なんちゃって神話学 ~日本創世編~
自由ヶ丘利人は私が知る限り世界で一番自己中心的な人間であるけれど、その頑なさはある意味で意志の強さの裏付けで合って、何物にも穢すことができない自己の象徴であると言えるだろう。
テレビでラーメンの特集をやっていてもラーメンを食べたくなることはないし、あらゆる宣伝を見ても聴いても自分が気に入っている商品を買い続けるし、どれだけ悲惨な惨状にも決して同情したりしない自分を持っている。
反面、私はめっちゃ流されやすい。
どれくらい流されやすいかと言うと、ゲーム原作のアニメを見ていたら、知らない内にその前作をネット通販で購入しているくらい流されやすい。ハードを持っていなかったからハードまで買ってしまうくらい単純だ。こんなハードがあったのか、と吃驚した。二〇〇〇円札もそうだけど、国とか有名大企業でも失敗すると思うと生きるのが楽になるね。
肝心のゲームの内容だけど、アニメでやっている作品とこの前作に直接的な関係はないみたいだった。けど、基本的な内容は一緒だ。人間の多面性を神話や伝説の神や妖怪として表現したスタンドみたいな物を使って、町に迫る化物と闘う超常能力バトル系ゲーム。
主人公はイザナギと言う日本神話の神様を操るのだけれども、既存の神話イメージに捕らわれないビジュアルは中々格好良い。なんて言うか、学ラン?
そんな話を利人にすると、「お前はイザナギがどんな神様か知ってんのかよ」とツッコミをもらってしまった。
無論、知らない。私のイザナギのイメージは完全にゲーム由来であり、この神様がどんな存在であるかは微塵も知らない。日本の神様なのに、名前からすら想像がつかない。どんな漢字を書くんだろうか?
「伊邪那岐。或いは伊弉諾尊と書く」
漢字を見ても意味がわからない日本語ってどんなだよ。
「諸説あるが、サンスクリット語が語源って説もあるから、漢字は当て字かも」
だったら殆どノーヒントじゃん。わかるわけがない。
「他の説だと、古語では『き』『ぎ』は男性を意味する言葉らしいな。『誘う』や『功』にくっついているから『誘う男』『偉大な男』って意味を持つと考えられている」
なるほど。まあ、名前がわかった所でやっぱり意味わからんけど。
「どんな神かと言われれば、イザナギは日本神話でも初期の登場人物『神世七代』の一柱。つまり古く由緒ある神であり、同時に最も古い夫婦神でもある」
夫婦。ってことは奥さんがいるわけだ。
「そう。神代七代の七代目はイザナギとイザナミ――伊邪那美――って言う女神だ。『ミ』が女性を意味する言葉らしいぞ。イザナギとイザナミ。名前からして如何にも夫婦って感じでキャラが立っていて素晴らしいな」
それはわかる。覚えやすくて何よりだ。
「最初の男女が最初の夫婦って言うのは神話の定番だな。有名所――旧約聖書もそうだろう? 最初の男である『アダム』の妻は最初の女『イヴ』だ」
あ。それは知ってる。
神聖四文字は、男の肉体から妻となるイブを創ったんだっけ?
アダムをどう創ったか知らないけど、どうしてわざわざアダムの肋骨を使ったんだろ?
「男性優位の現れなのかもな。大抵、男性の方が主権を持ってる。男が大抵は年上だ。ちなみにイザナミも妹だ。そこから見ても、男が家長であるって言う思想が根底に感じられないか? まあ女性優位の伝説も多々ある。アフリカのとある部族では一夫多妻だけど、伝説によれば女が神に男を創ってもらったらしい。だから、男は女に感謝をして大切に扶養するそうだ」
なるなる。
それで? このイザナギとイザナミは何をしたわけ?
「この二人はより古い神である『別天津神』達に『お前等さー、下界に降りて国作って来いよ』って命令されて国を創ることになる。創世神話って奴だ」
上位の神様なら、自分で国作ればいいじゃん。
って言うか、チャラいな、別天津神達。
「こいつらはさっきの『神代七代』よりも曖昧な概念的な神で、男女がなく一人で独立した神なんだ。だから国を創ることは出来ない」
何故? どうして独り身だと国が創れないの? 全然論理的に帰結してないんだけど?
「イザイザ夫婦は性交によって日本列島を産んだんだ」
は? 日本人未来に生きているなぁ。
「そうだな。この性交で世界創造するって言うのは割と珍しい世界創造だな。キリスト教って言うかユダヤ教の創世記じゃあ唯一神が単独で創っているし、北欧神話では原始の巨人の死体から世界を創っている。動物が水の底から救い上げて来た土くれを女神が大地にしたって言うのも多いな。って言うか、イザイザ達が地上に降りて来た時は海しかなかったから、その点はそういった神話に類似点が見られる。この国創りだけど、日本人は海を渡って日本列島に来たわけだから、その変のことが表現されているんだろう。神話には物語を創った民族の文化が現れていると考えてもいい」
性交で世界を創る民族の文化って一体。
「世界って言う巨大な存在を一種の生命と考えた場合、性交っていう考えは安直だがそれ故にわかりやすいと思わないか? 似たような神話では、卵から世界が孵るってのも世界中に存在しているぞ。あと、自分達が普通に行う営みを、世界の創造と重ね合わせているのも興味深い。世界と言うマクロと、日常生活と言うミクロを同一視しているわけだ。これはさっき言った北欧神話みたいな、古い神の死体で世界を創る話も一緒だ。世界が肉体から創られたってことは、人体はそれ自体が小さな世界であることを意味している。どちらの神話も、人間やその営みを世界の中心とした人間本位な点で共通している。似たような話だと、ある種の占星術では星座と人体を重ねることがあるらしい」
当然と言えば当然だけど、神話ってなんかオカルティックな思想があるんだね。
「更に言えば、イザナギは『余分な所』イザナミは『足りない所』をそれぞれ持っていて、それを重ねることで国を産んだ。男女はそれぞれ単独では不完全であり、雌雄が合わさる事で人は完全になれるってことを意味しているんじゃあないか?」
なるほど。
「ギリシャ神話だと、最初期の人間『アンドロギュノス』は頭と体が二つくっついていた。それは男同士、女同士、男女の三種類が存在していたんだが、『態度がむかつく』と言う理由でゼウスに二つに引き裂かれてしまった。そうして世の中に男と女が産まれたわけだな。だから男女は一つの形=完全な姿になろうと、互いに惹かれ合うわけだ。これも男と女は二人で一つが正しい形と言う意味の神話だろう。タロットの大アルカナ『世界』も雌雄同体の人間が描かれているが、あれも完全のメタファーだと言われている」
何気に、男同士、女同士の同性愛も自然なことだよって言っている。流石は古代ギリシャ人、未来に生きてんな。
「それで、イザイザ達は性交したわけだが、最初の一回目は失敗に終わる」
神様なのに失敗するんだ。
「神だって失敗する。その手のエピソードはどんな神話にもあるんじゃないか? で、今回の失敗の理由は『女から誘ったから』だそうだ。つまり、イザナギ側から誘ったわけだな」
何で女側から誘われると失敗になるんだろ? 差別? 人権意識が低いなぁ。
「世界的に見ても、失敗談って言うのは女性が関わることが多い気がするな。旧約聖書で蛇にそそのかされたイブのせいで楽園を追放されることになるし、ギリシャ神話では偉大なるプロメテウスの愚かな弟エピメテウスの妻パンドラはこの世界に災厄を放った」
何か理由があるのかな?
「色々考えられるだろうな。例えば、昔の男達も女性に振り回されていたとか。女性関係で手痛い失敗をしたから、その警告としての神話だ。後は、イザナミが国を産んだように、生命を産み出すのは女性の特権だ。そこから転じて、豊穣の女神って言うのは数が多い。大気都比売神って日本神話の神様が口や尻から食べ物を好きなだけ出せたって言うのは有名だな。スサノオにぶっ殺されるんだけど」
知らないよ。
「東南アジアにも似たような神話が沢山あって、彼女達は自分の死と引き換えに食物の種を人類に与えている。で、女性がトラブルを招くって神話に話を戻すと、古代の人間にとって最悪の一つが飢饉だ。特に畑に食物が実らないって言うのは絶望的だろ? そんな時、古代人は大地の女神に祈るわけだ。しかしその祈りも必ず通じるわけじゃあない」
なるほど。つまり、女性のトラブル描写は自然災害に対する比喩的な意味も持つと?
「そう。特に大地の実りは気紛れだろう? 与えたり与えなかったり、そう言う気紛れも女性の持ち物だ。実際、イザナミを農耕民族の象徴と考えている人もいるそうだ。豊穣と気まぐれ。善悪を超えた女性の気まぐれ。これほど恐ろしいものがあるだろうか――」
ふーん。
「――で、今度はイザナギから誘って国が産まれる、ちなみにどうでも良いけど、この二人は海鳥の性交を見て性交をしたから、背後位でセックスしてる」
本当に滅茶苦茶どうでも良い。
…………。
でも、昔から思ってただけど、大抵の動物ってオスが後ろからメスにのしかかる形だから、正常位って『正』って付くほどの正当性はないよね。イヌネコからしたら、背後位が正常位じゃんってのはずっと思ってた。
コレ、正常位って言い始めた奴が、その体位が好きだっただけだよね。
「春画とかを見るに、正常位が日本の文化に見られるようになったのは、西洋文化が入ってから。自分達のやり方こそが正しいって言うキリスト教の野郎達の偏見と傲慢さが垣間見えるな」
まったくだ。
それで日本を創ったイザナギとイザナミはどうなったの?
「次は神を産んだ。大地に芽吹く自然の神々だな。やっぱり、気まぐれな自然は女性から産まれるわけだ。が、このエピソードで最も重要なのは最後にイザナミが死ぬことだろう」
え? 死ぬの? 神なのに? ヒロインなのに?
「ああ。最後に火の神であるカグツチ――火之迦具土神を産んで性器が火傷。それが原因で死に至る。色々と語るべきことはあるんだが、まずは『火』に関して。様々な神話で『火』の登場って言うのは重要な出来事として語られている」
さっき出て来たプロメテウスは人間に火をくれた神様だったよね? でも、ゼウスにばれて、ヘラクレスに助けられるまで、磔にされて肝臓を食われ続けたんだっけ?
「その通り。それに代表されるように、大抵の神話で火は最初、人間よりも上位の存在のモノだ。面白い所だと、南米に残る伝承ではジャガーから人間は火を盗んだって言うのがあるが、これも捕食者としての肉食獣が神格化した物だな。あと、動物と言えば、動物に火を取って来て貰う話も多い。ロシアの神話だと、ツバメが火を盗んだってのがあって、その時神の弓矢で射られてしまったから、ツバメの尻尾は大きく二つに分かれているらしいぞ。翼を持った鳥が火を取りに行くパターンは多くて、そいつらの羽が黒かったり赤かったりするのは、その時に燃えたり火が移ったりしたかららしい」
へー。じゃあ、女の人が火を産むって言うのは日本特有?
「いや。アフリカ大陸でも女性が股から火を取り出す話が幾つかあるみたいだな。自身の身体の中で赤ん坊を育てる女性の中に、世界を見たんだろう。成長に欠かせない太陽を女性は腹の中に持っていて、だから胎内で子供を育てることができると考えていたんだと思う。後は、下世話な話だが、火を起す動作と、性交の動作が似ているって言うのもある。木の棒を擦るだろ?」
今日、下ネタ多くない?
「さて。性器を燃やされたイザナギは病になる。嘔吐し、失禁し、脱糞し、苦しんだ」
そんな事まで神話に残さなくて良いから! 末代までの恥だよ!
「その吐瀉物からは、金山彦神と金山毘売神の夫婦が、糞からは埴安彦神と埴安姫神の夫婦が、尿からは彌都波能売神と和久産巣日神が産まれている。ゲロは金属、クソは粘土、尿は水と植物の神様だ」
別にそんな物から産まれなくても……。
「いや。これにはちゃんと神話的な意味がある。カグツチ――火の登場によって、人類は金属と土器を手に入れることが出来たんだ。つまり、人類が火を手に入れて文化が産まれたと言うことを示唆していると考えて良いだろう。他の二人も似たようなもんだ。火に対する水の説明はいらんだろうし、焼畑農業は世界各地で古くから行われている。どちらも火と深いかかわりがある。火山や火災に苦しみ悩まされながらも、人類は文化を得たんだ。しかも、これは性交による誕生じゃあなくて、神が自分の身体から生み出しているだろ? 自然から人類は新たに創造する術を学んだんだことを示唆している」
なるほど。ただ単に女性の苦しむ姿に興奮する民族じゃなかったんだね。
しかし昔の人って、よく考えるよ。
何気ない表現も比喩だなんて。
「更に、イザナギは性交によって火の神を産んで死ぬことになるんだが、火或いは文明と死の関係も神話ではよく取り扱われる」
プロメテウスなんてまんまそれだよね。
「文明や快楽を得たが為に死の運命を受け入れることになってしまう、って話で有名なのだとメソポタミア神話のエルキドゥ。ギルガメッシュ王の親友となった彼は、元々森で暮らしていたが、女性との快楽を覚えギルガメシュと友情を結んだが故に、神に逆らうこととなって死の呪いを受けてしまう」
まーた女性が悪者になってる。
「で、イザイザに話を戻そう」
今更だけど、イザナギとイザナミをイザイザって言うの止めよ?
「イザナミは死に、イザナギは彼女を蘇らせようと、黄泉の国へと向かう」
神話って、黄泉の国に奥さんを取り戻しに行くの好きだよね。
死人は蘇らないって落ちで終わるんだけど、悲しいお話だし好きじゃあないなぁ。
「そうだな。ちなみに千恵の買ったゲームの更に前作の主人公が使う『オルフェウス』は正に奥さんの為に死の国へ向かった英雄だ。千恵の言うように、失敗するんだけどな。更にちなみに言うと、原始の地球に隕石がぶつかって月が産まれたって言う『ジャイアンチンパクト説』って言うのがあるんだが、その時の隕石を『オルフェウス』と呼ぶこともある。あのゲームは月が深い意味を持つ舞台装置として出て来るから、主人公に『オルフェウス』が当てられた理由の一つだろうな」
え? なんか普通にネタバレ? みたいなの喰らったんだけど?
「で、イザナギだ。イザナギは黄泉の国でイザナミに会うんだが、腐り果てた彼女を見て逃げ出してしまう」
最低だな。
怪物になったヒロイン、それを抱きしめる主人公。
そう言うのが私は欲しいの。
私が怪物になった時はよろしくね?
「俺はヒロインが『私が私である内に殺して』とか涙ながらに言う方が好き。主人公は殺すんだけど、その後のやるせない気持ちを表現する為に絶叫するんだよ」
趣味悪! ってか、私死んでじゃん!? ハッピーエンド! ハッピーエンドを所望する!
「さて。逃げ出したイザナギを見て、イザナミはぶちぎれて彼を殺そうと追いかける。部下も仕向けて超本気だ」
それはそれでなんで!?
「なんとか逃げ切ったイザナギは、黄泉の国の入り口に、一〇〇〇人の力がないと動かせない大岩を置いて道を封じる。この時、イザナミは『お前の国の人間を毎日一〇〇〇人殺す!』とヒスった」
もはや、女性らしい生命の象徴の影も形もないんだけど!?
「で、イザナギは『だったら俺は産屋を建てて一五〇〇人を産ませよう』と返した」
でもそれって根本的な解決じゃあないですよね!?
「これが、死の起源とされる。人間がどうして死ぬのか? 永遠の疑問に対する日本神話の答えがコレなわけだ。大体の神話で、死はこうやって上位存在から与えられるモノが多い。東南アジアに多いのは、岩ではなくバナナを食べるようになったから、人は死ぬことになったって言う話だ。簡単に食べられるバナナを選んだが故に、人の命は岩と違って脆く腐り易いものになってしまったんだとさ。後は、腐った木の問いに応えてしまったから――なんてパターンもあるけど、これは死の起源が『上位者との約束を守らなかったから』って言うパターンだな」
人間の最大の恐怖の一つだしね、死って。
その答えを神話にして精神の安定を図ったのかな?
って言うか、日本神話の場合、人間は何も悪くなくない? 八つ当たりだよね? 酷くない?
「さて。イザナギの説明をしていたつもりだが、こう語ってみるとイザナミの方が色々やってるな」
確かに。
世界創造を行った創造神。
生命を産んだ母神。
火を起して文明を産んだ文化の起源。
同時に世界で最初に死んだ死の起源。
人々の命を奪う死神。
かなりの役割を一人でこなしている。
いや。イザナギもこれからきっと凄いことをするに違いない。
だって、世界で最初の神が一人になっちゃったわけだからね? 頼れるイザナミがいない以上、イザナギが頑張るしかない。
「イザナギはこの後、服を脱いで神を産んで、河の中に入って神を産んで、最後に顔を洗って神を産んで、後は隠居に入る」
おい!
嫁さん死んだら直ぐ子供つくって、自分は隠居とか自由過ぎるだろ!
せめて産屋建てろ!
「まあ、イザナミ一人では国も神も産めなかったわけだから、夫婦の功績ってことで。それに、イザナギは神話英雄の鉄板である『神殺し』の一面を持つ」
神産んだり殺したり、大変だなぁ、イザナギも。
「世界で最初に殺されたのは、カグツチ。嫁を傷つけた者を許さないって言う父としての側面だな。息子を殺すって意味では、絶対的な父の威厳を表しているのかもしれない。イザナギは十束剣(拳を十個束ねた長さの剣の意)『天之尾羽張神』で切り殺し、その血から無数の神を産んだ。その神達は鉄器や農業の神だってことを考えると、鍛冶と焼き畑による繁栄だとか、火山活動による被害とその後の繁栄を象徴しているんだろうな」
ん? 血から神様が産まれるの? じゃあ、イザナミいらんやん。
「黄泉帰りしたイザナギは服を脱いだだけで神を産むからな」
もう設定が滅茶苦茶じゃん! どう言うことなの?
「うーん。男性神であることを考えると、カグツチを倒し、黄泉という危険地帯に向かったことを考えると、狩猟によって報酬を得たってことなんだろう。イザナミが農耕を象徴するように、イザナギは狩猟を象徴しているんじゃあないか」
産むって言うか、得たって感じか。
って言うかよくよく考えればイザナミも汚物から産んでるっけ。
神様っていうか化身的な物と考えれば良いのかな?
「ま、そんなわけで、大量の神を産んで――つまり沢山の報酬を受け取り、イザナギの物語は終了する。物語は最後に産み落とされた天照大神、月読命、須佐之男命へと引き継がれる」
続きはどうなるわけ?
「世界の創造は終わり、これからは国を興す神話になる。まだまだ神の時代は続くけど、イザナギはほぼ出番はない。これも神話では珍しくないことで、神の存在は徐々に世界かフェードアウトしていくもんだ」
まあ、現実に神様はいないしね。
でも、イザナギがどんな神様かはだいたいわかった。
こうやって背景のストーリーを理解すると一層楽しめるよね。
「まあ、イザナギは弱いからすぐに合体させちゃうんだけどな。最終的にアリス、だいそうじょう、ヨシツネ辺りの方が一〇〇倍強いし。チャージして八艘跳びしてりゃ良いんだよ」
おい!




