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第81話 レッドゴーストバスターズ

久しぶりのロシア戦です

幻想郷上空

 

 博霊の巫女はルナサを追いかけ回していた、ルナサは適度は距離を取りつつ、弾幕で攻撃していた

 

バンバンバン

 

 リトルバードとチヌークからM4A1、M16A2、M14EBRを使ってセミオートでルナサに撃ちかける

 

サンドマン「フロスト、敵の弾幕を狙え!」

 

フロスト「了解!」

 

バンバンバン

 

 フロストが持っているM14EBRで、ルナサが発射された弾幕を撃ち抜いて破壊していった

 

霊夢「ありがと!これで決めるわ」

 

 霊夢は10発のホーミング弾を撃った、ルナサはホーミング弾が発射された事に気がつくと物凄い勢いで逃げていった

 

ルナサ「チッ!」

 

 ルナサは戦域へと一時離脱しようとして全力で敵のいない所へと向かった

 

霊夢「残念」

 

 なんと離脱しようとした先に霊夢が突然現れた、ルナサは目をまん丸にしてびっくりした

 

ゴンッバコン

 

 霊夢は鳩尾に一発いれて、ルナサが痛みに悶えながら腹を押さえるために体を丸くしたのを確認して、両手を組んでしたに叩き落とした

 

ドカーン

 

 ルナサは勢いよく地面に激突して粉塵を上げた

 

霊夢「よし、勝ったわね」

 

 こうして、プリズムリバー3姉妹は全滅した

 

グリンチ「なんて女だ」

 

トラック「叩き落とすとは」

 

 隊員達が霊夢に恐怖と頼もしさを感じた時だった、無線が鳴り始めた

 

無線「こちら、レンジャーの第5歩兵中隊のフューリーだ、標的2つの排除に成功した、そちらはどうだ?」

 

アレン「はい、こちら第3小隊、こちらも排除に成功した」

 

 アメリカ軍も独自に情報を共有をしているように霊夢と魔利沙と咲夜も情報共有をしていた

 

霊夢「生きてたのね」

 

魔利沙「勝手に殺すな」

 

咲夜「それよりも結界に向かわないといけないわね」

 

 3人は咲夜の一言で神妙な顔になっていた、そして、この戦闘が起こる前のことを話し始めた

 

霊夢「私は村で猫又やテロリスト、ビヤーキーと戦闘したわ」

 

魔利沙「俺はアリスの人形達と一緒にテロリストって言う奴と戦ったぜ」

 

咲夜「私達は大図書館で調べ物をした後3姉妹と戦闘になりました」

 

 3人は空に穴が空いているように見える結界をジッと見つめていた

 

霊夢「とりあえず、あそこに行ってみましょう」

 

 こうして、霊夢達は結界の中に入っていった

 

冥界

 

 弾幕で使われる光弾と発射した弾をわかりやすくするための曳光弾の2つが入り混じっていた

 

 そして、幽々子と弾幕ごっこしてるロシア軍の軍艦から火の手が複数上がっていたが、揚陸艦などで待機していた対空車両などを引っ張り出してきて、幽々子を撃破しようとしていた

 

 一方、幽々子もロシア軍との弾幕ごっこを楽しんでいる様子だった

 

幽々子「それなら、これはどうかしら?桜符「完全なる墨染の桜 -開花-」」

 

 桜の花びらの形をした光弾が降り注ぎ、丸くてデカい光弾が戦艦や空母に直撃して爆発、蝶のような形をした光弾は125㎜戦車砲の威力があった

 桜の花びらの形をした光弾は鋼鉄で出来ている軍艦にはあまり効いていないが身をさらしながら機関銃を撃っているロシア兵には効いていた

 そのため、外で機関銃を撃っていたロシア兵は全員が退去させられた

 

ラルグラード級軍管区司令艦

 

 本艦は弾幕が着弾している場所からかなり離れていたため、被害はほぼない、しかし、ロシア軍艦隊の半分以上が中破以上の攻撃を受けている

 

ザカエフ司令「サレシャフスキー大将、航空部隊の準備は出来ているか?」

 

サレシャフスキー空軍司令官「はい、現在速効で出撃できるのは第251親衛戦闘機航空連隊と+αを加えたMIG-31を百機がエネミーを攻撃します」

 

 どうやら、幽々子をたくさんの戦闘機で倒すらしい

 

マカロフ副司令「司令、いつでも、出撃の準備は出来ているとのこと」

 

 ザカエフは地図とレーダー等を凝視してから考えた、彼の中で本当に奴に勝てるのかという確信が無かったからだ

 しかし、今の状況を見てもこのまま何もしないと被害が増える一方であるのは明白だった

 

ザカエフ司令「よし、作戦を開始せよ、陸軍と海軍は全面的に第251親衛戦闘機航空連隊をバックアップせよ」

 

 こうして、戦闘機による迎撃作戦が開始されるのであった

 

ウリヤノフスク級原子力空母甲ザィルドゥーク板上

 

 航空甲板の上には戦闘機がズラーッと並んでいた、その横でパイロット達が5列に整列して演説を聞いていた、その後ろにはマイクがスタンバイしてあった、このマイクは今、第251親衛戦闘機航空連隊がいる空母に繋がっている

 その演説する人は第251親衛戦闘機航空連隊の連隊長だ

 

連隊長「今こうしているときも同志達は傷付き倒れている、我々が攻撃しても状況は変わらないかもしれない、それに我々が倒れても代わりはいる、しかし!代わりがいたとしても全力を出すぞ!」

 

パイロット達「おおおおお!!!」

 

 パイロット達は一斉に走りだした、走りだした先には幾多の戦場の大空を一緒に飛んだ愛機がいたのだ

 その愛機に飛び乗りエンジンをかけた、エンジンの出力がドンドン増していった、そして、次々と射出機に止まり冥界の空へと出撃していった

 

シュュュュュン

シュュュュュン

 

 轟音と共に飛び出していった、飛び出してきた戦闘機は編隊を組んた、この一糸乱れぬ統率された動きは部隊の練度の高さが伺える

 

パイロット1「こちら、エルリ1-1、目標が有効射程距離に入った、攻撃許可を」

 

無線「全機攻撃を開始せよ!」

 

 ついに攻撃が開始されようとしていた、この瞬間にパイロット達は覚悟決めて操縦桿を握りしめていた

 

エルリ1-1「エルリ1-1、FOX3!」

 

パイロット2「ロドズ3-6、FOX3!」

 

パイロット3「カズム8-1、FOX3!」

 

 R-77中距離空対空ミサイルが一斉に発射された、白い線ような形の白煙を残して標的である幽々子に向かった

 

幽々子「うふふ、たくさん来るわねぇ」

 

 ピンク色の髪に可愛い顔の女の子がロシア艦隊を濃厚な弾幕でボコボコにしているという普通は見れない、なんとも奇妙な光景が広がっていた

 そして、そんな幽々子に群がるのは百近くいる戦闘機、それを見て幽々子はくすくすと笑っていた

 

幽々子「あらあら、一杯来たわね、そろそろ燃やすのも飽きたから相手をしてあげる」

 

 幽々子は内に秘めた闘志をメラメラと燃やした、そして、ミサイルを迎撃するために密集度が高い弾幕を展開した

 

ドカーンドカーンドカーン

 

 空中で複数の爆発が起こった、その爆発は幽々子が発射した弾幕とロシアの戦闘機が発射した長距離空対空ミサイルR-37が当たったものだ

 ミサイルは光弾には当たるが2、3発だけではミサイルは壊れないが、あまりにも弾幕が密集しているのでいくつかのミサイルは耐えきれなくなって爆発してしまう、そんな密集度が高い弾幕をかいくぐってきたミサイルが幽々子へと向かった

 

幽々子「亡舞「生者必滅の理 -魔境-」!」

 

 赤と青の小さな光弾がウェーブを描くように発射されてその後ろには紫色のでかい光弾もウェーブを描くように発射された

 

ドカーンドカーンドカーン

 

 全てのミサイルが幽々子のスペルカード亡舞「生者必滅の理 -魔境-」によって壊された

 

エルリ1-1「クソッ全部のミサイルを撃ち落としやがった」

 

 パイロット達はドンドン戦闘機の速度を上げていった、その間にも弾幕は放たれているので、それらを避けながら幽々子に近付こうとした

 

無線「全機R-77で攻撃せよ」

 

 次は中距離空対空ミサイルである、R-77に全戦闘機は武装を切り替えた

 

ブシュュュュ

ブシュュュュ

ブシュュュュ

 

 全戦闘機からミサイルが飛んできたのだ、長距離空対空ミサイルのR-37と同じで空にはまた白煙の線がたくさん描かれた

 

幽々子「またかしら、でも、同じ手は通用しないわよ」

 

 幽々子は質量があって尚且つたくさんの光弾を撃ちまくった、その形は紫色でデカくて丸い光弾だった

 しかし、ミサイルは速い速度で近付いてきたためか一発だけ当たらなかった、ミサイルは真っ直ぐ幽々子に向かっていったのだ

 

幽々子「やるわね」

 

ドカーン

 

 ミサイルは爆発した、幽々子は黒煙に包まれた

 

エルリ1-1「目標に一発命中した、目標の生死を現在確認中」

 

無線「了解、そのまま待機しててくれ」

 

 パイロット達はこれで終わったと一息ついていた、しかし、終わったと一息ついてもその心の中はザワザワとしていた

 

ビュンビュン

 

 黒煙を巻き上げながら光弾の弾幕が展開された、この不意打ちに二機が撃墜された

 

エルリ1-1「目標の撃破に失敗した」

 

無線「全隊に告ぐ、ドッグファイトで決着を付けろ!いくら何でも肉迫での攻撃は効くはずだ、決して同志の命を無駄死にさせるな!」

 

 幽々子は少し焦り顔だった、その後にくすくすと笑っていた

  

幽々子「うふふ、中々やるわね、さすがに肝冷やしたは、さて、遊んでやるわね」

 

 幽々子もやる気満々になってきたのか自身の速度を上げて、どんどん戦闘機に近付いてきた

 

ロドズ3-6「敵がこちらに近付いてくるぞ」

 

パイロット4「こちら、ロドズ1-1、これよりロドズ隊は敵と交戦する、全機俺に続け」

 

 ロドズ隊の隊長は幽々子とドッグファイトを開始した

 

ロドズ1-1「ロドズ1-1、FOX2!」

 

パイロット5「ロドズ1-3、FOX2!」

 

パイロット6「ロドズ2-2、FOX2!」

 

 ロドズ隊のパイロット達は次々と短距離空対空ミサイルR-73を発射した

 

 幽々子はこのミサイルを弾幕で破壊したが、数発当たってしまった

 

幽々子「やったわね」

 

 幽々子はレーザーで攻撃しながらロドズ隊の中に突っ込んできたのだ

 

ロドズ1-1「全機散開!」

 

 ロドズ隊は散り散りになって飛行したが、それを見逃すはずのない幽々子はロドズ隊のSu-27スホーイを数機捉えた

 

パイロット7「クソッケツに憑かれた」

 

ロドズ2-2「待ってろ、迎撃する」

 

ビシュュュュ

 

 幽々子に後ろを盗られている戦闘機を救うためにR-73を発射した

 

幽々子「うふふ、これならどう?」

 

 突然、ロドズ2-2の視界から幽々子が消えたのだ

 と思っていた瞬間に機体は爆発炎上した

 

ロドズ1-1「敵はとんでもない飛行性能だ!気を付けろ!」

 

 すると、幽々子は五機くらいで編隊飛行していた戦闘機隊の横に並行して飛行していた

 

パイロット8「なんだ?」

 

ビュン

 

ドカーン

 

 幽々子からレーザーが発射されて、それが戦闘機を的確に狙っていた

 

パイロット8「な!」

 

ドカーン

ドカーン

 

 幽々子の奇妙な戦術で次々と為す術なく戦闘機が落とされていったのだ

 その後もロドズ隊に限らずに他の隊の戦闘機も幽々子の並外れたアクロバット飛行や奇抜な戦術によって戦闘機は爆発炎上していった

 

ロドズ1-1「やってくれるじゃないか、俺が出る!」

 

 ロドズ隊の隊長は単機で幽々子に突っ込んでいった

 

ロドズ1-1「ロドズ1-1、FOX2!」

 

 最初は短距離空対空ミサイルから始まった、幽々子はまるでフレアのように横から弾幕を出した、そして、あり得ないことが起きたのだ、ミサイルがフレアのような弾幕に引かれて爆発したのだ

 

ロドズ1-1「嘘だろ!ええい、畜生!」

 

ダラララ

 

 ロドズ1-1は果敢に幽々子の後ろをとった、そして、機銃を浴びせかけた

 しかし、幽々子がのらりくらりと逃げるので中々機銃は当たらなかった

 

ロドズ1-1「クソッ!」

 

無線「こちら、エルリ1-1、ロドズ隊は下がれ、君たちの損害が大きすぎる」

 

 ロドズ1-1は悔しい気持ちなったが、そこは状況を判断した

 

ロドズ1-1「了解!」

 

 ロドズ隊が下がるのを確認した後に戦闘機達が波状攻撃のようにヒットアンドアウェイで幽々子を攻撃していた

 その攻撃で徐々に幽々子は追い詰められていった

 

幽々子「これは少し危険かな」

 

 幽々子はそろそろ撃破される恐れがあったのだ

 その時だった、いきなり戦闘機達が周辺から消えたのだ、この状況に幽々子は戸惑い周りが見えなくなった

 

ドカーンドカーンドカーン

 

 周りが急に爆発したと幽々子が思ったときにはもう遅かった

 度重なるMIGやSuとのドッグファイトは思いのほか幽々子を消耗させていた、もうフラフラの状態で幽々子は辛うじて飛行していた

 

幽々子「くっ、ここまでやるとは、私の予想外だわ」

 

 その時、追いかけ回していたロドズ1-1のMIG-31とエルリ1-1のSu-30の二機が急速に近付いてきた

 幽々子はこれに対して桜の形をした弾幕を展開しながらホーミング弾を二発撃った

 

エルリ1-1「来たぞ!」

 

ロドズ1-1「分かってる!」

 

 2機は左右に別れて避けた、しかし、ホーミング弾は180度旋回して再び追尾してきた

 

ロドズ1-1「フレアだ」

 

エルリ1-1「効くのか?相手はミサイルじゃないんだぞ?」

 

ロドズ1-1「やるだけやって生き残ろうぜ」

 

 2機はフレアを周辺にばらまきながら飛行した、2機のパイロットは祈るようにした

 

ドカーンドカーン

 

 なんと、光弾はフレアに引っかかり爆発したのだ

 

ロドズ1-1「今度はこっちからだ」

 

 幽々子は半ば諦めながらもホーミング弾をフレアで打ち消すことに関心していたが、2機の戦闘機が機銃を放ってきた、その機銃から守るためにバリアを張ったが、後に来たミサイルでバリアは破壊された

 幽々子はミサイルの爆発で地面へと落ちていった

今回も長々と書きました!


作者2「最近、ずいぶんと長い文章になってきたな」


作者1「一週間もあるだからね、これぐらいの量にはなるよ」

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