第63話 来客が来るときいつも犠牲に晒されるのは特定の兵士なのは言うまでもない
今回は米軍編です
冬が終わりかけ春に移り変わろうとする時期だが、幻想郷は一面が雪景色で覆われていた
中央方面軍指揮艦ドーンブレイン
軍の内部では幻想郷の冬は遅いという噂が飛び交っていた、それはこの軍の誰もがこの場所の気候を知っているからである、米軍では全兵士に幻想郷の知識をあらたか学ばせているため、この気候はおかしいのではと思う者が多数いるのだ
会議室
ここ、会議室には5名の最高級士官と複数の士官数名の人間が話し合っていた
シェパード副司令「それでは、戦闘報告は以上です、次は軍内部の噂についてです」
ナンツ将軍「噂?」
ナンツ将軍はシェパード副司令の言った言葉について首をかしげた
ホッパー指揮官「あれだよ、最近、冬が終わらないって言う奴だろ?」
首をかしげているナンツ将軍をフォローしたように噂の内容を予想で話した
シェパード副司令「ええ、その通りです、実際、幻想郷の冬は未だに終わっていません」
シェパード副司令の言い方でピンときた者が数名出て来た
ドラム戦略家「ということはこの現象は異変だと言いたいのか?」
ドラム戦略家は核心を突いたような言い方をした
シェパード副司令「まあ、その通りですね」
ナンツ将軍「それであの女から何か連絡はあったか?」
シェパード副司令「いいえ、今は何もありません」
ギャリソン司令「そう、まだ連絡がない、後から連絡が来るかもしれないし、来ないかもしれない、気長に待った方がいいと俺は思う」
会議室の内はもう終わるだろうという空気になっていて書類を片付ける者までいた
コンッコンッ
突然、会議室にノック音が響いた、それを聞いたものはどうか、連絡が来たとか言わないでほしいと願っている
シェパード副司令「入れ」
士官「失礼します、博霊霊夢様と霧雨魔利沙様が起こしなりました」
みんなキョトンと顔したが、シェパード副司令は士官を問い詰めた
シェパード副司令「彼らが来たのなら連絡を入れろというのが判らなかったのか?」
士官は少し焦りながらもゆっくりと明確に話し始めた
士官1「ええ、確かにうかがっておりますが、彼女らがあまりにも急いでる模様なので通させていただきました」
シェパード副司令はなるほどと納得した顔と疑問を抱くような顔をした
霊夢「こんにちわ、外来人さんたち」
魔利沙「よお」
咲夜「失礼します」
部屋に入ってきたのは三人、博霊の巫女、博霊霊夢と魔法使いの霧雨魔利沙に紅魔館のメイドである十六夜咲夜までいた
ギャリソン司令「どうぞ、掛けてください」
三人はギャリソン司令に言われた通りに座ろうと移動した、三人の士官が席を立ち、彼女たちに席を譲った
ギャリソン司令「それで今回は異変の件ですよね?」
霊夢「へぇ、そうよ、あなた方にも協力して貰おうと思ってきたのよ」
ギャリソン司令「分かりました、少し時間貰えますか?」
霊夢「ええ、良いわよ」
ギャリソン司令「霊夢さんにお茶とお菓子を出して」
士官2「了解!」
霊夢たちにお茶とお菓子がテーブルに出された、その間にギャリソン司令は幹部達の方へと向き直し、話し合いが進んだ
30分後
ギャリソン司令「分かりました、霊夢さん、すぐに部隊を派遣しましょう」
これから起こる異変に派遣される部隊が魔法騎士異変後に編成された部隊である
アメリカ陸軍第1特殊部隊デルタ分遣隊メタルチームと他複数のチーム
アメリカ陸軍第75レンジャー連隊所属第1大隊第5歩兵中隊
第568独立山岳旅団
他の師団以上の大規模部隊
そして、今回派遣される部隊
デルタフォース
メタルチーム
レンジャー
第5歩兵中隊
以上部隊を十分載せられるヘリのパイロットがナイトストーカーズ
こうして、今回の異変に派遣される部隊が決まった
第1特殊部隊デルタ分遣隊メタルチームが待機している部屋
ここには全デルタの隊員がここで寝床としている
サンドマン「よし、メタル隊の出動だぞ、全員起きろ」
今回からメタル0、1、2が出動することになったため、12名が腰上げた
第75レンジャー連隊第1大隊第5歩兵中隊の待機している部屋
第5歩兵中隊の中隊長の部屋に3人の小隊長が集合していた
フォーリー「いいか、お前達、今回は俺達とデルタのメタル隊が異変解決部隊として我々が出動することになった各々の部隊を連れて早急に甲板の上がれ」
ダン、ラミレス、ジョセフ「了解!」
米軍の最強部隊が今回の異変にかり出されることになった
次回はロシア軍編です
ある手紙
この手紙が届いている頃には俺は死んでいる、奴らはすぐ近くにいる、戸締まりと銀の銃弾、塩、聖水を用意しろ、愛してる
誤字修正のお知らせ
今回からメタル0、1、2が出動することになったため、14名が腰上げたの14名の部分を12名に変更いたしました、ご迷惑をお掛けしますが、ご理解ください