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住宅の内見

実話からのエッセイです。よろしければ、お読み下さい。

 私は、家を買った事が無い・・・と言いたいところだが、今住んでいる家は、父と母と私の共同名義で住宅ローンを用いて購入した、『注文建て売り住宅』だ。

 従って、『内見』とやらは,経験が無い。

 しかし、母が脳梗塞で倒れ、介護生活に入ってから、救急病院⇒リハビリ型病院⇒老健⇒サ高住⇒サ高住⇒サ高住と転転と、母の住まいは変わった。

 危篤になって、母はまた救急病院に入院してから、今は療養型病院で、『お迎え』を待つ寝たきり老人になっている。

 さて、私が経験した『内見』は、3つのサ高住だったが、『機械浴が出来る』と言って、まんまと欺された。3つともである。

 お人好しにも程がある。過去に戻って、自分自身に説教をたれたい。

 内見では、必ず嘘をつく。

 1.内見で案内した部屋ではない部屋に入居させられる。

 2.夜勤体制が、『たった1人の介護士の見回り』にも関わらず、複数で管理しているかのような説明をする。

 3.薬局との提携をトップシークレットにする。薬の説明を尋ねただけでも怒る。入居前に通院していた医療機関に検査に行き、薬を貰ったとしても、「何故、処方箋貰うだけにしなかったのか?」と責められたことがある。

 4.医療機関は、指定の医療機関に限ろうとする。訪問医が『専門外治療』だから、と他の医療機関を勧めても(例えば泌尿器科)、嫌な顔をする。

 5.特定健診の検尿・検便を嫌がる。

 6.家族に内緒で、薬を発注する。

 7.訪問医の診療に家族の立合いするのを嫌がる。

 8.値上げは、平気で突然行う。(例えば、消費税)

 9.後付けのルールを作る。(例えば、コロナ対策の入室制限)


 数えあげれば、切りがない。とにかく、『団体生活だから』と、入居者を所有物のように扱う。病院や老健でも、不具合はあったが、『サ高住』は止めた方がいい。

 あまり知られていないが、サ高住は『国土交通省』の管轄だ。

 コロナ対策に必要なことも、厚生労働省は、最初知らん顔していた。早い話、マスクも医療エプロンも配布が無かった。

 故合って3回、入居を変えたが、3回とも失敗だった。

 以上は、私の実体験によるボヤキであり、全ての介護施設を揶揄するものではない。

 ますごみは、間抜けだから、『施設の言いなり』取材しか行わない。虐待の素地は、どこの施設にもある。

『内見』は抜き打ちで行うべきであり(隠すから)、契約書を交わす時は、『こちら側(入居者側』の用意した契約書の署名を施設責任者に要求すべきである。

 以上、老婆心から。



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