第37話 催眠術ってできるんっすか?
いかがわしい手前だな!
私は異世界で、排施君の家に集まっていた。
そして金生と英智君が5円玉を糸で結んだものを持ってきた。
「それはなんなんだ?」
安沢はそう言った。
「ズバリ、催眠の道具っす!」
だと思ったわよ。
てか5円玉式催眠術って古いわよ…
「じゃあミーシャで試してみれば?」
私はそう言った。
「早速試すっす!」
金生はそう言い、ミーシャの前に座った。
「ミーシャちゃん!この5円玉を見るっす!」
「5円玉がどうしたんですかぁ?」
「この5円玉を見ると…だんだんねむくなるっすよ〜」
…なんか展開が見えた。
私はミーシャの方を見た。
ミーシャはなんだかウトウトしていた。
やっぱりか。
「あれ?もしや本当にできたんすか⁉︎」
何で催眠術をかけた奴が一番驚いてるのよ。
「さて、何を命令するっすかね♪」
催眠術の定番ね。
「パンツ出せとか?」
変態ね英智君。
「全裸になれとかどうすか⁉︎」
死ね。
あとミーシャも。(←何故?)
「『ここは無難に胸揉ませろとかでいいだろ。』」
安沢⁉︎
バカが何故このセリフを⁉︎
「て愛莉が言ってたぜ。」
岸さんのセリフかよ。
「それにするっす!」
普通にセクハラよ。
「…セクハラされろ、そして死ね。」
私は誰にも聞こえない声でそう呟いた。
みなさんお気づきかもしれないが、私の胸はまな板…つまりAカップ…対するミーシャHカップ…!
作中一番でかい女よ。
悔しいけど私は一番小さい。
さぁ、今回ばかりはやるのよ、金生!英智君!
「胸揉ませてくださいっす!」
そう金生が言った瞬間…
バゴォ
その効果音とともに、金生はミーシャに殴られた。
「何でこうなるんすか⁉︎」
「ちょっとミーシャちゃん、胸揉ませてくれないか?一回でいいから!」
英智君がそう言うと、ミーシャは英智君の前に胸を出した。
英智君は顔を赤くしながら柔らかい果実を揉んだ。
「…排施君や天宮さんも揉んだら?」
私はそう言った。
2人は顔を赤くしながらも(うち1名は良からぬ妄想をしながらかも)、2人は英智君と同じように命令し、ミーシャは命令通りに胸を2人に揉ませた。
「なるほどな。」
神田君はそう分析したようにそう言った。
「どう言うことっすか⁉︎」
「ま、要するにオーラルドは金生だけ拒絶反応を起こしているんだ。」
「「「それなら納得。」」」
みんなそう言った。
金生は完全に失神してしまった。
「そのうち生き返るだろ。それよりどうするんだ?」
そうね…催眠術を解く方法は…
「こん中で一番好感度が高い相手に積極的になってみろ!」
英智君がそう言った。
ちょっと待って!
ミーシャがこの中で一番好感度が高い人って…
ミーシャはすぐに…
「うわぁあ!ミーシャ⁉︎どうしたんだよ⁉︎」
優一君!
ミーシャは服のボタンを外し、ブラが丸出しになった。
「誰か!助けてくれっ!」
優一君はミーシャに服を剥がされている。
私はすぐにミーシャを引き剥がした。
が、ミーシャは人とは思えない速度で優一君に馬乗りになった。
「英智君!催眠術を解除する方法は⁉︎」
私はそう訪ねた。
「えっと…あるキワードを言うと解除される…」
英智君は催眠術習得本と言うのを開きながらそう言った。
「なんなのよそのキーワードは⁉︎」
「えっと…ジャ◯アンのっバーカ!」
骨川のセリフじゃないか⁉︎
「ジャ◯アンっのバーカ!」
私はそう言った。
すると…
「…ん?あれぇ?私は何を…」
よかった!
正気に戻ったみたい…
ん?
ミーシャは顔中が真っ赤になっている。
「なななななななななななんで私は優一さんに馬乗りにぃ⁉︎」
ミーシャ…恥ずかしそうね…
「ミーシャ…もうそろそろどいてくれるか…?」
「嫌ですぅ!」
まさかの即順応⁉︎
「優一さん!私とやっちゃいましょぉ!」
「やめろぉ!」
流石に私やみんなもミーシャを止めた。
その日は乱闘になっていた。
その乱闘で金生が下敷きなっていたことは後日明らかになっていた。
そして金生と英智君の持っていた催眠術習得本が無くなっていたと言うのはまた別の話。
言い忘れていたけど、私は主人公兼ヒロインよ。
by 瀬戸




