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第73話 昔と今の銃

戦闘回です

 第5歩兵中隊本部と第1小隊のレンジャー達は固まっていた、アリスという女の子に気付かれて、すると、魔利沙がアリスを連れてきたのだ

 

フォーリー「全員警戒しろ、何を仕掛けてくるか、分からないぞ」

 

レンジャー達「了解」

 

 レンジャー達は各々に銃を握りしめた、いつでも反撃できるように

 

魔利沙「おいおい、どうした?大丈夫だぜ、出てこいよ」

 

 魔利沙の言葉にフォーリーが動いた、レンジャー達はさり気なく止めようとしたが、手で大丈夫だと合図が出された

 

フォーリー「分かりました」

 

 フォーリーが出てくるとアリスは疑問満ちた目でフォーリーを凝視した

 

フォーリー「ど、どうしました?」

 

アリス「え?ああ、私の兵隊達と服装がね、似てるけど少し違うと思っただけですわ」

 

フォーリー「そうですか」

 

アリス「それであなた方はなぜここに?」

 

フォーリー「我々はこの春が来ない、異変を解決するために来ました、そのために霧雨魔利沙さんを筆頭に原因の調査をしているところです」

 

アリス「あら、そう」

 

 アリスは家らしき建物へと向かった、すると、魔利沙が一緒に来るようにフォーリー手をつかみ連れて行った

 これにはレンジャー達も大慌てでフォーリーの後を続いた

 

 第二次世界大戦の兵士達はこの客に対して警戒心を持っていたが、視線がレンジャー達に注がれた


レンジャー1「なんか、ヤバくないすか」

 

レンジャー2「今ここで何か起こしたら集中放火を食らうぞ」


レンジャー3「クソッ俺達は丸焼けか風穴だらけになるのか」

 

 このちょっとした地獄のような時間を過ごしていた、レンジャー達は安心しはじめた、そう、ようやっと家にらしき建物に着いたのだから

 

アリス「魔利沙と隊長みたいの家に入りなさい、他はここの兵士達が世話をしてくれます」

 

 と、言い残し、2人を連れて家らしき建物に入っていった

 

 家の中はいい香りがしていた、家具も整理整頓されており、清潔感に溢れていた

 

アリス「それで、ここに何のようかしら?」

 

 アリスは魔利沙とフォーリーを見て言った、その目は少し軽蔑してるようにも見えた

 

魔利沙「俺達はこの冬が終わらない異変を解決するために来た」

 

アリス「あら、そう、そういえば、冬が終わっていなかったわね」

 

魔利沙「そこで、この異変の原因を知らないか?」

 

アリス「そうね、異変の原因か分からないけど一つおかしくと思ったことは最近有ったわ」

 

魔利沙「それはなんだ?」

 

アリス「それは...」

 

ドカーン!!!!

 

 外から爆音がした、この音にアリスと魔利とフォーリーな飛び上がるように立った、魔利沙とアリスは窓の外を見たが、フォーリーは無線で外のレンジャー達と連絡を取った

 

 

フォーリー「こちら中隊長、何があった?」

 

無線「わ、分かりません、突然爆発が起こりました、第二次世界大戦の兵士達が慌ただしく動いています!」

 

 無線を受けたレンジャーはとても動揺してように見えた

 

フォーリー「とりあえず、今からそっちに行くから待機してろ!」

 

無線「り、了解!」

 

 フォーリーな扉へと向かった、すると、それに気付いた魔利沙とアリスが一緒に外に出ようとした

 

魔利沙「おい、アリス行こうぜ」

 

アリス「ええ」

 

ガチャン

 

 フォーリーがドアを開けて、その後に続くのが魔利沙とアリスだ、そして、扉の先にあったのは

 

ババババババン

ドカーン


 外に出てみると、銃声と爆発音が複数鳴り響いていた、そこはもう戦場だった

 

レンジャー1「中隊長!WWⅡの兵士達がロストジェネシスの構成員達と交戦中です!」

 

ドカーン!

 

フォーリー「とりあえず、我々は邪魔にならないように遮蔽物に隠れろ!」

 

レンジャー1「了解!」

 

 第二次世界大戦の武器を使って第二次世界大戦の兵士達がロストジェネシスの兵士達と戦闘を繰り広げていた

 

アリス「参謀長!」

 

 昔の米軍士官の服を着た人物がアリスの声に反応して近付いてきた

 

参謀長「はい!」

 

アリス「状況は?」

 

参謀長「先日襲ってきた連中と同じですが、装備が先日より重装備です!」

 

アリス「分かったわ、車両や重火器で対処して」

 

参謀長「了解です」

 

 M4シャーマンとティーガーⅡが車庫から出て来た、それぞれの戦車兵が乗っていた

 

ロストジェネシス側

 

 今回の装備はAK-74、M16A2、SMAWなどが主力の正規兵達である

 

正規兵1「撃てええ!」

 

バババババババン

ダダダダダダダン

ビッヒュュュュン

ドカーン

 

 正規兵達は第二次世界大戦の兵士達に5.56㎜弾の弾幕を張っている

 

正規兵2「敵が旧時代の兵器ばかりだぞ」

 

ドカーン

 

正規兵3「敵の戦車だ!」

 

正規兵4「対戦車ロケットを持って来い!このままだと俺達全滅だぞ」

 

 正規兵達がジャベリンやRPG-7を木箱から出して、ティーガーⅡやIS-2に向かって対戦者弾を撃ち出した

 

ビッシュュュュ

ビッシュュュュ

 

ドカーンドカーン


ボンッ

ドカーン

 

 現時代で活躍する対戦車ロケット弾に苦戦する、しかし、戦車隊の反撃でロストジェネシスの正規兵達も甚大な被害が出ていた

 

アメリカ側

 

 レンジャー達は安全な場所からロストジェネシスの正規兵を撃ちかけた、レンジャー達の攻撃で正規兵達は甚大な被害が出始めた

 

フォーリー「俺達はここで足止めを食らっていいのか?」

 

レンジャー2「中隊長、俺達ここから離脱しましょう、ヘリまでそう遠くない距離です」

 

フォーリー「そうだな、とりあえず、魔利沙さんを連れてくるから、先に戻ってくれ!」

 

レンジャー2「了解!」

 

 フォーリー率いる第5歩兵中隊本部と第1小隊は二手に分かれた

次回も戦闘回です

 

あるアメリカ軍兵士の日誌

 大戦も後少し終わりを向かえるだろう、だが、イギリス兵から聞いた話によると死体が盗まれる事件が多発しているらしい、それもその犯人が人形のような女の子らしいというのだ

 人形のような女の子は誰かの見間違いとして、実際死体と一緒に銃火器まで盗まれているそうだ、ナチスの工作かもしれん、注意せねばな

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