第3話 結成
回想後編です
「パーティメンバーを募集しよう。」
優一君の口からそう提案された。
「えっと…それは具体的にどういう…」
私は彼に尋ねた。
「毎回毎回俺らミミズやカエルに呑まれまくっているだろ!」
彼は大声でそう言った。
私はびっくりしてしまった。
「しかもこのパーティ二人だけだろ!明らかに人数不足だ!このままじゃ体が持たねぇだろ!」
優一君は立て続けにそう言った。
彼の意見はごもっともだ。
普通、クエストは4人から8人でやるらしい。
私たち二人だけでは非効率だ。
パーティメンバーを募集するのが合理的だろう。
だが、募集できたメンバーの中に女もいるかもしれない。
私は複雑な心境で承諾した。
パーティメンバー募集の張り紙を貼ってから1週間後。
メンバー募集できた人はたくさん…
「来なかった!」
優一君はそう言った。
1週間経っても全然来なかった。
「もうすぐ昼だな…なんか食べるか。」
「そうね。」
私がそう返答した時…
「あ、あの、募集の張り紙を見てきたんですけど…」
声をかけられた。
私と優一君は声の主を見た。
そいつは、ピンク色のロングの髪に小柄な体系の女の子だった。
しかも、私より胸が大きい…
「ミーシャといいます…おっちょこちょいですが、何かお役に立てればと…」
彼女、ミーシャは緊張しながらそう言った。
「魔法属性は?」
と、私はそう尋ねた。
「水に光、闇の三つです。」
「なるほど…」
バタン
「「え…」」
急にミーシャが倒れた。
「大丈夫か?」
「三日前から何も食べてないんです…」
昼食前だったのもあり、私たちは急いで食事を用意した。
「うぅ、ありがとうございますぅ…」
彼女はたくさんの料理を口に頬張りながら言った。
「たくさん食べるんだね…」
「そんなことないですよぉ、1日七食なだけですから。」
「めちゃくちゃ食べるな⁉︎」
優一君がツッコンだ。
私も驚いてしまった。
ミーシャの腹のスペックはどうなっているのか…
「まぁ、これでクエストに行こう!」
私はそう言った…が…
「だが、もう一人欲しいな…」
優一君がそう呟いた時…
「募集のパーティメンバーはここでしょうか?」
また声をかけられた。
ちょっと展開早くない⁉︎と思いながら、私たちは話を聞くことにした。
「募集を見て来ました、アリナと申します。」
彼女…アリナは丁寧に挨拶した。
「こんちは…河上優一っす。」
「瀬戸玲奈です。」
「ミーシャですぅ。」モグモグ
私たちは挨拶した。
「よろしくお願いします。」
アリナはそう言った。
「それじゃ…クエスト行くか…」
ドゴォオ
「ファイヤー!」
「ポンプ!」
「サンダー!」
「アハハハハ!」
私たちはモンスターの群れに対して魔法を撃った。
モンスターはミルミル蒸発していく。
私たちは魔法でモンスターを倒していく。
一人狂気な人もいる気がするが、気のせいだと思いつつモンスターを倒していった。
ん?
1話を忘れた?
読者こそ忘れたの?
これ回想よ。
「そんなこともあったな〜」
「そういえばそうでしたね。」
私たちは宿で話していた。
「そういえばミーシャはどうしたんですか?昨晩レイナさんに吹き飛ばされたんですよね…」
「あぁ、帰って来たぞ…全身血まみれでな。」
「大惨事じゃないですか⁉︎大丈夫なんですかミーシャさん⁉︎」
「いやぁ、吹き飛ばされた先で血熊に襲われてしまって…」
それでよく生き残ったわね…
「でもまぁ、これも日常だな。」
そうね。
災難に遭う予感がする…
血熊に襲われてさらに死にかけた。
by ミーシャ