第47話 赤き軍隊
遂にあの軍隊が...
ロシアキルペリア宇宙BEF1369銀河第17太陽系第6惑星
ここはロシア連邦国が支配する惑星である、人口はそこそこいる、資源も普通、特徴として山岳地帯が少なめの海も少なめ、発展した大都市あり
ごく普通の惑星でロシア政府はここで大規模な演習を予定している
今回はロシア連邦軍ロシアキルペリア宇宙BEF1369銀河第17太陽系第6惑星方面軍略して第6惑星軍管区の全地域を合わせた総合演習である
多少他宇宙からも合同で演習を行うことなった
ロシア海軍ラルグラード級軍管区司令艦
コンコン
ドアをノックする音が部屋に響いた、その音を聞いてある書類を見つめていた男は書類を見るのをやめた
?「入っていいぞ」
?「失礼します」
男は書類を見るのをやめてノックしてきた人物に部屋に入ってくる許可を出したらロシア軍の軍服をきた男が入ってきた
因みに部屋にいた男もロシア軍の軍服を着ています
?「やあ、マカロフ副司令、今日はどうしたんだ?」
マカロフ副司令「ザカエフ司令、今回の演習についてお話がしたくて」
マカロフ副司令と言われた男は今回、部屋にやってきた要件を伝えた
ザカエフ司令「おう、それで演習の件とは?」
マカロフ副司令「はい、現在、東部軍管区のみと伝えられたのが、なぜ、全軍管区なのかということです」
ザカエフ司令「それりゃあ、東部だけでけでなく全て軍管区が万が一に備えてすぐに、作戦行動移れるようにだと思うぞ」
マカロフ副司令「そうですか」
ザカエフ司令「まあ、気楽にやろぜ」
マカロフ副司令「そうですね!」
マカロフ副司令はザカエフ司令と2人で笑い合いながら部屋を出ていった
30分後
第6惑星の海に多数の揚陸艦があった、揚陸艦は陸に乗り上げて多数の兵士たちや車両を排出する
その後に戦闘ヘリや輸送ヘリが多数、上空をとんでいた
兵士たちは上陸して間もなく、シャベルなどの工具で滑走路やテントなどを設置していた
ヘリコプターも徐々に空き地などに着陸をして兵士たちを排出する
ラルグラード級軍管区司令艦
ここの会議室には各軍の司令官が集まっている
全方面軍統合司令官イムラン・ザカエフ
全方面軍統合副司令官ウラジーミル・マカロフ
全方面軍統合陸軍司令官イヴァニール・カマロフ
全方面軍統合海軍司令官セルゲイ・ドルバコフ
全方面軍統合空軍ボルボフ・サレシャフスキー
全方面軍統合空挺軍ヴィクトル・ザハラエフ
全方面統合戦略ロケット軍アレクセイ・アンクロフ
全方面統合特殊作戦軍ユヴァン・シモカーポフ
この6名の他にも司令官が数十名いた
マカロフ副司令「これから、演習についての会議を始める、現在、我が軍は陸軍が上陸を完了し、野戦基地の下準備をしております、野戦基地の下準備が終わり次第早急に資材を投入し、本格的な野戦基地の設営を始めます」
そう現在上陸している部隊の大半は工兵などである、だが、工兵だけでは人手不足なため、他の部隊からも兵士を派遣して貰っていた
マカロフ副司令「野戦基地設営まで約2日間掛かりますので、それまで、一体何をするか決めます」
2人が手を、挙げた
マカロフ副司令「それではニコライ空軍司令どうぞ」
ニコライ空軍司令「我々は航空訓練などをしようと思います、沿岸部での戦闘予想して海軍の砲撃支援と空軍の航空支援で沿岸部を更地にしてその後に陸軍や海軍歩兵に上陸してもらいます」
マカロフ副司令「ありがとうございます、それでは、セルゲイ海軍司令どうぞ」
セルゲイ海軍司令「はい、先ほどニコライ空軍司令が仰ったことは賛成です、それで一つ加えていただけないでしょうか?ニコライ空軍司令殿」
ボルボフ空軍司令「それはなんでしょうか?」
セルゲイ海軍司令「それは対超常生物兵器での試射ですよ」
その場、どよめいた
カマロフ陸軍司令「対超常生物兵器をここで?!」
マカロフ副司令「あれは試作段階ですよ!」
2人の司令官がセルゲイに言い寄ってきたがセルゲイ海軍司令は少しにやついていた
セルゲイ海軍司令「一応、クレムリンから通達があったんですよ、対超常生物兵器ミラルバラの威力試してほしいって」
さらに場はどよめいたが、一人だけ不思議に普通の顔しながら話しを聞いていた、男がいた
ザカエフ司令「それで対超常生物兵器ミラルバラはどこにある?」
セルゲイ海軍司令「ザリホルド級戦艦...ザーガドンに取り付けてあります」
ザカエフ司令「なるほど、それで標的は?」
セルゲイ海軍司令「それは「バタンッ」え?」
そこに現れたのは
?「どうも紳士諸君、私は作者というものだ」
っていうことで作者の登場です、彼はロシア側の作者ですのでよろしく
いきなりの展開に場は混乱したが、全員がホルスターから銃を抜いている
作者「おうおう、俺はあやしいものじゃないぜ」
ザカエフ司令「皆銃を下ろせ、話しを聞こうじゃないか」
ザカエフ司令が銃構えている部下たちに銃を下ろさせた
ザカエフ司令「それで、何のようだ?」
作者「君たち、ロシア軍は超常生物が欲しいのであろう?」
その場にいる全員がホルスターに手をかけていた、なぜなら、この会議は防音でドアに耳を当てても聞こえないからだ、だが、こいつは知っていた、それが問題だ
ザカエフ司令「なぜ、我々が超常生物が欲しいと分かったんだ?
ここは防音だから、外からは絶対に聞こえないぞ」
作者「ええ、確かにこの部屋は防音だ、だが、俺にはわかるんだよ、その理由は教えてあげられないがね」
ザカエフ司令「そうか、少し席を外してもらえるかね」
作者「ああ、いいぜ、終わったら俺のことを呼んでくれ」
ガチャン
バタンッ
ササササッ
周りに居た士官たちが一気にザカエフ司令の周りを囲んだ
マカロフ副司令「司令、駄目です、奴は怪しすぎます」
カマロフ陸軍司令「そうです、このままだと、万が一のことが起きるかもしれません」
セルゲイ海軍司令「ええ、彼が言ってることは常軌逸している」
司令官たちが各々、ザカエフ司令に話しかけるが、ザカエフ司令は無言で腕を組みなから考え込んでいたが
ザカエフ司令「いや、今回は協力してもらう、奴は少なくともスパイではない」
マカロフ副司令「司令!」
ザカエフ司令「これは命令だ」
ザカエフ司令の命令で周りの司令官たちが黙り込む
ザカエフ司令「おい、君!」
ザカエフ司令は出入り口の隣にいた兵士を呼んだ、呼ばれた兵士は出入り口の扉を開けて作者を中に入れた
作者「どうやら、まとまったみたいだな」
作者は一瞬顔をニヤつかせた
ザカエフ司令「ああ、そうだ、君に協力してもらいたい」
作者「わかりました、それでは明日、超常生物を出現させましょう」
こうして、会議室は作者と名乗る謎の人物が部屋を出ていったのをきっかけにさらに続いたが結局は協力を煽ぐことにし
次は幻想入りになるかも?!
野戦基地
ロシア兵1「それで、この基地が出来たが」
ロシア兵2「2日掛かるとか言いながら半日終わらせやがって」
ロシア兵1「まあまあ」
陽気に会話をするロシア兵を見る一つの異形の陰
?「ふっふっふっ、これが目的の連中か、楽しみだ」
異形のものは笑いながら森へと姿を消した