有している。

毒は口から噛みついて撃ち込むので、ビークイーンよりも取り扱いが悪い。

ちなみに虫は口からではなく背中の羽の下から呼び出す。



総合的な力ではパンドラ内最弱の盗賊タイプですが、決して弱くはなく的にすると意外と厄介な奴です。




印辺南次郎

実質てきパンドラのナンバー2であり、何を考えているのか分からない寡黙な25歳。

190センチの巨体と服の上からでもわかる屈強な筋肉を持っており、人間としての見た目では一番強そうである。

実際の所心優しく、気も効かせられる善人である。が、やはり見た目が見た目だけに一番怖がられる事が多い存在でもある。

寡黙ではあるが、紀美子への忠誠心が圧倒的に高く最も信頼されている存在でもある。彼もまた紀美子の最高の理解者だと自負している。

南部からはその屈強な見た目から恐れられており、兄貴と呼ばれているが決して仲は悪くなく、むしろ良好である。金太の事も新しい弟分として捉えており、暖かく見守るつもりである。

基本的に話す事が少なく、行動で結果を出すタイプだが紀美子同様興奮すると一気に多弁になる。だがその頻度が紀美子よりも少なく、屈強な見た目も合わさって初見の人間からはかなり怖がられている。

ドライバーや料理人など様々な仕事を一人でこなしており、パンドラという組織を支える縁の下の力持ちである。

彼は嘗て紀美子の実家が経営するレストランでコックとして働いていた。それ故に紀美子の事をお嬢と呼んでおり、高い調理技術と料理へのこだわりを持っている。

怪人として目覚めたのは南部の数日前で、レストランが潰れて路頭に迷っている最中であった。

そしてその中で先に怪人となっていた紀美子に出会い、初めてパンドラに加入した怪人となった。故に忠誠心は揺るぎないものがある。

人間としての格闘技術は一番高い。




カブトパンドラ、ビートラー。カブトムシを模した怪人であり、名前は紀美子によって付けられた。語呂がいいという理由で英語と日本語が混じっている。

身長250センチ、体重300キロとパンドラにおいては最大の怪人である。

他の怪人と同様鎧とバイザー状の目をしているが、モチーフゆえにある意味最も正統派の怪人であり、他よりも一回り以上巨大な体と、頭に生えた強靭な角もあり一番カッコよく強そうな見た目をしている。

ほぼ金太に匹敵する圧倒的な怪を持っており、怪人の中では破格なスペックである。また防御力も怪人の中では最高クラスである。

反面パンドラ怪人の中で最も鈍足であり、時速260キロとビークイーン、カミキラーの半分程度の飛行速度しか有していない。

だがその弱みを力と強靭な装甲でカバーしており、角に全ての体重を込めて放たれる一撃の威力は、金太すら再現できないほどである。

障害を力でねじ伏せていくその姿は戦車そのものであり、パンドラにおける攻撃の要でもある。

最大の弱点としては、虫を生み出すと言った特殊能力を一切有しておらず、完全に力一辺倒であるという所である。

故に大抵の敵ならば力でねじ伏せて勝てるのだが、絡めてを用いてきたり、力が通じない敵に対しては打つ手が無くなってしまう。

飛び道具もないために金太同様、それを用いてくる相手にもめっぽう弱かったりする。

ある意味相手によって最も戦力に差が出る怪人かもしれない。


金太のせいで要らない子とは言わないでください。



ちなみに各の能力比較としては、


ヤージュ≧ビートラー>>ビークイーン>カミキラー


防御力

ヤージュ>ビートラー>ビークイーン>カミキラー


生命力

ヤージュ>>>>>カミキラー>>ビートラー≧ビークイーン


スピード

カミキラー>ビークイーン>>>ビートラー>>ヤージュ


能力

ヤージュ>>>>ビークイーン≧カミキラー>>ビートラー


といった感じです。


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