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第47話 干渉

無能

文化祭まであと5日。

私たちは今日も情報を集めていた。

私たちはこの日までにある程度の情報を集めた。

その情報を、私と優一君と英智君はまとめることにした。

まず、東山みかりは知っての通り超がつくほどの男嫌いということ。

そしてこれに関してはついさっきたかし君から聞いたことだが、東山みかりは女子と恋愛したいどころか、結婚したいと思っているらしい。

でもこの学園の女子って誰かしらに恋している人が多いし…でもいない人もいるか。

そして優一君が手に入れた情報が、過去にも今回の伊澄君のような事があったらしい。

そして英智君が掴んだ情報。

それは、彼女は施設育ちらしい。

「これじゃまだ証拠が…」

優一君はバツの悪そうな顔でそう言った。

「そりゃ仕方ないだろ。集めるまで集めるしかないだろ。」

英智君はそう言った。

「そうね。もっと情報を集めないとね。」

そう私は言った。






あの後も私は東山みかりについて調べた。

優一君と英智君は用事があるようで、先に帰った。

ある程度調べた後、私も帰ることにした。

外は雨が降っている。

部室に置いてある傘を差し、学園を出て行った。

雨で土砂降りの道を歩いていた。

前から人が来ていることに私は気づいた。

その人は、女の子っぽく青みがかった髪色で、スーツを着ていた。

私は通り過ぎようとした。

すれ違った直後…

「優柔不断。」

その人にそう言われた。

「なんですか?」

私はそう尋ねた。

「友達も救えないなんてな。」

その人はそう言った。

その人の声は、女の子みたいに高く、何もかも見透かしているような感じだった。

「友達も救えない?」

「そりゃ証拠も集められないなら救えないのも自然だよな。」

「…なんであなたがそのことを…」

私はわからなかった。

なぜ知らない人が伊澄君のことを知っているのか。

「何にもできない軟弱者。」

「ちょっと待ってください!あなた初対面でしょう⁉︎なんんでそんなに…」

するとその人は私の耳元で囁いた。

「お前はそれでいいのか?」

そう言って少し離れ…

「大丈夫、君ならやれる。僕も応援する。」

そうその人は言い、私の元から去っていった。

あの人…私を応援する?

一瞬だったけど、ニコッとしていたような…

…そうね。

絶対に解決しないと!

そう思いながら、私は雨の中を走って行った。






僕はコンビニで雨宿りしていた。

そこで電話をしていた、

「これでよかったのか赫音?」

『うんうん!それでよし!』

「言っておくが僕はあまり存在を外部に知られたくないんだ。僕の立場をお前はわかってるだろう?」

『わかった上でだよ!君が私の友人だったおかげでその部活の内容を知ることができたんだから!』

「そうかそうか。もうすぐ仕事だ、切る。」

そう僕は言い、電話を切った。

「瀬戸玲奈…か。」

僕は雨が降っている都会景色の中でそう呟いた。

その声はすぐ雨の音でかき消された。

俺の出番あんまないっすよね⁉︎



by 金生

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