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第59話 軍の銃は大抵対人用だけど妖怪や魔物にも効果があるんでしょうか?

今回も戦闘回です

パパパパッ

ドカーン

  

ある丘(フォートロングス基地から2㎞)

 

 1人少女が遠くから見つめていた、オレンジと黒い煙や光がたびたび上がって光っているのが見えた、その煙と光が見えた少し後に銃声と爆発音が聞こえている

 

 

 

少女「かなり善戦しているな、この前の騎士や武士、ヴァイキング共と比べたら遙かに強い、だが、あと少しで陥落だな」

 

 少女がそう呟きながら口元が微笑んでいた

 

?「へぇーそうかい、この状況を作り出したのはあんたか?」

 

 後ろから突然、男性の声がして少女は後ろを振り向いた、そこにいたのは米陸軍のUCPの迷彩服を着たフォートラン大佐だった

 

少女「あら、盗み聞きとはあまりよろしくないですね」

 

フォートラン大佐「すまないな、昔からよくしてきたことだからなぁ」

 

 両者は不敵な笑みを浮かべながら睨みあった

 

フォートラン大佐「それで一体何が目的だ、お嬢さん」

 

 少女はニヤリと笑い、フォートラン大佐の元へと一歩ずつ近づいた

 

少女「お嬢さんとはうれしいわね、そうね、目的は実験かしらね、あなた方のような人達がこの世界で一体何をしてどう対処するか、見させていただきましたわ」

 

フォートラン大佐「そうか、ならば俺達を元場所に返せ」

 

 フォートラン大佐はホルスターから銀色の彫刻が施されたM1911コルトガバメントを抜き、少女に銃口を向けた

 

少女「あら、怖いわ」

 

 すると、少女は扇子を開き口元隠した、その後、おもむろに右手を上げ始めた

 なんと、少女に上に目がたくさんある空間が出現した

 

フォートラン大佐「なんだありゃ?」

 

ファア~ン

 

 電車のクラクションみたいなのが聞こえてきた

 すると、あの空間から二つの光が見えた

 

ファア~ン

 

 音共に出て来たのは電車だ、それを見たフォートラン大佐はその電車が自分に近づいてるのが分かると瞬間的に右の方向へと前転でかわそうと右斜めに前のめりになった

 

フォートラン大佐「クソッ!」

 

 フォートラン大佐は電車をぎりぎりで避けた

 

ドカーンドドドド

 

 電車は大きい音をたてながら数メートル前進して停止した

 

フォートラン大佐「あぶねぇ」

 

 フォートラン大佐は少し安堵して、すぐに少女の方を見た

 

フォートラン大佐「畜生、逃げやがったか」

 

 少女は姿を消していのだ

 フォートラン大佐は周りを見渡してホルスターに銃をしまった、フォートラン大佐は無線を取り出した

 

フォートラン大佐「こちらフォートラン大佐だ、フォートロングス基地に出せる限りの戦力を投入する」

 

無線「了解!」

 

 フォートラン大佐は無線の電源を切り、フォートロングス基地を凝視した

 

フォートラン大佐「頑張れよ」

 

 フォートラン大佐の言葉が小さく響いた

 

フォートロングス基地

 

ババババン

 

 M1エイブラムスやM1128ストライカーといった戦闘車両は敵の遠距離攻撃や自爆攻撃でほぼ全滅していた

 

米兵1「クソッ敵が多すぎるぞ!」

 

米兵2「このままだと、ここは突破される!」

 

グアアア

 

 フォートロングス基地のゲートに猛突進してくる体長ゴリラのようだが、口から長い牙が生えている巨大な獣が周囲にいた化け物を押し倒したり、突き飛ばしたりして進んでいた

 

米兵隊長「おい!火線を集中されろ!あのゴリラを殺せ!」

 

ババババン

ブシュン

ビッヒュュュュ

 

 無数の弾丸やロケット弾、グレネード弾がゴリラみたいな化け物に向かった

 

ドカーン

ドカーン

 

 ゴリラは黒煙に包まれた、米兵たちは倒したと確信が、その確信をことごとく打ち砕いた

 

グアアアアアア

 

 ゴリラが黒煙の中から何事も無かったかのように現れたのだ

 

米兵3「おい!戦車をこっちに寄越してくれ!」

 

 米兵3は戦車を持ってくるように要請したが、足止めをしなければ絶対に間に合わない、速度でゴリラは迫っていた

 

米兵隊長「ランチャー、射撃用意!...撃てえええ!」

 

ビッヒュュュュ

ビッヒュュュュ

 

 SMAWから発射されたロケット弾は真っ直ぐゴリラに向かった

 

ドカーン

ドカーン

 

 2発のロケット弾がゴリラの肩と足に命中したが、速度は変わらなかった

 

米兵隊長「クソッ戦車はまだか?!」

 

米兵3「現在、戦車が向かっています!」

 

 ゴリラはもうすぐそこまで来ていた、誰が見ても間に合わないと思った次の瞬間!

 

ビュン

 

 突然、人の影が米兵達の頭上を通り過ぎた

 

グアアアアアア

 

 ゴリラが目と鼻の先まで来た瞬間、一人の人が米兵達の前に立ちふさがった、ゴリラは突然目の前にいた人に思わず拳を振りかざした

 

ドンッ

 

 辺りに金属を殴ったような鈍い音が響いた、米兵達は目の前にいる人物に驚愕した、その人物の姿は中世騎士だったのだ

 そう中世騎士が盾でゴリラの拳を受け止めていたのだ

 

中世騎士「ふんっ」

 

 中世騎士が盾でゴリラを押し返した、ゴリラはその反動で後ろに3歩下がった

 

ガガガガガ

 

 キャタピラの音がゲート付近に聞こえてきた

 

米兵3「戦車が来たぞ!」

 

 アメリカ軍主力戦車M1エイブラムスの姿がゲートを守っている米兵たちの目に映った

 

ボンッ

 

ドカーン

 

 エイブラムスから発射された徹甲弾は見事、ゴリラに命中、ゴリラは後ろに両手を広げて倒れた

 

バタンッ!

 

 ゴリラが倒れたことによって周囲土煙が舞った

 

米兵3「よし!」

 

グアアアアアア

 

 ゴリラが倒れても次々とやってる来る化け物たち、その絶望が彼ら米兵達に襲いかかる、だが、後ろにはまだ収容が完了していない民間人がいる彼らを置いて逃げるわけにはいかないと自分を鼓舞した

 

ウアアアア

 

 突如、大勢の人間の叫び声が聞こえてきた

 

ビッビッビッビッ

 

グサッグサッグサッ

 

グアアアッ

 

ガアアアッ

 

 あの大勢の声の後からたくさんの矢が降ってきてた

 その矢は地面に刺さり化け物を殺していく

 

ウアワワワワワ

 

バタッバタッバタッ

 

 米兵の間を駆け抜けていく中世騎士やサムライ、ヴァイキング、古代ローマ軍、元王朝兵士といった古代の兵士たちが化け物共に立ち向かっていた

 化け物は切り裂かれ、串刺しにされ、バラバラにされていた

 

 こうして、アメリカ軍と古代の戦士たちとの奇妙な共闘が始まった

次回も戦闘回です


作者1「どうも、皆さんこんにちわ、ぐっちです、最近プライベートが忙しくて小説を投稿するスピード落ちましたね、ですが、安心してください今までの投稿スピードに戻る予定です」


作者2「ですが、文は相変わらず短いです」


作者1「そんなこと言わないの」


作者2「事実を言ったまでです」

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