第57話 頼りになる人がいると頼りっきりになる
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米陸軍兵1「こちらにお乗りください」
フォートロングス基地
ここに多数のチヌークが着陸していた、まあ、陸軍基地という性質上、輸送ヘリはある程度は着陸はしているのだが、これは明らかに多かった、そう、このチヌーク群は最近、幻想入りしてしまった、フォートラン大佐が所属するフォートシティロード特殊作戦支援軍事都市から来ていた
民間人などを乗せ次々と飛び立つチヌーク、そして、それを護衛するコブラ、そして、今か今かと待ち浴びている民間人たち
そんな光景がこのフォートロングス基地に広がっていた
ジョン「少尉、状況は?」
少尉「はい、現在、9割の民間人がフォートシティロードへと行きました」
ジョン「そうか、この騒音に気づいて何か来るかもしれんから、警戒は厳重にしろ」
少尉「了解しました、基地司令殿!」
少尉はジョンに敬礼をして、民間人のいるテントへと歩いて行った
ウーッウーッウーッ
突然敵襲を知らせる警報が鳴り響く、この警報に気付いた兵士たちは民間人を誘導する者以外、みんな武器庫や車両基地へと向かった
ドタドタドタ
ズーンズーンズーン
バタバタバタバタ
すると、基地内放送がかかった
基地内放送「現在、北側から大量の化け物が攻めてくる模様、戦闘員はすぐに北ゲートに集結して迎撃せよ、非戦闘員はすぐにシェルターへ急いでください」
基地内には完全武装をした米兵が車両に乗り、北ゲートという場所に急行していた
ジョン「これはまずいことになったな」
ジョンはそう呟くと急いで司令部に向かった
ジョン「ハアッハアッハアッ、フゥーちょっと体力が衰えたかな?」
と言いながら司令部の中へと入っていった
フォートロングス基地北ゲート
北ゲートにはバリケードが設けられ、ハンビィーやM1エイブラムスなどが配置されていた、上空にはアパッチやコブラといった戦闘ヘリが空中に待機していた
監視員「見えたぞ!」
この場の戦闘指揮官である隊長は双眼鏡を覗いた
隊長「これは...こちら北ゲート、砲兵隊に告ぐ、砲撃可能距離まで近づいたらいつでも砲撃しろ」
無線「こちら砲兵隊、了解しました!」
北ゲートの兵士たちは固唾をのんでその時に備え、心の準備をした
フォートシティロード特殊作戦支援軍事都市
新たな仲間を手に入れたフォートラン大佐は民間人の収容と物質及び兵器の支援をした
その時!1本の長距離無線に通信が入った
通信兵「フォートラン大佐!フォートロングス基地から通信です!化け物の集団に襲われていると」
通信兵が静かだった司令部に凶報を知らせた、その知らせに司令部にいた皆が反応した、取り分け反応したのが名前を呼ばれた、フォートラン大佐だったことに言うまでもない
フォートラン大佐「何!」
フォートラン大佐はすぐに通信兵の傍に駆け寄った
フォートラン大佐「状況?!」
通信兵「はい、現在、フォートロングス基地の北から多数の化け物が進撃しているとのこと」
フォートラン大佐「わかった、すぐに部隊を派遣しよう、よし!みんな聞いての通りだ、これから同胞を救いに行くぞ!」
兵士たち「おおおおおおお!」
司令部にいた全ての兵士たちは自分の持ち場についた、そして、各部署に知らせ、戦闘準備を開始する
次回は戦闘シーンです
ある男の日記
最近、軍事基地が行方不明になる不思議な事件が起きている、このような事件があったか調べてみた、なんと、驚きの事実が分かった、昔からたくさんの城や野営地が行方不明なった事件が少なくとも古代ローマ時代から行方不明になっていることがわかった
それも城や野営地だけでもないらしい、タンカーや橋に艦隊までもが行方不明になっている一体何が起こっているんだ?