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第20話 異世界部旅行 -計画編-

新章開幕だ!

「旅行、行こう。」

金生はそう言った。

「「「は?」」」

私たち全員そう言った。

「なんだ突然?」

優一君はそう言った。

「俺らって異世界部結成から随分と経つじゃないすか。」

確かに、異世界部結成の第11話からもう3週間経っている。

「理由は?」

「まだ行事らしいことしてないっすよね!だからっす!」

行事ね…

確かに何にもなかったわね。

あ…

これは彼との関係進展に繋がるかも…

私は周りを見た。

ミーシャ、天宮さんも同じ表情をしていた。

どうやら考えていることは一緒のようだ。

「「「賛成!」」」

私達三人は同時にそう言った。

「俺も賛成だ!」

英智君もそう言い、

「旅行か!楽しそうだな!賛成だぜ!」

と安沢。

「俺もかな。まだ行事らしいことしてないもんな。」

と優一君が言った。

さすが!

「俺はどっちでもいい。」

「私も神田さんと同意見です。」

と神田君とアリナがそう言った。

すると、排施君が意外なことを言った。

「僕はパス。」

なんとパスしてきたのだ。

「お前!なんでパスなんだよ!」

「いや…僕は年に一度の家族旅行があるから。」

「あ〜年に一度のアレっすか。」

排施君の答えに金生が返答した。

そういえば金生と排施君は親友だったわね…

「両親や妹の涼香ちゃんとの旅行っすから大事なんすよ。」

へぇ。

排施君、妹がいるのね…

「兄妹仲良いよ。僕としては嬉しいよ。」

「仲良いのか。」

それはいいことね。

ふと私は金生の方を見た。

金生の顔は普段のヘラヘラした態度からは想像できないほどのマジな顔だった。

「ま、頑張るっす…お、応援するっすから…」

何を応援するの⁉︎

「排施と涼香ちゃん…あれ以上仲良くなるには法律が邪魔っすからね…」

ん?

今金生の口から聞き捨てならないことが聞こえたような気がする。

「それはどういu…」

「それじゃ旅行の計画立てるぞ!」

金生に話そうとしたところを優一君に遮られた。

もう!

肝心なところで邪魔になるなんて…






金生と優一君を筆頭に立てた計画がこちら。






1日目 現代 京都


6:45 河上宅に集合。

7:00 近くの駅で電車に乗る。

9:30 京都着

14:00まで自由に観光

15:00 ホテルにチェックイン

17:00 夕ご飯

19:00 温泉入浴

20:00 ゲーセン

21:00 カラオケ

20:00 就寝して恋バナして就寝



2日目 異世界 水の都『トルモベッ』


7:00 朝ご飯

9:00 ホテルチェックアウト

9:10 異世界へ

9:15 馬車確保

11:30 水の都到着

11:45 宿確保

16:30まで自由観光

17:00 夕ご飯

19:00 温泉入浴

20:00 花火大会

21:00 就寝して恋バナして就寝



三日目 現代 東京


7:00 朝ご飯

9:00 宿退去

9:10 現代到着

渋谷、新宿などの東京23区をそれぞれ自由行動。

15:30 ホテルチェックイン

16:00 夕ご飯

18:00 スカイツリー到着

18:15 スカイツリー展望デッキ到着

19:00 ホテル帰還、温泉入浴

20:00 枕投げ大会

20:30 屋上で景色鑑賞

21:00 就寝して恋バナして就寝



「こんな感じだ。」

これだけで500文字の尺を使ったわね…

「というわけで日にちは7月1日から7月3日の三日間っす。」

「それじゃ、解散!」

二人はあっという間に解散させた。

「先が思いやられるな…」

ひとり、神田君がそう呟いたのを私は聞き逃さなかった。

そうして私は個室へ向かっていった。






何なんだよアレは…

花枝のあの残像(記憶)

仲良いレベルじゃないぞ…

本当に…先が思いやられるな…

「はぁ。」

俺はため息をつきながら、個室へ戻っていった

瀬戸と俺が別々の思いを抱きながら…






第3章 旅行戦記 開幕

排施のやつ、欠席なのか…哀れだな…


バカには言われたくないっすね!


誰がバカだこのカス野郎!



by 金生&安沢

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