遊羅の国への扉
これは小説の前段階。
この世界についての説明です。
これを読んでから本編にいかれると想像しやすくなるとおもいます。
めんどくさいのならば飛ばしてかまいません。
遊羅。
ちまたでは浮き世話の絶えない遊びの君。
ここは遊羅の世界。
世界のルールはただ一つ。
堅物は出入り禁止。
つまり、何でもありである。
ここでは遊羅がルールで、遊羅は神。
だからこの世界では遊羅は遊羅様と呼ばれあがめられる。
今日も聞こえる、遊羅への尊敬の声。
遊羅様、遊羅様と・・・・。
なんじゃと一言答えたら、もう逃げられない。
取り巻きとはなんとうざったいものか・・・。
遊羅はここの神であり、カリスマである。
一、遊羅様とは 〜龍牙の記述〜
まずはじめに遊羅様は女性である。
この世の美の粋を集めに集めた絶世の美女である。
肌は白く、ほおが微かに桜色を帯びていて、目は大きく瞳は漆黒で澄んでおり、
眉は自然美といえるほど美しく整えられていて、唇は艶やかで、いつも笑顔を抱えていらっしゃる。
髪は漆黒で引き込まれるほどに深みを持っている。
そして、腰まで伸びているそれは緋色のヒモで高いところで結えていらっしゃる。
まとまりきれなかった髪が頬に辺り色っぽい。
普段、遊羅様は平安朝のころ使われていた服、単を着てすごしていらっしゃる。
もちろん、遊羅様の館も平安をメインにして作られている。
庭はとても広く、川もあり池もある。
よく遊羅様は軒先にでて頬杖をついて、庭を眺めていらっしゃる。
その妖艶さは言い表せないほどであり、その姿だけで女子ですら、遊羅様の虜になってしまう者も少なくない。
男ならその姿を一目見ただけで誰でも虜になってしまう。無論、私もその一人だ。
だが、遊羅様は来る者を愛してはくれない。
遊羅様はいつも無いものねだりでいらっしゃる。
遊羅様は人の心を悟るのに長けていらっしゃり、人の心をよくわかっていらっしゃる。
遊羅様はいつも恋をなさっている。
つまり、自分に振向かないものを振向かせようと必死でいらっしゃるのだ。
そんな遊羅様の恋愛遍歴はここで記述するのは控えておこう。
遊羅様はこの世界の頂点にたつお方であり、私達のあこがれである。
このお方はすべてなのである。
ニ、遊羅の国 〜国学者 十夜の記述〜
これを読んでいる方々はこの国は一体なんなのかという疑問を持っているに違いない。
それもそのはずだ、これははたから見ても小説に見えるわけが無い。
単純に言えばある国の説明書である。
では、説明してゆこう。この国の姿を。
このような国はいたるところにいくつも存在してる。
絶対的な神が一人いて、その回りに神を崇拝する者たちがいる。
国の様子は古代のような様子の国もあれば、未来的な様子の国もある、
要は神の好みなのだ。
この遊羅の国は平安をメインとして国の様子を成り立たせている。
政治形態も国によりまちまちだ、遊羅の国は遊羅は政治から離れている。
と、いうより遊羅は総覧者であり、神という立場から世界を眺めているだけである。
そして、人々の憧れの存在である。
ただ、軍事に関しては遊羅が全てを掌握している。
この国では軍は「神軍」と呼ばれ、悪政がしかれた場合には神軍が政府をつぶすことがある。
過去、この国では二回ほどこのような事態が起きた。
このときは直接遊羅が政治を行った。しかし、遊羅は自ら政を行うをとを嫌っていた。
そのため、政の礎を作るとすぐに元の総覧者に戻るのだ。
そして、また浮世に見を沈めるのだ。
つまり、この遊羅という神は生粋の色恋に生きる遊び人なのだ。
だから、神としてあるまじきことだと思う私は彼女のことを様を付けて呼ぶことはしない。
とにかくこの国は遊び人の神の国なのだ。だから私は彼女に疎んじられ、国を去った。
この国には私のようないわゆる「堅物」はいない。
それは神の決めた決まりが堅物は出入り禁止という唯一の決まりがあるからである。
そのためこの国のものは楽天的でいい加減だ。
気分次第で行動を決めている。
この国を統率するものはこの神 遊羅の魅力ただそれだけなのである。
その影響力の強さには私も目を疑う。
彼女のどこにそんな魅力があるのか私にはわからないが・・・・。
とにかく、この国は絶対的な遊び人の神の存在により保たれている。
三、遊羅の夫たち 〜雪御前の日記より〜
遊羅は私の親友である。
わたしと遊羅はよく二人で男について話をする。
彼女は恋愛に関してはこと留まることを知らない。ただただ貪欲である。
そんな彼女とその夫たちの話をしよう。
遊羅は私に夫と別れたと告げてきた。これで5人目だ。
これが永遠の恋だとか言いながら結局は自分から捨てたのだ。
まあ、一途という言葉が無い彼女には当然のことだろう。
しかし、次郎殿はとても不憫である。故郷を捨てて遊羅のためだけにきたというのにわずか半年で離婚されるとは・・・。
私は思い出す。彼が、彼女との関係にどれだけの犠牲を払ったか、どんなに心を砕いたか。
彼にとっては辛かっただろう、夫だというのに屋敷には彼女と仲良くする男達がうようよいる環境は・・・・・。
まあ、しかし、彼女はそれでも許されるのだ。
私だったら許されない。神とは驚異的なものだ。
うらやましいと言えばうらやましいが、私はため息をつくしかできない。
今日は遊羅が新しい夫を連れてきた。その人は彼女とはかなり年が離れている方で二人は父と娘のようだった。おそらく、前の夫が若すぎたせいだったからであろうか。・・・・中略・・・・とにかく、こんどこそ落着いてもらいたいものだ。
今日は私が夫と離婚した日だ。夫はすぐその足で遊羅の元へ行ってしまった。彼女は私の知らない間に夫を誘惑していたのだ。しかし、こんなことしょっちゅうのことだ。どうせ、しばらくすれば彼女からすてて、夫は戻ってくるだろうから。その時私がよりを戻すかは別だか・・・・。
今日、夫が戻ってきた。しかし、私は彼を家にいれずたたき出した。そして、私は新しい夫と生活を始めた。ところで遊羅はしばらく結婚なんてしないといっている。まあ、結婚しててもしてないと同じ状態だろうが。しかし、恋愛はしているようだ。今付き合っている方は妻子もちでいわゆる不倫らしい。彼女にはこういうのが割に合っているようだ。
今日彼女が結婚した。なんとも不思議な結婚である。ふつう、彼女は好かれることは嫌いだ。と、いうより自分を好きにならせることに無常の喜びをかんじているのだ。彼女の恋愛は常に追いかける恋愛なのだ。なのにだ、この結婚は追われる恋愛のはて結婚なのだ。私は思わず聞いてしまった。本当に彼を愛してるのか。すると彼女は「そんなわけないわ!」といって笑った。つまり、この夫となる男は以上とも言えるほどに彼女に付きまとってくるらしい。彼女は彼に嫌気をさしてもらうために結婚するのだという。もう、いったい結婚とはなんなのだろう。分からなくなってきた。
これはほんの一部である。
遊羅は他にも数え切れないほどの恋愛をして結婚をしている。
終、
どうもこんにちは☆
安倍椿です。
今回は恋愛ものに挑戦です。
「遊羅恋帳」いい作品に出来るよう頑張りたいとおもいます。
そこでなのですが、読者様のなかで自分の恋愛体験を教えてくださる方いらっしゃったらドンドンメールください。
作品作りの参考にしたいと考えています。(って、読者にそんなこというなよっ!!)
もし、気が向いたらこの力なしの幼いもの書きにメールください。
安倍椿でした。




