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君と…  作者: *雅*
1/1

第一章 また…




「あんたなんて好きにならなければよかった!」



「あーそうかよ!俺ら別れよう。じゃあな。」




私は悪くない。


あっちが悪いんだ。


他の女と歩いてた所を私は見てしまった。


なのにあの男は―――



「違うって!あれは…その……兄弟!…姉だよ!」



バレバレな嘘。



「信じてくれよ!」



信じれない。




…でも、本気で好きだった


本気で愛してくれてると思ってた…



全部 私の勘違いだったんだね。



もう 人を好きにならない

――


この春私は高校生になった。



「優衣〜!また一緒の高校だね!!」



この子は小学校からの大親友の真樹。



「うん。そだね…」



「あれ〜。元気ないじゃんははーん結城君と喧嘩したな〜?」



「別れた。」



「え!!」



「だって女の人と歩いてたの見ちゃったんだもん。」



「そっか…でも優衣…あんなに幸せそうだったのに…」


「ん…もーいいの!吹っ切れちゃった。確かに好きだったけど……これも思い出としてとっておくことにしたんだ!…心配してくれてありがとう」



「優衣がいいならいいけど…頑張ってね!」



「?」



「次の恋よ!あたしが合コンセッティングしてあげる!」



「え!?い…いいよ!私…もう恋はしない…」



「駄目!…駄目だよ!そんなの絶対駄目!!女の子はずっと恋しなきゃ!」



キーン

コーン

カーン

コーン



「あたしは二組だけど優衣は?」



「あたしは五組…」



「ここから二組遠いや!あたし先に行くね!!」



「あ…うん」



女の子はずっと恋しなきゃ駄目か…


「ぉ-ぃ」



「おーい!」



「なーに?」



真樹は叫んで言った


「一緒に頑張ろう!今度は失敗しないように!!だからもう恋しないなんて言うなー!」



…ありがとう



「うん!」


私は返事をして自分の教室へとむかった

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