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異説鬼退治Ⅲ⑤

 地中からずぼりと顔を突き出したのは予想通りお爺さんでした。

「むう、ワシがおらぬ間に何やらにぎやかになっておるのう。ツンデレラでも帰ってきたかの?」

 とのたまいました。

「ツンデレラならもういないよ。教育上よろしくないからね」

「にゃにおう? この爺がブルマとスクール水着の着こなし方を手取り足取り尻取り教えてやろうとしておったものを! 桃太郎、お前にはロリのエロさが究極であるということが分かっておらぬようじゃな!」

 むちゃくちゃなことを言っていますが、毎度のことなので桃太郎は軽くスルーします。

「ところで」

 よっこらせと地面から這い出たお爺さんは自分のそっくりさんを見て

「そこなワシそっくりのジェントルマンは誰かの?」

 と桃太郎に尋ねます。

「コード再解析……地球外生命体ヲ改メ、変態……危険度SSト断定。種別……人間?」

「おにょれ! ワシが変態ならば、地球上の生物は皆変態じゃ!」

 どこから突っ込めばいいのでしょうか。自覚がないって怖いですね。

 ロボお爺さんはお爺さんの方を向きます。

「おりじなるハ変態。コレハ絶対不変ノ定理」

「ならば! 変態を極めてみようとは思わぬのか! 我が分身ならば極めて見せよ!」

「フン、コノ駄目おりじなるメ。貴様ハタダノろりこん二過ギヌ」

「この爺にエロ論で勝とうとは笑止千万! つるぺたこそが至高という絶対普遍の摂理に何故気付かぬ?」

「巨乳コソガ最高ダト何故分カラヌ、コノ駄目じなる」

「おにょれ! 省略すな!」

「巨乳美女以外ハドウデモイイ。アノ乳ノ揺レト柔ラカサ、大人ノ色気ハがきニハ出セン」

「貴様……古代ギリシャでつくられた『貧乳問答歌』を知っておるか?」

「当然ダ、一般常識ダ」

「ならば、一句読んで見せよう! まな板の 胸元見ゆる ツンデレの ロリを連れ込み 独房生活」

 ロボお爺さんは唸り始めました。

「ウヌウ……ヤルナ。我ガえろすぱわーヲ全開二セネバ勝テマイ」

「貴様も一句読んで見せるのじゃ」

「ヨカロウ。ろけっと二 ぶらじゃーノセテ 女子大生 黒すーつニハ 勝ルモノナシ」

「……絶妙じゃの。女子大生トハ、グッドチョイスじゃ」

「オオ、最高ノらいばるヨ!」

「うむ! 同志よ、セクハラの極みを共に求めようではないか!」

「サシアタッテばばあハイラン」

「同意ジャ! まずあのクソババア二頭を狩猟して老人ホーム送りにするのが先決じゃ!」

 というわけでエロジジイ二人はお婆さんたちに奇襲をかける決意を固めました。

こんばんは、jokerです。


復元したつもりなんですが……微妙にベクトルがずれてしまいました。まあいいか。


ではまた次回お会いできることを祈りつつ……

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