第18話 恋と花の青春話
前半瀬戸視点、中半神田視点、後半瀬戸視点です。
豪華な料理の後、私たちは歯磨きし、布団に潜った。
ん?
なぜ個室じゃないのか?
なぜ2階の部屋でみんなで寝ているのか?
それは…
「恋バナPrat2っす!」
そう、恋バナPar2よ。
金生とミーシャの提案でやることになった。
金生はともかくミーシャも提案するとは…
世の中何が起こるかわからないものね。
「じゃあ早速やるっす!次回で第2章最sh…」
「じゃあ早速やるわよ!」
そうして私たちは恋バナをスタートした。
「ミーシャちゃんは置いといて、英智はなんか好きな人でもいるんすか?」
金生は英智君にそう言った。
「俺かぁ…こんなこと言うのもなんだが、好きな女はまだ一人もいない。」
「そうなんすか?」
驚いた。
まさかそうか返答されるとは…
「じゃあ排施君は好きな人とかいる?」
私はそう排施君に尋ねた。
排施君は少しおしだまった後…
「喜久山…千夏…」
「キクヤマ…チナツ?」
「あぁ、なるほどねぇ。」
「何がだ?」
「コイツが昔同じ学校に通っていた女子の喜久山千夏が、コイツの初恋なんすよ!」
「へぇ、そうなのね…」
「ッ…喜…久山…千夏…」
「ん?優一君?どうしたの?」
「どこかで…え…あ…いや、なんでもない…」
優一君はどこかぎこちなく私に返答した。
一体なんだろうか?
さぁ?
『エスパー』俺でもわからないな。
一瞬河上の脳内の情報が俺の頭に流れてきた。
中学生…幼馴染…瀬戸玲奈…相澤英智…両親…О2це4нки0…Злоупотребл8ять…Ко太 Адж7ма…Р5йта Ки8сей…Ч1нацу 喜куяма…
クソ!
ノイズらしき音が混じっていて聞き取れない…
河上…お前は何を抱え込んでいるんだ?
なぜ俺らに教えなかった?
…いや。
もし河上に教える気がなくても、『エスパー』の俺には考えが筒抜けのはずだ。
どちらかといえば…ある部分の何かが『抜け落ちている』と言える。
彼に何が隠されていて…彼は何を抱え込んでいて…何が彼から抜け落ちたのか…
彼は…一体どんな人物なんだ…
「神田君どうしたの?」
「…いや、なんでもない。」
全く。
花枝の次に…いや、それ以上に謎な人物だな。
『河上優一』。
だが、俄然この二人に興味が湧いた。
いつか暴いてやろうじゃないか。
お前…お前らの『真実』をな。
「さて、次に…アリナは好きな人とかいる?」
私はアリナにそう尋ねた。
よく考えたら、アリナに好きな人とか聞いたことなかったわね。
それも兼ねて、今聞いてみることにした。
「…」
「ドキドキ…」
「…いませんが?」
「つまらないわね。次よ次。」
「ちょっと待ってください!私の出番これで終わr…」
「それじゃ、そこのバカは好きな女とかいるんすか?」
「何がそこのバカだ!この女たらしクズ野郎!」
「誰が女たらしだ⁉︎」
「おいお前ら。喧嘩すんじゃない。それこそ本当にバカだぞ…」
「「そうですね…」」
金生、安沢は神田の声かけにそう言った。
「それじゃ改めて、安沢は好きな女とかいるんすか?」
「んぅ〜…いないぞ?」
「ヘイソウスカハイツギツギ…」
「なにテンション低くなってんだよ!」
全く…好きな人がいないメンバーが3人もいるなんて…
こればかりは金生に同意だわ…
(俺のセリフをパクるな。)
ん?
今神田君の声が…
(…)
…気のせいかしら。
まぁ、次に行きましょう…
「それじゃあ、神田君は?」
「そもそも恋愛自体興味がない。」
「…そうなのね。」
彼の声にはどことなく寂しさを感じた。
「じゃあ、ミーシャは?」
私にとっては最大超本命の質問だ。
ミーシャが優一君をどう思っているのか…
「…ユウイチさん…優一さんのほおが好きなんですぅ…」
優一君はその時顔を赤らめた。
それはそうだ。
異性にそんなこと言われたら、誰だってドキドキな気持ちになる。
「優一さんの肩が好きですぅ…優一さんのお腹が好きですぅ…優一さんの脚が好きですぅ…なんなら…優一さんを食べちゃいたいくらい好きですぅ…」
おっとミーシャ。
それ以上の発言は許されないわ。
R-18に発展しかねない。
「まぁ、とにかくこんなところね。」
「じゃあ、そろそろ寝るっす!」
そう言って金生は目を閉じた。
「いきなりね…て、もう寝てる…」
金生は1秒で眠り始めた。
というか、気づいたら安沢も寝ていた。
「それじゃ、俺たちも寝るか。」
優一君がそう言い、私たちは「「「おやすみぃ!」」」…そう言った。
瀬戸…約2名忘れられてるぞ…
「あれ⁉︎私はなし⁉︎でもこれ…焦らしプレイ…快感!/////」
新たな性癖を開いている変態をお忘れだぞ。
…金生も忘れられてるけどな。
まぁ、あの金生は放っておいていいか。
そう思い、俺は眠りについた。
そして翌朝…
「ふぅ、いい朝ね」
私はそう言った。
さて、今日も1日の始まりね。
私は山から出ている朝日に黄昏ながらそう思い、リビングへ向かっていった。
あれ?俺…忘れられてないすか?
…あ、次回、第二章最終話、第19話 明日 明日か二日後投稿!
by 金生




