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第25話 異世界部旅行⑥ -水の都・昼観光編-

「尺短めっす!」

「高リアクションで言うな。」



by 金生、神田


『水の食事場』

そう看板に書いてあった。






『メニュー』

水 100フォード

パスタ 230フォード

サラダ 150フォード

カレー 200フォード

温泉水 50フォード






そうメニューに書いてあった。

『フォード』という単位は、例えば1フォードは日本円で1円換算らしい。

ていうか温泉水が水より安いって…

まぁここは温泉が多いから…か。

「私はパスタで。」

「俺はカレー!」

「俺はサラダで頼む。」

私、安沢、神田君はそう言った。





日本円で1円なのか。

いや、それよりもサラダだ。

俺は神田だ。

一人称で気づいてもらえると助かる。

さて、注文が来る前にみんなの様子を見るか。






河上、オーラルド、相澤。

「この滝、近くで見ると迫力満点だな!」

「すごいですねぇ〜」

「ナイアガラの滝みたいだな!」

「ないあがら?」

「悪い悪い!こっちの話だ!」

「それよりもこの滝のどこかに遺跡があるみたいですよぉ。」

「遺跡か!面白そうだな!探すか!」

「いやいや、見つけられないだろ!」

「遺跡があると言われた本が発見されてから1000年経った今でも見つけられてないんですよぉ。」

「1000年⁉︎」

「こりゃダメだな。」






本当にそうだな。

見つけるのは現実的じゃないな。

ん?

俺の『エスパー』の能力で遺跡の場所がわからないかか?

無茶言うな。

俺の『エスパー』はそんなに万能ではない。

見つけるにしても重い『代償』が必要になる。

まぁ、この話は置いておいて、次はフレイス、金生、天宮の三人だな。






「うわ!すごい渓谷!」

「先が暗闇…怖いです…」

「ここに堕ちれば闇の中へ…ふふはは…」

「それは洒落にならないっすよ!Mもほどほどにしてくださいっす!」

「…はは/////」

「て!落ちようとしないでくださいっす!」

「やめてください!洒落になりませんよ!」

「止めるっすアリナちゃん!このM女を止めるっす!」

「ちゃん付けやめてください!」

バゴォ

「理不尽!」






そっちでは修羅場になってるな。

フレイスにも同意だが、その状況で殴るのは違う気がするな。

「パスタとカレーとサラダに温泉水が三つでーす。」

お、来たようだな。

俺はフォークを手に取り、キャベツらしきものを手に取った。

その野菜はみずみずしく、太陽の光で輝いていた。

俺はそれを口に運んだ。

次回、水の都編 夜観光、温泉巡り、そして金生、つまり俺の活躍回…



「んなわけないだろ。」



by 金生、神田

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