第50話 見知らぬ土地に行くのって凄く怖いと思います
今回は探索部隊の装備紹介と出撃です
前線基地
この前線基地にいた兵士たちは謎の光を浴びて気絶していたが、すぐに起き上がり、状況を確認した
フォートラン大佐「状況はどうなっている?」
司令部に入ってきたのはフォートラン大佐だった
通信兵「はい、各国政府に呼びかけを行っていますが、応答ありません」
フォートラン大佐「この基地の近くにあるモルードフォート空軍基地はどうだ?」
通信兵「試しましたがダメでした、音信不通です」
バタンッ
?「大佐、来て下さい」
フォートラン大佐「なんだ?どうした?」
?「お見せしたいモノが」
そういって、勢いよいよくドアを開け、フォートラン大佐を呼んだ、デルタの隊員がフォートラン大佐を外に連れていって基地のはじまで案内した
そして、フォートラン大佐が見た物は
フォートラン大佐「これはどういうことだ?」
周りは森だった、完全なる森だった
前回の話で語ってなかったが(語り忘れていたが)ここは砂漠だ、なのに基地の周りを森が囲んでいるなんてとんでもなくおかしいことだった
フォートラン大佐「クソッ俺達はフィラデルフィア計画みたいに飛んできちまったってことか」
フォートラン大佐はすぐに司令部に戻った、彼は明らかに動揺していた、こんな未知な体験したこともなかったからだ
バタンッ
フォートラン大佐は勢いよいよくドアを開けた
基地内に指令などを伝えるためのマイクの電源を入れた
フォートラン大佐「フォースリーコンとナイトストーカーズの隊長らはすぐに司令部に来てくれ!」
数分後
フォートラン大佐「よし、集まったな、それでは、作戦を説明する、我々はとても危険な状況に陥っている、周辺の基地との通信はおろか、本国とも通信ができない状態だ、よってここに偵察部隊を編成したい、それで君たちの出番というわけだ」
フォースリーコンの隊長「わかりました、それでどういう風に編成するのでしょうか?」
フォースリーコンの隊長がフォートラン大佐に向かって疑問を投げかけた、すると、フォートラン大佐はおもむろに紙を取り出し始めた
フォートラン大佐「編成についてだが、3チームを予定しているリトルバードによる偵察だ、そこでナイトストーカーズとフォースリーコンのそれぞれ2名の4人で行ってきて欲しい」
フォートラン大佐の問いかけにフォースリーコンの隊長と同じくナイトストーカーズの隊長は顔を見合う
ナイトストーカーズの隊長「わかりました、全力を尽くします」
フォートラン大佐「よし、いった、解散してよし、だが、ジョニー、お前は残れ」
ジョニー=フォースリーコンの隊長
ジョニー「あ、はい」
ジョニーはびっくりしながらもフォートラン大佐の元に駆け寄ってきた
ジョニー「それで何ですか?」
フォートラン大佐「うむ、君達の1個分隊規模が先導して陸上の偵察を行ってくれんか?」
フォートラン大佐はジョニーに向かって、森への偵察任務を頼んできた
ジョニー「いいですけど、我々の他にいるんですか?」
ジョニーは了承したが、フォートラン大佐の先導に疑問を感じたのでそれへの回答を求めた
フォートラン大佐「ん?ああ、ナイトストーカーズ以外の全特殊部隊の1個分隊規模が指揮下に付くよ、もちろん君が指揮官だ」
ジョニーは「え?」って顔になった、それは無理もない、精鋭部隊たちが自分の部隊の指揮下になるだから
ジョニー「わかりました、その任務、受けさていただきます」
フォートラン大佐「よし、いい声だ、明日の朝、ナイトストーカーズと共に出発させよう」
ジョニー「了解!」
フォートラン大佐「それでは解散」
話を終えたジョニーは司令部から出ていった
翌日
各国特殊部隊の隊員たちが整列していた、特殊部隊員たちの前にはステージが設けられていた、少しするとフォートラン大佐が上がってきた、礼服だった
フォートラン大佐はマイクを手に取り始めた
フォートラン大佐「すでに気づいているものもいるが、ここはアメリカではない、この未開地を偵察しなければならない、この周囲を偵察して、どこの国かを調べなきゃならない、もしかしたらどこの国のではないかもしれないがそんなことはどうでもいい、我々の目的はただ一つ...生き残ることだけだ」
特殊部隊員たちは黙っていた、彼らはこの状況を理解できてはいないが、する必要もないと割り切っていた、どこにいても同じ...生き残るためだと
フォートラン大佐「よし、解散!」
こうして、フォートラン大佐の演説は終わった
特殊部隊員たちはすぐに自分の持ち場へと向かった
司令部
司令部の戦略会議を行う机に書類が置いてあった、この書類は空中偵察隊の装備と人員、陸上偵察隊の装備と人員が書かれてあった
空中偵察隊
リトルバード 三機
M16A2
M16A4
M4A1
SCAR
HK416
M9
M14EBR
第160航空特殊連隊 6名
アメリカ海兵米武装偵察部隊 6名
陸上偵察隊
※周辺が森なため車両は出動しませんが、前線基地の入り口付近にはM1エイブラムスなどがあります
M4A1
SCAR
HK416
M9
M24
M14EBR
M203
M870
M1014
M240
M249
M110
M82A1
AK-12
ドラグノフSVD
RPG-7
MP-5
L-85A2
ベレッタ
USPタクティカル
FN90
ベネリM3
MP-7
UMP
G3
G36
HK416
L96A1
スティンガーミサイル
SMAWロケットランチャー
AT-4
89式小銃
QBA-95
QSZ-92
VSS
FAMAS
個人装備
方位磁石、暗視ゴーグル、短波無線機、それぞれの特殊部隊の標準的な防弾チョッキなど
すいません、これでも結構短くしたつもりです
こうして、陸上偵察隊は一通りの装備を揃えると全員隊列を組んだ
ジョニー「門を開けろ」
基地の入り口が開いていく
ジョニー「よし、前進だ!」
ジョニーが大声で叫ぶと隊列は森へと進んでいった
こうして、陸上偵察隊は何が起こるかわからない未知の土地の森らしき場所へ、足を運んだ
どうも作者です、これは後書きでもよかったのですが、一応ここで伝えておきます、前話のギャリソン司令が言った強者とは特殊部隊員ということであって、基地には支援要員が600名くらいいます、こちらも世界各国の兵士たちで構成されています、彼らは特殊部隊員ではなく兵士ですのでその点はよろしくお願いします、彼らの仕事は通信や工兵、輸送、警備などです
前話で書ければよかったのですが、これは後付け設定というのことでよろしくお願いします
次回は探索です
ある国のニュース
ニュースキャスター「速報です、今日未明、ハルベン市の郊外にて男女5人が行方不明になりました、警察はすぐに場所を突き止めましたが、5人は犯人グループの人質になっており、現金を要求してきましたが、警察の特殊部隊が突撃しました、5人は無事でしたが、銃撃戦になり警察官数十名が死傷した模様です、犯人グループもまた数十名が死傷した模様です、情報が入り次第お伝えします、次のニュースは...」
?「多分、神話生物だ、調査と駆除を頼む」
ピッ
?「また、派手にやらかしたな、ふふ」
男はニュースを見ながら電話して要点を伝えると電話を切り、不適な笑みを浮かべた