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第74話 全ての者に救済を!

今回も戦闘回です

フォーリー「よし、今だ、着いてこい!」

 

 レンジャー達がフォーリーの合図で一斉に動き出した

 それに気付いたアリスは手招きで近くにいた階級の高い兵士を呼んだ

 

アリス「彼らを逃がすために援護しなさい」

 

兵士1「了解です」

 

 戦車や装甲車がレンジャー達の通り道を守るように止まった

 

フォーリー「よし、行くぞ」

 

 フォーリーが戦車や装甲車に守られた道を通っていった、フォーリーは手で手招きをした、レンジャー達はそれに続いた

 

兵士2「クソッ今回は敵の量が多いな」

 

ダダダダダダン

ダダダダダダン

ダダダダダダン

 

 MG42やM1919といった機関銃でレンジャー達を援護した、ロストジェネシスもあまりの弾幕で次々と構成員は戦死していった

 

ロストジェネシス側

 

 戦車や装甲車に苛烈な弾幕でロストジェネシスは苦戦を強いられていた

 

正規兵1「テクニカルを持って来い」

 

 すると、M2重機関銃を乗せたピックアップトラックが二台、M2重機関銃を豪快にぶっ放しながら走ってきた

 

正規兵2「よし、RPGも数十丁届いたぞ」

 

正規兵3「よし、反撃だ!うちまくれ!」

 

ビシュュュュ

ビシュュュュ

ダンダンダンダン

 

 ロストジェネシスの構成員は苛烈な弾幕で対抗した

 

アリス側

 

 ロストジェネシスの予想外の反撃でアリスの兵士達の被害が拡大していった、アリスの兵士達は守勢へと移行していった

 

兵士1「アリス隊長!アリス隊長!」

 

 アリスは各部隊に指示を飛ばして忙しそうにしていた

 

アリス「何?!」

 

兵士1「アリス隊長、敵の攻撃が激しく過ぎます、このままだと、ここは制圧されます」

 

 アリスは戦場の全体を見回した、兵士達が苛烈な弾幕で後退していくのが分かる、そのため、戦況は不利だと分かった

 

アリス「ちっ、もっと兵士をここに駐屯しておけば良かったわ」

 

 アリスの頭の中には撤退の二文字が浮かんでいた

 すると、風を叩く音が遠くから聞こえてきた

 

バタバタバタバタ

 

アリス「な、何かしら、あれは?」

 

 それは米軍のアパッチだった、その後ろには複数のチヌークが飛んだいた

 

ビシュンビシュンビシュン

ダダダダダダン

 

 ハイドラロケットや30㎜機関銃がロストジェネシスを襲った、周囲は爆発が起こり、周囲は粉塵に包まれた

 

アリス「凄い火力ね」

 

 アリスはそのとてつもない火力に恐怖と希望を抱いた

 

魔利沙「よう、アリス」

 

 魔利沙が箒に乗ってやってきた、アリスは事情が分からずに困惑していた

 

アリス「ま、魔利沙、このうるさいのは何?」

 

魔利沙「これはへりっていう乗り物だぜ」

 

 アリスは余計疑問に感じたが、そのヘリという乗り物がロストジェネシスをボッコボコにしていた

 

アリス「あの、兵器凄いわね」

 

魔利沙「だろう?凄い火力だろ?」

 

 ロストジェネシスの構成員達はアパッチの攻撃でほとんどで撤退して行っていた、これによってアリスの兵士達は勝利した

 

?「アリスさん!」

 

 アリスは背後から自分の名前を呼ばれて振り向いた、すると、そこには先ほど逃がしたフォーリーが立っていた

 

アリス「あれ?あなた方はさっき離脱したのでないのですか?」

 

フォーリー「ああ、確かに離脱しました、離脱したのはあなた方を守るためです」

 

アリス「あれを呼ぶために離脱したのですね、ありがとうございます」

 

フォーリー「これも仕事ですから」

 

 アリスはフォーリーに微笑みかけた、フォーリーはアリスに向かって全力の敬礼をした

 

フォーリー「アリスさん、そういえば、今回の異変について知っていることを話してくれませんか?」

 

アリス「ええ、良いわよ、命の恩人の頼みは断れないからねぇ」

 

 アリスは快く承諾してくれた、アリスはフォーリーを連れて家の中へと入っていった

 

 アリスは椅子に座ってくれと合図を出した、それに、答えてフォーリーは案内された椅子に座った

 

アリス「そうねぇ、あれは数週間くらい前だったかしら、突然、空に結界が張られたのよ、それから、春が来なかったかしらねぇ」

 

フォーリー「ありがとうございます」

 

 アリスからもたらされた情報はとても重要だったため、このことはすぐに司令部に伝えられた

 

ガリバドール騎士団の城塞都市

 

 ここは以前、米軍と激戦を繰り広げたガリバドール騎士団が駐屯している城塞都市である、さらに、第1軍団隷下の第7歩兵師団もそこに監視役兼護衛として付いている

 

 その城塞都市の城の地下には未来の部屋といって未来予知が出来る魔術師がいる部屋である

 

魔術師「こ、これはすぐに総団長に知らせねば」

 

 魔術師が勢いよく扉を開けて階段を駆け上がり、ガリバドール騎士総団長の部屋へと向かった

 

ガタンッ

 

魔術師「総団長!緊急事態です!」

 

 ガリバドールは魔術師のいきなり入室にビックリして飲もうしていた、飲み物をこぼしていた

 

ガリバドール「な、何があった?」

 

魔術師「み、未来がみ、見えました」

 

ガリバドール「そ、それでどういう未来が?」

 

魔術師「て、天空から人が落ちてきて、我々が敗北するところが」

 

ガリバドール「...え?」

次回も戦闘回です


ある手紙

 魔法というのは超能力なのか?それとも人間の中にあるエネルギーなのか?政府はこのことを知っているのか?もし知っているのだとするととんでもない発明だと思う、しかし、魔法は世間では認知されていない

 もし認知されたら?この大戦が終わってくれるのだろうか?

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