第19話 異世界と現代
今話で第二章完結!
私は排施君の家で朝ご飯を食べた。
その朝ご飯はなにか久しぶりな気持ちになった。
でも考えたら『異世界』の朝ご飯はとにかく久しかった。
「さて、クエスト受けるか!」
安沢がそう言った。
私達はそれに意を立てなかった。
何故なら、この安沢を説得するのは無理だと悟ったからだ。
そうして私達は『陽蟻討伐』のクエストを受けた。
そこまでは回想で…今この状況は…
「「「イィいいいいいいやぁあああああああああ!」」」
災難真っ最中だ。
なんと陽蟻が30体いたのだ。
「なんでこんなにいるんすか⁉︎」
「こっちが聞きたいわよ!」
「巨大な蟻が30体…はぁ…はぁ…/////」
「やべーじゃねぇか!」
「コイツらそんなに危険なのか?ただでかいだけ…バゴォォ…あだだだだだだだだ!」
「安沢は相変わらずバカだな!」
「そうね…ここまで来るとバカを超えてる様にしか思えないわよ…」
「そうか…」
騒がしい中、排施君がそう言った。
「コイツらが大量にいる原因は…安沢の持ってるアンパンが原因だ!」
「「「安沢ぁああああ!」」」
私と優一君、金生はリンチされている安沢にそう言った。
「早くアンパン出すっす!」
「今すぐアンパン出せ!」
「出せやオラ!」
金生、優一君、私と次々に安沢に命令形の言葉を浴びせた。
「ダメだ!このアンパンだけは…」
「投げろバカ!」
「誰がバカだ!」
「あんたはバカっすよ!」
「お前喧嘩売ってんのか!」
「アンパン出せ!」
「はよ出せやオラ!」
「アンパン◯ンから貰ったアンパンなんだよ!」
「それ以上はアウトっすよ!」
「いいからアンパン投げろや!」
「だからアンパン◯ンから貰ったって言ってんじゃないか!」
「だからだからアンパン◯ンって言うなバカ!」
「お前ら3人本当にぶち殺す!」
修羅場だな。
確かに金生の言う通り、アンパン◯ンはアウトだ。
瀬戸や河上の言っている通り、早くアンパンを投げないと大惨事になる。
だが、安沢は一歩も引かない。
この状況を打開できる唯一の策は…
ヒュン!
パァン!
「お、俺のアンパン!」
ダダダダダ!
陽蟻があんぱんの方向へと向かった。
その隙に花枝と俺が陽蟻を潰した。
崖の上にあった岩を使って。
ドゴォ!
グシャァ!
「よし、終わったな。」
「みんな、終わったぞ。安心してくれ、僕と神田君が倒したから。」
「平和的解決っすね!」
「そうだな。」
「だな!」
「そうね。」
「そうですね。」
「そうですねぇ!」
「俺のアンパァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッー!」
「「「うるさいな!」」」
私達はそうツッコんだ。
「お前ら!よくもやってくれたな!」
「私の辱められ計画がぁあああああああ!」
おっと、うるさいのがもう一人。
「「「うるせぇな!」」」
「俺のアンパン弁償しろ!」
まぁアンパンぐらいなら…
「陽蟻弁償してください!」
どうやって?
そもそもあんたのものじゃないだろ。
「「はぁ…胃が痛くなる…」」
私はそう言った。
…ん?
誰か私と同じセリフ言った?
…気のせいかしら…
そうして私達は街へ戻っていった。
『ガガ…ガガ…彼の状況はどうだ?』
「今のところ問題はなし。」
男はそう言った。
『ガガ…田君…もしあれが起きたら…』
「彼を殺す。だろ。」
『私たちが悪役に聞こえるセリフだね。一応私の従兄弟なんだけど。』
「赫音。どうせアレが起こるんだ。殺しても大丈夫だ。」
『そうね。でもいつかは脱出しないとじゃない?』
「そうだな。」
彼は無線機の電源を切った。
「…あ…アンパン…なくなったな。」
男は一言そう言った。
「旅行、行こう。」
金生はそう言った。
「「「は?」」」
私たち全員そう言った。
第2章 現代と異世界・完
「女と同じ部屋で…温泉では覗きっす!」
「最後が台無しだな!」
「台無しじゃねぇか!」
「台無しね。」
「台無しですね。」
「台無しですねぇ。」
「台無しだね…」
「台無しだな。」
「何の話してんだ?」
「覗き…はぁ…はぁ…/////」
続く?
旅行…いろんな食べ物がありそうですねぇ…
by ミーシャ




