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第4話 一国の王女

王女?様登場!

私と優一君は今、一国の王女と話している。

どうしてこうなったのか…


それは一時間前のこと…

「レイナさん大変です!」

突然アリナがアポ無し突入して来た。

「なんだアリナ?」

「あなたたち3人ダラダラしすぎですよ!寝っ転がりながら本読んでいたり、(よだれ)垂らしながら寝ていたり、お菓子を朝から食べていたりだらしないですよ!」

「そんなことより要件は?言ったら早く帰ってくれるか?」

「くっ…まぁいいです。要件は…」


それは1時間前のこt…

ちょっと待って。

今回想中よね…なんでまた回想入ろうとしているのよ。

(どっちでもいいじゃないですか。)

なんで回想中に回想入ろうとしているのよ!

(あれは1時間前のこと…)

あ、聞いてないな…

(あれは私が朝食を済ませた後でした…)


2時間前の回想

「おい!王女様がこの街に来るんだってよ!」

アリナ、つまり私がその情報を聞きました。


1時間前の回想

「この国の王女、レミリス・ソード・ドイル…」

私はそう呟いた。

視点はちなみに私、玲奈よ。

「レミリス様が来るんですか⁉︎」

「そのようですわ。」

「ん〜…」

優一君が何か考え込んでいた。

「どうしたの優一?」

「いや?ちょっとな…」


2時間前の回想

「王女様の目的はアレらしいぞ!」

「おぉ!アレか!」

「アレなんだな!気合い入れて作ろう!」

(アレ?)


一時間前の回想

「そのアレって何だ?」

「さぁ、私にはわかりません…」

「そうか…」

アレとは一体…

「というか行きますよ!王女様をこの目で見ましょう!」

「「「はいはいわかりましたー」」」

「棒読みしないでください!」


30分前の回想

「あぉ!アレは王女様か!」

「すごく美人ね。」

相変わらずの展開の早さに驚きながら私はその姿に驚いていた。

金髪のツインテールロングで高身長に…しかもまた胸でかキャラじゃない!

私はちょっとした悔しさを隠しながら、王女様を見た。

「誰か粗相をしないか心配ですね…まぁ、大丈夫ですか。」

おいアリナ、今フラグ立てたわよね…

そういうフラグっぽいの立てると…

バシャャァ

「「「あ…」」」

「も、申し訳ございませぇん!」

ミーシャ…MAJIDESUKA…

「レミリス様!大丈夫ですか…」

「死亡フラグというのはどこまでいっても厄介なものだな…」

王女、レミリスはそう言った。

「あ、俺がこいつのリーダーです…」

優一君が名乗り出た。

「名は?」

「河上優一です。」

「瀬戸玲奈です。」

「アリナです。」

「ミーシャですぅ…」

私は優一君に続けて挨拶した。

その後、アリナとミーシャも続けて挨拶をした。

「河上…瀬戸…まさか…」

ん?

何か様子がおかしい…

私がそう思った時…

「連行しろ。」

え?

今なんて…

「「「「いぃいいいいいやぁあああああ!」」」」

なんとなんと、私たちは王女様に連行されてしまったのだ。

急展開すぎるわよ!


そして現在

私たちは高級宿の一室で王女様と向かい合っている。

「それで、どう言ったご用件でしょうか…?」

優一君がオドオドしながら尋ねた。

「敬語なんてなくていいさ。呼び捨てでもいいし。」

何で⁉︎

「僕、堅苦しいの苦手なんだよねぇ…」

「そうですか…それでは、お言葉に甘えて…レミリス…俺たちをここに連行した理由は何だ?」

優一君は改めてそう尋ねた。

「そうだな、あれは17年前ぐらいだったかな…」

「ちょっと待て。」

私はレミリスを呼び止めた。

「何だ?」

「今回あれだけ回想だらけだったのに、また回想入ろうとしてるわよね!?」

「文句あるなら作者に言え。」

レミリスにそう突き放された。

それ以上言われるともう何も言えない。

「それじゃ、改めて…あれは17年前のこと…


to be continued

何だこの王女?まるで男みたいな…



by 優一

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