12 晴れ
「僕さぁ、歴史の中では『失踪した』ことになってるでしよ?違うんだよ」
環はパッといつもの飄々とした笑顔に戻ると、明るい口調で言い放った。
「僕は雛菊に殺されたんだ。短刀でザクーッと心臓を刺されてね、即死だったよ」
「……………!」
花蓮は衝撃のあまり言葉を失い、全身を硬直させる。そんな花蓮を見つめて、環は自嘲気味に笑う。
「お陰で前世の僕の両親は今で言う若年性アルツハイマーになったらしくてね。転生して今世も僕の両親になってくれたんだけど、前世の記憶は無いみたいなんだ。……まぁ、無い方が良いんだろうけど」
環は視線を落として手元の手帳を見つめる。
さらりと顳顬から落ちた濃紺の髪が、環の黄檗色の瞳を隠す。
「でもたまに、両親は夢遊病を発症するんだ。真夜中に大泣きして、前世の僕の名前を呼び続ける。きっと前世でもそうやって、ずっと僕を探し続けてくれてたんだろうね」
花蓮は胸が苦しくなって眉根を寄せた。環の両親の悲しみと、主君の妻が軍師を裏切っていたという困惑で呼吸が浅くなる。
「どうして………どうして、姫様が……アンタを……?」
花蓮の目には、雛菊姫は心の底から真澄を愛しているように見えていた。
名軍師である環を殺すことは、真澄を危険に晒すのと同じだ。どうして。意味がわからない。
「アンタまさかっ、姫様にも手を出して恨みを買っていたの?」
「まさか。主君の妻に手を出すなんて馬鹿な真似は、さすがの僕だって絶対にしないよ」
「だったらなんで!」
「僕にもわからないんだ。殺されるほど恨まれる心当たりなんて無い。彼女と仲が悪かった記憶も無いし、むしろ親しげに話し掛けてもらえてたんだけどね」
ふと、環が顔を上げる。
その顔は能面のような、
真っ白で、
のっぺりとした顔をしていて。
「まぁ僕のことはどうでもいいんだ」
でも、と環は単調に続ける。
「僕の両親を今も苦しめ続けているアイツが転生して、今ものうのうと生きているのが許せない。僕の生命も魂も全部、悪魔とか鬼に売り払ってでも、僕はアイツを絶対にぶっ殺す」
人間味を感じられない冷ややかな声で言い切った環は、突如としてパッといつもの飄々とした笑顔に戻ると花蓮の背後を指した。
「………まっ。そんな訳だから!僕は花蓮ちゃんのことを1ファンとして追い掛けてるだけだから安心して。さ、君の家に着いたよ」
花蓮は言われて初めて、送迎車が自分の邸宅の前で停車していたことに気付いた。
「じゃあ、また明日ね」
前田家の執事が後部座席の扉を開き、私の手を引いた。花蓮が車から降り、振り返った時には既に車の扉は閉まっていた。
「環…」
車の中から環がひらひらと手を振る。その顔は、いつもの軽薄な笑顔だったが。
「………。」
花蓮にはどうすることもできず、手を振り返すこともできず、通り過ぎていく送迎車をただ見つめることしかできなかった。
***
週明けの月曜日は快晴だった。
神楽の顔も晴れ晴れとしていた。
「おはよう、桐生」
私立聖蘭学園中等部3年B組の教室がざわめく。
なぜなら超絶美少年で有名な中等部1年A組の月宮 祷が、神楽と一緒に教室に入って来たからだ。
祷はいつも放課後に神楽を迎えに来るが、朝の時間に神楽と一緒に教室に来たことは1度も無い。
だから美少年の予想外の訪問に、教室内がざわめいた。
教室内の視線が祷に集中する中、たった1人、桐生だけは神楽を見つめる。
「おはよう、陽向。顔色が良くなったな。眠れるようになったのか?」
「ああ」
「それならよかった」
桐生が安堵の微笑みを浮かべる。
神楽はスマホのメッセージで、祷の夢遊病が治まったことを土曜日には桐生に伝えていたのだが。
やはり顔を見せるまで心配させていたようである。
神楽は頭を下げた。
「心配かけてすまなかった」
「それよりその腕の包帯はどうした?」
案の定、桐生に指摘されて神楽はギクリと身体を硬直させる。
その様子を後ろから見ていた祷が小さく溜息を吐いてから説明した。
「腹痛を紛らわせるために自分の手足を噛んでいたそうです」
「は?」
桐生が神楽に鋭い視線を向ける。
「何をしている。傷跡が残ったらどうする」
「む…、すまない……」
桐生に諌められ、神楽がしょんぼりと肩を落としていると教室の外から明るい声が聞こえてきた。
「おっはよ〜!神楽さ〜ん、義仁ぉ〜!……ってあれ祷くん!?」
教室に入って来た花蓮が大きな瞳をさらに大きく見開く。
「朝なのに珍しいね〜!どうしたの?」
「前田さんに、神楽へのお見舞いのお礼をお渡ししようと思いまして」
「えーっ!?気にしなくていいのに〜」
花蓮は「祷くんは神楽さんの夫かーい!」というツッコミを入れそうになりつつも祷から紙袋を受け取る。そして紙袋のロゴを確認して飛び上がった。
「わーっ!?これ予約半年待ちになってるカッサータの限定ケーキじゃん!?どこで手に入れたの〜!?」
「ツテがありまして。神楽から前田さんがこちらを食べたがっているというお話を聞いて仕入れました」
「祷くん最高すぎる…♡」
目にハートを浮かべながら紙袋を見つめる花蓮に、祷は小型電気保冷バッグを差し出す。
「こちらの充電式保冷バッグをお使いください。24時間冷凍保存が可能ですよ」
「は?スパダリじゃん……」
スパダリ?と神楽が首を傾げる隣で、祷は完璧な笑顔を見せながら胸に手を当てた。
「これからもどうぞ、神楽と仲良くしてくださいね」
声変わり前の透き通った爽やかな声が教室に響き、周囲の生徒たちがウットリと目を細める。
耳馴染みの良い、清らかさの中にどこか甘みのある優しい声だ。
目の前にいた花蓮は薔薇が咲くような祷の笑顔に心臓を撃ち抜かれてふらつく。
桐生も祷の美声に当てられ、目を見開いて硬直している。
しかし、やはり神楽だけは平静のまま首をさらに傾げた。
「どうした。急に改まって」
「貴方は知らなくていいです」
「何をだ」
神楽の問い掛けを無視して、祷はスタスタ教室の外へと向かう。
「では、また放課後に迎えに来ます」
振り返った祷が神楽に言った、その時だった。
「待て」
神楽が祷の腕を掴んだ。
そして引き寄せ、思い切り抱き締めた。
教室内に絶叫が響き渡る。
「…………は?」
神楽の腕の中で素っ頓狂な声を上げた祷が、暫しの沈黙の後に状況を理解して顔を真っ赤に染めた。
「ちょっ!?何してるんですかっ!?」
「すまない。お前が何処かに行くと思ったら、身体が勝手に動いた」
神楽は慌てて祷を解放する。
林檎のような頬になっていた祷は、咳払いをしてから慌てていつもの微笑みに戻る。
「随分と寂しがりになったみたいですね。心配せずとも、必ず俺が迎えに来ますから」
「む。待っている」
神楽がこくりと頷いたのを確認してから、祷は教室から出て行った。
祷が立ち去った後も、ずっと廊下を見つめ続ける神楽に誰も声を掛けることができなかった。
なぜなら。
美少女が情熱的に美少年を引き寄せて抱き締めるという、あまりにも眩くて美しい光景に、教室内の生徒たちが悶えて昇天してしまっていたからである。
***
そして放課後。
いつも通り祷が、中等部3年B組の教室まで神楽を迎えに来た。
「神楽、帰りますよ」
そしていつも通り、神楽は席から立ち上がって祷の後をついて行く筈だったのだが。
「ちょっ!?……はぁ!?」
いつも柔和な笑顔を浮かべて大人しくしている祷が、表情を崩して大声を上げた。
また神楽が祷を抱き寄せたのだ。
中等部3年B組に再び絶叫が響き渡る。
「どぉ〜しちゃったの神楽さぁ〜〜んッ!?」
いつも神楽が祷と一緒に帰って行くのを見送ってから部活へ向かう花蓮が、顔を赤らめて叫ぶ。
「ヒェ〜ッ!この場に義仁と忠がいなくてよかったーッ!!エッ、神楽さん?あの、本当にどうしちゃったの?」
叫んだ後になって、萌えよりも心配が勝ってきた花蓮が神楽の顔を覗き込む。
「む…、身体が勝手に動いた。私にもわからん」
神楽も照れや恥ではなく、困惑した表情をしていた。
「あの…、放していただけませんか?」
祷は死んだ魚のような目をしている。
何度も神楽に不意打ちで抱き締められたおかげで、祷は照れずに対応できるようになった。
他でもない神楽からのハグに耐性などつく筈もないので、頭の中で般若心経を唱えて悟りを開くことによって祷は神楽にハグされている認識を頭から追い出しているのである。それで死んだ魚の目をしている。
「む。すまない」
神楽は祷を放そうとした。
しかし。
「むむむ…?外れない」
どうしても腕が動かないのだ。
「えっ?どういうこと?」
首を傾げる花蓮に、神楽は至極真面目な顔で答える。
「腕が動かん。祷を放せない」
「いや熱烈ゥ〜〜〜!!」
花蓮が顔を真っ赤にして叫んでいると、廊下の方から軽薄な男の声が聞こえてきた。
「いやぁ随分と情熱的なハグだね〜、神楽くん」
困惑で目をグルグルと回しながら顔を真っ赤にさせていた花蓮が、瞬時に身構えて冷静な顔つきになる。
「何しに来たのよ環」
「そんなに警戒しないでよ。神楽くんのその腕、僕なら治し方を知ってるから教えに来ただけだよ」
祷を抱き締め続ける神楽に、環は飄々とした笑みを浮かべながら近付いた。そしてグルグルと2人の周囲を歩き回り、腕を組んで下から上まで舐めるように視線を移動させる。無駄な動きが多い。
完全に煽っている。
「ふ〜む、ふむふむ。神楽くんの力は強すぎて、僕たちの力では力づくで引き剥がすことはできないからねぇ」
「いいから早く教えなさい」
苛立ちのこもった祷の声に、環はニッコリと笑った。
そしてその笑顔のまま、ずいと祷に顔を近付けた。
「こういうのは、祷くんが神楽くんを抱き締め返せば治るんだよ」
「はい?」
祷が素っ頓狂な声を上げる。
「イキナリ何を言い出すの?ふざけてんの?」
花蓮は眦をつり上げて刺々しい口調で言った。
そんな花蓮に近づいた環は、彼女の耳元に口を寄せて囁いた。
「祷くんの夢遊病が治ったことで、鷹明様からのスキンシップが減って無意識の真澄様が寂しくなってるんだよ」
花蓮は思案した。
つまり。神楽の潜在意識にいる真澄は、祷に抱き締められなくなって寂しくなっている。
ということは、祷に抱き締められれば、潜在意識の真澄が満足して祷から手を放せるということだ。
「なるほどね!祷くん、神楽さんを抱き締めて!」
「はい!?」
急に意見を180度も変えた花蓮に祷が困惑する。
「いいからホラ、ぎゅーってしよ!ギューって!!」
「貴方まで何を言い出すんですかっ!?」
「だから解決策だって!ほらギューッだよギューッ!」
花蓮が手拍子を始めた。
「ハイッ、ギューッ!ギューッ!ギューッ!ほら皆も一緒にぃ!!」
花蓮が大声で教室内にいる生徒たちに呼び掛ける。
生徒たちは戸惑いながらも、花蓮に合わせて『ギューギューコール』を始めた。
「ギューッ!ギューッ!ギューッ!」
教室内にいる生徒全員に手を叩いて煽られて捲し立てられて、ついに祷の頭の何かがプッツン切れた。
「ええいっ!!分かりましたよ!!ギューッてすればいいんでしょう!?ギューッて!!!」
祷は覚悟を決めて、思いきり神楽を抱き締め返した。
途端、鼻腔に広がる神楽の匂いに祷の顔が真っ赤に染まる。こんな顔、絶対誰にも見られなくなかったのに。しかし祷は離さなかった。
否、離せなかった。
どうしてか、心の奥が疼いた。
懐かしいような感覚がしたからだ。
以前、美術室で神楽と抱き合ったことはあるが、その時の感覚とはまるで違う。あの時は辿々しく、拙く、そして苛立ち混じりの抱擁だった。
今のような抱擁を、自分は神楽と、こうして何度もしていたのではないか。そう、情熱的に。
おかしい。神楽との抱擁はたったの2度目だというのに。
「……祷。もういいぞ」
神楽に声を掛けられて初めて、祷は神楽の腕が自分の身体から離れていたことに気付いた。
祷は慌てて神楽から飛び退いた。
「ゴホン。それなら良かったです。ではさっさと帰りますよ」
祷と神楽の抱擁で教室内は未だに興奮冷めやらずに盛り上がり続けている。笑顔で口笛を吹く者や、涙を流して拍手を続ける者もいる。
そんな熱狂のど真ん中にいたというのに、神楽は淡々とスクールバッグを持って帰宅の準備をしている。
そんな神楽の様子に、環はやれやれと首を横に振って溜息を吐いた。
「祷くんは随分と捻くれたアイラブユーだけど、君は随分と愚直なアイラブユーだよね」
「む?何か言ったか?」
「別に。ただの独り言だよ」
「そうか」
神楽は環の独り言に特に興味を持つことも無く、無表情のまま軽く手を上げた。
「では、花蓮。環。また明日」
「バイバイ神楽さーんっ」
「うん、また明日」
2人の返事を聞いてから、神楽は祷を追い掛けて教室の外へと駆けて行った。
「………………。」
残された環が死んだ魚のような目をする。
「何よ」
「いや……神楽くんと祷くん、美男美女だから盛り上がってたけどさぁ。よくよく考えたらとんだ茶番だよね」
「それは言わないお約束っ!」
「ウオッ!!」
ドゴッと花蓮のチョップが腰に入り、環は膝を折って黙り込んだのだった。
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東京都内。
自然豊かな渓谷の近くに、先鋭的なデザインの建築物がある。
それはプラネタリウムのようなドーム型をしており、全面がガラス張りのように見えるが中を覗き見ることはできない。
そんな秘密のスノードームの中で、天使の如き美しい少年が数多の真っ白なキャンバスに埋もれて笑っていた。
「ねぇ、榊〜!」
少年が亜麻色の髪を揺らして振り向く。
少年に呼ばれ、キッチンから顔を出したのは黒いスーツを身に纏った白銀髪の青年だった。
「如何なされました?」
「お腹空いたぁ〜」
「申し訳ございません。もう少々お待ちください」
ふっと優しく細められた青年の蒼眼は、切れ長でミステリアスな雰囲気を醸し出している。
しかし少年のためにホットケーキを作っている彼の腰には、ピンクのエプロンが巻かれている。しかもそのど真ん中に、可愛らしいクマさんの大きなアップリケまで付いている。
「え〜僕もうお腹空いた!あと少しってどのくらい?」
「天窓のステンドグラスにいる、青い鳥を数えていたら出来上がりますよ」
榊に言われ、少年は天窓を見上げた。
そして感嘆の溜息を漏らす。
「太陽の光が差し込んでキレー!」
ステンドグラスで表現されているのは、真っ赤な太陽と、青空と、真っ白な雲と、宙色の鳥だ。
しかし単調なデザインではなく、まるでヨーロッパの大聖堂のような精巧かつ緻密な模様でアーティスティックに表現されている。
その細かなガラスの1枚1枚から降り注ぐ色鮮やかな七色の繊細な光が、ドームの中を幻想的に染めている。
「今日は久々の快晴だね。ここのところ、ずっと雨が続いていたから気分も晴れるよ」
「それは良かったです。さぁ、出来上がりましたよ」
少年が翡翠色の瞳を大きく見開き、そして満面の笑みを浮かべる。
「やったぁ!」
少年がぴょんっとキャンバスの山から飛び出た。ガラガラと崩れるキャンバスを一瞥することなく、まっしぐらに榊の元へ駆け寄る。
「おや。お召し物が絵の具まみれですね。お着替えをご用意しましょうか?」
そう言った榊の手から、少年は出来たてのホットケーキが載った皿を奪うと舌をべっと出した。
「今はホットケーキが最優先なの!」
「それはそれは、失礼致しました」
クスクスと笑う榊からぷいと顔を逸らして、少年はダイニングテーブルに皿を置いた。
「いっただきまーすっ!」
テーブルの上に置いてある蜂蜜のボトルを手にした少年が、ホットケーキの上にたっぷりと蜂蜜を落とす。
「僕、この色は大嫌いなんだけど…、蜂蜜の味は大好きだから困ってるんだよねぇ」
少年はそう言いながら、榊がダイニングテーブルに運んできたドリンクのホットミルクにも蜂蜜を掛ける。
「あ〜あ。白が蜂蜜色に染まっちゃった」
「白夜様」
榊に呼ばれ、少年がムッスリと不満げな顔をして振り向く。
「なに」
「オーナーよりお電話です」
「まぁ〜たぁ〜?今は食事中だから後にして」
「かしこまりました」
白夜はようやく蜂蜜のボトルから手を離し、ナイフとフォークを手に持った。そして美しい所作で小さく切り取ったホットケーキを口に運んでいく。
無言でパクパクと食べ進めていた白夜が、突然ピタリと手を止めた。
【Palette prominence。『真っ白なパレットのように何色にも染まらず、太陽の炎のように苛烈で大胆不敵な君』という意味が込められているそうです。】
天井近くにあるスピーカーから、絵画を紹介する音声が聞こえたからだ。
ダイニングテーブルの近くの真っ白な壁には、プロジェクターが設置されている。
今はネットニュースを放映しており、最近話題の中学生画家の最新作について紹介していた。
「あはっ!記者たちが血眼になって探してるみたいだねぇ」
白夜は天使のような顏で、悪魔的に笑いながら唇に付いた蜂蜜を舌で舐め取る。
「僕の、大嘘吐きの共犯者を」
プロジェクターが映し出した絵画には、髪も肌も服も真っ白なのに、大きな瞳だけが宙色に描かれた中性的な人物が描かれている。
「待っててね、ダーリン」
浴びるように蜂蜜を飲んだ白夜は、女性らしい嫋やかな微笑みを浮かべて囁いたのだった。
次回の更新はすみません、少し遅くて10月6日(月)です!!
その間、後書きの登場人物紹介とかをぼちぼち更新する予定なので、ちょいちょい見に来てくださると嬉しいです!
あの、私事ですが、こちらのPalette prominenceですがランキング入りしておりました!!
本当にありがとうございますーー!!
また引き続き、誤字脱字のご報告やアドバイス、
作品のご感想、
私への何か伝言というかメッセージがあればお伝えいただけますと幸いです。
それでは引き続きお楽しみいただけるよう、次話の作成も頑張ります!
どうぞよろしくお願いいたします。