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第51話 探索って人生に一度はしてみたい

いつもより長い気がする


カサカサ

パキッ


この鬱蒼とした森を数十名の各国の特殊部隊員たちが歩いていた、森の感じは常緑樹林に近かった(日本の森的な)、暑くもなく寒くもなく、気温や湿度も普通、住みやすい環境だった


デルタフォース1「なんか、すごく風情があるな」


SAS1「ああ、そうだな」


彼らはこの森を見て感じて聞いた結果は好評価だった


特戦群1「なんか、俺の地元みたいだな」


レンジャー「まじかよ、いいなこんな環境があって、俺の地元なんて砂漠だぜ?やんになるよ」


特戦群1「あ、あははは...」


すると、先頭を切って進んでいたデルタフォースの隊長兼陸上偵察隊隊長のジョニーが右手を挙げて拳を作った、これは止まれの合図である


陸上偵察隊は全員が指示通りに止まった、そして、次の指示は集合せよとのことだった

この命令通りに集合する隊員たち、そして彼らは目にした物は...


スペツナズ1「洞窟か」


目にした物は洞窟だった、中は暗くどんよりとしていた


ジョニー「よし、ここを捜索しようここに5人残す、後は俺に付いてこい」


こうしてアルファ部隊と海軍特殊開発グループDEVGRVとフォースリーコンと第1空挺団と雪豹突撃隊の各1名ずつの5人が洞窟の出入り口を守ることになった


残り70名は洞窟の中へと入っていった


SAS2「なんか蒸し暑いな」


SAS3「確かにそうだな」


アルファ部隊1「何かサウナに近い物を感じる」


洞窟は湿気がひどくさらに少し生温かった、隊員たちは少し気分を害しながら奥へと進んでいった


すると広い部屋に出た、ドーム状になっており至る所に穴が空いていた

そして、極めつけはその部屋の床に白骨化した遺体があるということ


レンジャー2「おふう、まじかよ」


特戦群2「ちょっと行ってきます」


特戦群の隊員が白骨化した遺体群に近づいた、そして、何かし始めた


特戦群2「この遺体は数年経ってるでしょう、死因は恐らく外傷による出血多量です」


彼は元々医者志望だったが、戦場に行けば医者として技術が上がるのではないかと思い、軍に入った隊員である、そのため医学の知識はかなりあった


特戦群2「それに彼らの服装が明らかにこの時代ものではありません」


それを聞いて4人くらいが近づいた


デルタフォース2「ふむ、これは中世ヨーロッパの騎士だな」


フォースリーコン1「こっちは日本のサムライだぜ」


雪豹突撃隊1「これは古代中国の戦士だ」


そうこの遺体たちは古代の戦士たちだった、なぜ存在していた時代が違うのにここに一緒に放置されていたか、隊員たちは全く分からなかった


カサカサカサ


隊員たちが悩んでいると壁の中から何かが蠢く音が聞こえた


カチャカチャカチャン


その場にいた全員が壁に銃口を向けた、すると、穴の中が変に動いてるように見えた


カサカサカサ


シールズ1「うわっ、なんだあれは?!」


穴から這い出てきたものは黒くてハサミがありサソリの尻尾のようなものがあった、そして、腹部には多数の足らしきものも見えた


カサカサカサ


それは次から次へと出てきた、穴という穴から出てきた


ジョニー「クソッ撃ちまくれ!」


バババババン

ドゴンカチャンドコンカチャン

バンバンバン

ダララララ


隊員たちが放った銃弾の約9割が当たった、だが、5割が生きていた

あの弾幕なら誰でも生きられないと思われていたがそれにめげつに生きていたのだ


レンジャー3「クソッ化け物共め」


ドスーンドスーン


グリーンベレー1「ん?なんだ?」


すると、自分たちが入ってきた入り口とは反対側の巨大な入り口から穴から入ってできた同じ形をした5メートルくらいの蟲が入ってきた(ちなみにさっきから襲ってきている蟲は人間大の大きさです)


ジョニー「デケぇ」


フォースリーコン1「これでも喰らえ」


FGM-148ジャベリンだった、これは対戦車ミサイルとしてアメリカ軍が主に使っている携帯火器である


フォースリーコンの隊員はジャベリンをダイレクトに切り替えた


ジュシュュュュドカーン


フォースリーコンの隊員がジャベリンを撃った、その弾道は揺れることなく真っ直ぐと巨大な蟲に当たった


対戦車ミサイル弾を喰らった蟲は当たった胸部が吹き飛びオープンになっていた

当たった衝撃で後ろへとバランス崩して倒れていく


ジョニー「よし、全員撤退せよ、この洞窟とおさらばするぞ」


ジョニーは自分たちが入ってきた入り口へと部隊を連れて駆け込んだ、後ろの隊員は後ろから来る蟲たちに向かって銃撃を加えた


ジョニーたちは一心不乱に走り続けだ、この暗くじめじめした洞窟、さらに、後ろから黒い蟲が追ってくる、この地獄から逃げようと必死にみんな走った、そして、ジョニーたちに光が差し始めた


カサカサカサ


バッ


アルファ3「クソッ」


特戦群2「やばい早く助け出さないと」


アルファ3「近寄るな、こいつは俺が倒す」


アルファ部隊の隊員は胸をくっついてた手榴弾のピンを抜いた、それと同時に引き込まれ数秒立って爆発した


ジョニー「ようやっと出口か」


ジョニーたちは出口が見えて一気に走り込んだ


眼前に広がっていたのは...


ババババババン

ドコンカチャンドコンカチャン

バンバンバン


5人の特殊部隊員が木々の間からやって来る異形な化け物に向かって銃撃を浴びせていた


ジョニー「クソッ外もか、それよりもすぐにC-4を仕掛けてここを吹っ飛ばせ!」


隊員たちはC-4を仕掛ける係、敵を足止めする係に分かれた


バババババン


特戦群2「やばいなそろそろ」


アルファ2「ならこれの出番か」


アルファ部隊の隊員が持っていたのはM134だった


アルファ2「これでも喰らいやがれゴキブリ共」


ダララララララ


毎分2000発の7.62㎜弾が蟲たちを貫く、銃撃に晒されたものは次々とバラバラになっていった


グリーンベレー2「よし、仕掛け終わった」


ジョニー「全員離れろ!」


カチャン


ドカーン


ジョニーがC-4を起動させた、すると、オレンジ色の閃光が辺りに起きて爆発した、洞窟は爆発の影響で崩落していった


ジョニー「よし、全員ここを離れるぞ!」


隊員たちは自分たちか来た道にいた異形な化け物に向かって弾丸を浴びせて基地へと走っていった


バババババン


森の中から銃声が鳴り響いていた

その銃声を近くで偵察していたリトルバードが銃声のしている場所へむかった


パイロット「こちら空中偵察隊、本部、応答願います」


無線「こちら本部どうした?」


パイロット「本部、陸上偵察隊の隊員たちが森で戦闘を繰り広げています」


森の中


レンジャー1「クソッ死ね、化け物」


ビョーン


レンジャー1「え?」


バタンッ


レンジャー隊員に乗っかったのはカエルのような足をして目が飛び出たナメクジのような姿だった、口には牙が無数生えており、鋭く尖っていた


グアアア


カブッ


レンジャー1「アガッ」


ナメクジのような化け物はレンジャー隊員に首を噛まれた、患部から血が噴き出した、動脈に牙が食い込んだのだろう


特戦群3「ちきしょう」


バババババン


特戦群の男は持っていた89式小銃をナメクジの化け物の頭部にぶち込んだ


ナメクジのような化け物「ギギッ」


ナメクジのような化け物は89式小銃を受けて受けた反対側に倒れた


特戦群3「大丈夫か?」


特戦群の男はすぐに近寄った、患部は出血してもう手遅れの状態だったが、特戦群の男はそれでも患部を手で力いっぱい押し込んだ、出血は止まったが、徐々に衰弱していき、ついには心臓が止まった、みるみるうちな冷たくなっていくのを感じた


特戦群3「クソッ!」


特戦群の男はレンジャー隊員のドックタグを引きちぎった


雪豹突撃隊2「クソッこのままだと全滅しちまう」


?「うわあああ!」


雪豹突撃隊の隊員の耳に入った、男の悲鳴、条件反射のように悲鳴が聞こえた方を振り向くと


SAS2「クソッ助けてくれ!」


SAS隊員が穴へと引きずり込みかけていた、SAS隊員は持ち前の腕力で穴になんとか引きずり込ませないように頑張っていた


それを見た雪豹突撃隊の隊員はすぐにSAS隊員の元へと駆け寄った


雪豹突撃隊2「今助けるぞ、おい!誰か手を貸してくれ!」


その呼びかけに気付いたDEVGRVの隊員とシールズの隊員、第1海兵歩兵落下傘連隊(セリフの時は落下傘連隊と表記します)


落下傘連隊2「分かった今行く」


3人はすぐに2人の元に駆け寄った


バババババン


DEVGRVの隊員が穴に向かって銃撃を加えた


するとSAS隊員を引っ張っていた化け物は銃撃にびっくりして力が抜けた


SAS隊員を引っ張っていた3人は好機とみて勢いよく引っ張った、するとSAS隊員の体は穴から抜けた


落下傘連隊2「よし!これでだいじょっ「グサッ」アガッ」


落下傘連隊の隊員は胸を貫かれた


落下傘連隊2「ブハッゴホッゴホッ」


落下傘連隊の隊員は口から血を吐き出した、貫かれた際に食道を傷つけたのだろう、食道に入った血液が食道の中を埋めたため体はそれを吐き出したのだ


DEVGRV1「クソッ撃ちまくれ!」


バババババン


落下傘連隊の隊員を刺していたのは巨大なサソリだった(参考はタイタンの戦いを想像したらよいかも)


シールズ2「おい!誰かジャベリンを奴にぶち込め!」


ビッシュュュドカーンドカーン


対戦車ミサイル弾が2発、巨大なサソリに命中した


サソリの体は戦車より装甲が脆かっため最初の1発で足の部分と体の装甲が剥がれた

2発目で剥がれた装甲に対戦車ミサイルの弾頭がぶち込まれた、巨大サソリはこの攻撃で内臓を地面に激しくぶちまけた

巨大サソリはあまりのダメージに全身の力が抜けて落下傘連隊の隊員を下ろした、それは死亡したという意味だった


ジョニー「ちくしょう、本部応答願います」


無線「こちら本部どうした?」


ジョニー「現在我々は化け物に囲まれている、そのため輸送ヘリをこっちに寄越してくれ!」


無線「了解した、少し待ってくれ」


無線「空中偵察隊、応答せよ!」


陸上偵察隊の上空を飛んでいたリトルバードの無線に本部から連絡が入った、パイロットはその無線機を取った


パイロット「こちら空中偵察隊だ」


無線「すぐに大型輸送ヘリが着陸出来る場所を探して教えろ」


パイロット「了解!」


リトルバードは陸上偵察隊が銃撃戦を繰り広げいる場所を中心に空き地を探した


パイロット「あった、こちら空中偵察隊、大型輸送ヘリが着陸出来る場所を見つけた」


無線「了解した、陸上偵察隊に告ぐ今からそこから500メートル地点に広い空き地がある、そこに大型輸送ヘリを着陸させる詳細な情報はタブレットを見ろ」


ジョニー「了解した」


ジョニーはすぐさまタブレットを起動させるとそこに映っていたのは上空を飛んでいるリトルバードからの映像だった


ジョニー「よし、全員こっちだ付いてこい」


ジョニーは生き残っている者たちを連れて着陸地点まで走った


ガオオオ


DEVGRV2「うわっ」


DEVGRVの隊員を襲ったのは一見すると巨大な熊だが、爪が異様に長く背中は甲羅のようなものを背負っていた


ザクッ


DEVGRV2「グハッ」


DEVGRVの隊員は強靱で長い爪で引っ掻かれ数メートル飛んだ、木に体を打ちつかせ、ぐったりとしていた爪を引っ掻かれた患部は三本の傷が入り出血がひどかった


レンジャー4「クソッおい運ぶの手伝え」


雪豹突撃隊とグリーンベレーとSAS隊員の力を借りてDEVGRVの隊員を運んだ


そしてジョニーたちが空き地へとたどり着いた


ジョニー「よし、着いたな、みんなこっちだ」


ジョニーたちは中央に集まり防御陣地を築いた


そして、森から多数の化け物が顔を出した、隊員たちは銃口を真っ直ぐ向けて


バババババン

ドコンカチャンドコンカチャン

バンバンバン

ダララララララ

バンカチャンバンカチャン


360°の範囲を隊員たちはお互いにカバーしあい、化け物に向かって撃ちまくった


数分間撃ちまくった後、遠くから大型輸送ヘリ、チヌーク三機がやってきたそれとアパッチも


隊員たちは散らばって場所を確保した


ウィーンドン


チヌークパイロット「皆さん早くお乗りください」


パイロットの指示に従うまでもなく続々と隊員たちが乗り込んでくる

その間アパッチは空き地周辺の森をヘルファイアロケットで吹き飛ばしていた


ジョニー「よし、全員乗ったな、早く出せ!」


隊員たち全員がチヌークに乗り込んだ


バラバラバラバラ


チヌーク三機は空き地から空へと離陸した


チヌーク三機は前線基地へと飛行していった

チヌーク機内の空気はなんとも言えない空気になっていた


そして、チヌーク三機は前線基地のヘリポートにたどり着いたのだ


後書き

次回は会議です


作者2「なんかさ、今回長くね?」


作者1「まあ、結構長い期間妄想してましたし」


作者2「ということは他の話はあまり妄想してないのかな?」


作者1「(うぜぇ)ん?いや、妄想してないわけではなくこれは結構前からやりたかったことだったんだよね」


作者2「ああ、なるほどこれがねぇ、まあ早めに終わらせた方がいいよね」


作者1「多分100話くらいで終わる」


作者2「長すぎだよ、もっと短くしろ」


作者1「じゃあ、100000000話で」


作者2「だかは長すぎ、てか、0多すぎだろ、これぱっと見何話かわからねぇよ」


作者1「ん?一億」


作者2「絶対そんなに続けられねぇだろ」


作者1「うん!」


作者2「認めんな」

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