第21話 異世界部旅行② -出発・京都編-
出発、そして京都編始まり!
私は集合場所である優一君宅に来ていた。
だが、まだここには私含めた優一君、金生、アリナ、ミーシャ、英智君、神田君しか来ていない。
天宮さんと安沢はまだ来ていない。
「安沢は迷子んじゃないんすか?」
いやいや、私達もう高校2年生…いや、安沢ならあり得なくもない。
あの男のIQは1だから…
「…天宮さんは道端でずぶ濡れで服が透けて快感を味わっている最中らしいです。」
あのドM…本当に碌でもない奴らね…
「あれ?そういえば神田さんはどこですぅ?」
ミーシャがそう言った。
「あれ?そういえばいないわね。」
「トイレなんじゃないのか?」
そう会話していた時…
バン!
扉からでかい音がした。
行ってみると、そこに天宮さんと安沢を引きずっている神田君がいた。
「話が長くなる前に見つけ出してきた。」
彼はそう言った。
「神田君。よく見つけられたわね…」
「まぁ…昔から人探しは得意だからな…」
神田君はそう答えた。
「それで、こいつらが問題だったんだろ。このドMとバカがな。」
「ストレートに!」
「誰がバカだよ!このメガネ野郎!」
私たちは呟いたり、喚いたりしている二人を無視し、優一君宅を出た。
東終焉駅
「この駅の名前本当に不吉だよな。」
「終焉って。」
「とりあえず、切符はあるっすから早くいくっす。」
私たちは切符を持って改札を通った。
「おぉおおおおおおお!すげぇ!」
改札を通ってホームに新幹線が止まっていた。
「この新幹線で合ってんのか?」
「合ってるっす!京都行きって表示されてるっすからね!」
「そうか。」
そうして私たちは新幹線に乗った。
「俺らの席は…この辺りだな。トイレも近いし色々便利な位置だな。
「席順考えたのは金生だからな。」
「金生にしてはよく考えているわね。」
「なんでそんな反応なんすか⁉︎」
私はそう言う金生を無視して各自席に座った。
席順
トイレ
金生零太、神田恭弥 天宮燈香、相澤英智
河上優一、ミーシャ アリナ、瀬戸玲奈
モブおっさん、安沢雄 モブ、モブ
こんな感じの席順なのね…
安沢がひとり孤立してるししかもおっさんと隣なんて哀れね。
まぁ、安沢ならなんとかなるだろう。
それよりも私が言いたいのは優一君と隣に座っているミーシャ!
なんで隣があの女なのよ!
『席順考えたのは金生だからな。』
金生ぃいいいいいいいい!
あの男!
あとで殴ろう。
それは完全な八つ当たりだな。
俺は神田恭弥。
『エスパー』だ。
断じて厨二病とかではない。
突然だが、さっきから心の声がうるさい。
(東京が一望できるな。)
河上の声。
(優一さんの近く、ふふふぅ…)
とオーラルド。
(落ち着きますね。)
とフレイス。
(なんで女狐なんかに…ー)
と瀬戸。
(なんで女子が近くにいないんすか!)
と金生。
(はぁ…誰も辱めてくれない…)
と天宮。
(なんか天宮のやつ…ブラが見えやすいな。)
と相澤。
というか、ブラに関しては天宮が全て仕込んでいるんだがな。
(何もねぇな…てかなんでおっさんが俺にくっついてんだ?)
と安沢。
というか変なおっさんだな。
安沢を狙うおっさんなんて。
全く。
本当に災難だ。
「駅弁どうぞ。」
「あ、どうも。」
さて、開けるか。
パカット
「ふ、美味そうだな。」
俺はそう言い、割り箸を割った。
『京都駅ぃ!』
そうして私たちは京都駅に着いた。
さて、確か14時まで自由行動だったわね。
ここからどう行動しようかしら…
優一君と団子巡りとか…
「俺はミーシャと団子巡りしてくるから。お前らはどうするんだ?」
ミィシャァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!
「えっと、それじゃ俺らは清水の方に行くっすから…」
「お前ら⁉︎どうしてここに⁉︎」
「「「…え?」」」
私たちは声をかけられそこを見た。
そこに、排施君がいた。
旅行先…被っちゃったっすね…
by 金生




