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第46話 皆、剣を納めよ

被害報告ですね

アメリカ軍vs聖ガリバドール魔導騎士団との戦闘の後、あの戦場には召喚されたモンスター達と白銀の鎧姿の騎士達の死体しかなかった


それから、1週間後、ガリバドール魔導騎士団は降伏をした、そして、ナサカルデ団長の仲介の元、ガリバドール総団長とギャリソン司令が会談した


ギャリソン司令「どうも、私はアメリカ合衆国ベルナー中央方面軍総司令官のジャック・ギャリソンです」


ガリバドール「私はガリバドール魔導騎士団、総団長のラッチクス・ガリバドールだ」


両者は自己紹介をし席についた


ギャリソン司令「早速ですが、我々とあなた方の関係についてです」


ギャリソン司令がガリバドールに紙を渡す

ガリバドールはその紙を手に取り、内容を拝見した、そして、ガリバドールは一通り読み終えると


ガリバドール「本当にこれでよろしいのでしょうか?」


ガリバドールはこの紙に書いてあることが信じられなかった


ギャリソン司令が渡した紙の内容


1、今後一切、自衛以外の武力行使は認めない


2、今後は我が米軍が監視をして怪しい動向がないか確認をする


ガリバドールは何故このようなことを思ったのかと言うと、彼らは我々を奴隷にしたり、全員処刑にするのかと思ったからである


ギャリソン司令「ええ、問題はありませんよ」


ガリバドール「このご恩一生忘れません」


ギャリソン司令「一生だなんて、重いな、それではこのような内容でよろしいですか?」


ガリバドール「はい」


ギャリソン司令は少しホッとした、彼らは騎士であるためこの条件飲んでくれるかですら怪しかったがすんなりいってくれたので、安堵したのだ


ギャリソン司令「それと、ガリバドールさん」


ガリバドールは突然、ギャリソン司令に名前を呼ばれた


ガリバドール「はい、なんでしょうか?」


ギャリソン司令「あなた方は我々と...いや、イングランド軍と交戦する前に我々と同じ攻撃方法をした連中と交戦しましたね」


ガリバドール「ええ、そうですが?」


ギャリソン司令「連中があなた方を攻撃する恐れがあります、よって人里で暮らしてはどうでしょうか?」


ガリバドールは少し考えて、答えが出たらしい


ガリバドール「いえ、その心配には及びません、現在、本国から難民として数十万人の国民が放置された城塞都市に在住していますので衣食住は問題がありませんが...」


ガリバドールは少し間を置いて


ガリバドール「あなた方の軍隊を我が街に駐屯してくれませんか?」


ギャリソン司令な各軍の司令官たちを話した、どうやら、結論が出たらしい


ギャリソン司令「わかりました、1個師団を駐屯させましょう」


ガリバドール「ありがとうございます」


こうして、米軍とガリバドール魔導騎士団の会談が終わった


プルプルプルプルガチャ


?「なんだ?」


?「前線基地司令官殿、騎士野郎が米軍に泣きつきました」


ロンタード「畜生、奴らが米帝と合流したとなれば、ここの存在もバレるな、仕方ない、ここを引き上げようラージュンポイントに拠点移す」


?「了解しました、ボスに伝えます」


ガチャン


二日後


バタバタバタバタ


空気を叩く音が早朝から鳴り響いた、この音で起きた生物は少ないであろう、この音を出している数は10機、紛れもないヘリ、半分近くがアパッチで、もう半分がチヌーク3機とブラックホーク2機だった


米軍のヘリコプター群は基地らしき建物がある空き地に着陸した

1機のブラックホークから一名のデルタフォース隊員が降りた


サンドマン「クソッやられたな」


そう、ここはロストジェネシスの元前線基地だった場所だ、辺りには車両のタイヤ痕やキャタピラの走行痕が辺りにたくさんあった


グリンチ「敵は逃げあしが早いな」


フロスト「まあ、これでロストジェネシスがどこかで補給をしている可能性があるってことが立証されましたね」


サンドマン「ああ、まあ、連中は俺たちの手で滅亡させてやるさ」


この異変については後に魔法騎士異変と名づけられた、米軍との壮絶な戦いで生き残った騎士たちは幻想郷にある放置された城塞都市を拠点とした、その城塞都市には多数の民間人が移り住んでいた、米軍はここにロストジェネシスの抑止力として、1個師団を駐屯させる予定らしい


中央方面指揮艦ドーンブレイン


ギャリソン司令「それでは、ガリバドール魔導騎士団への駐屯部隊を決定したいと思います」


すると、一人が手を挙げた


シェパード副司令「ホッパー指揮官どうぞ」


ホッパー指揮官「はい、我が陸軍の第1軍団第7歩兵師団はどうでしょうか?」


ギャリソン司令「第7歩兵師団か、確かに砲兵隊などはあるが」


ロベルタ隊長「ですが、司令、ストライカー旅団がいることによってガリバドール魔導騎士団の城塞都市で作戦が行われる際に万が一危機的状況に陥ってしまった場合、その時救出してくれるのは機動力の高いストライカー旅団戦闘団になりますよ」


ギャリソン司令「それもそうだな、第1軍団第7歩兵師団を派遣しよう」


ホッパー指揮官が提案した部隊、第1軍団隷下の第7歩兵師団をギャリソン司令は少し考えてたが、ロベルタ隊長による擁護でホッパー指揮官の提案は可決された

こうして、ガリバドール魔導騎士団の城塞都市に駐屯するのはアメリカ陸軍第1軍団第7歩兵師団に決まった


シェパード副司令「次に今回の異変で出た被害についてです」


ガタン


ナンツ将軍がボード片手にイスから立ち上がった


ナンツ将軍「ええ、それでは、我が海兵隊のみ被害が出たと言うことで私からお話しますね、我が海兵隊は先の人里で襲撃で第1海兵師団に損害が出ました、物的損害は人里の門前ですが、人的被害を出しました、その被害は海兵隊員、6名が刺殺及び斬殺、10名が魔法と言われるものにより感電、焼死、凍死しました、後は20名以上が負傷いたしました」


ギャリソン司令「戦死が出たところで生き返るから別に問題はないがな」


シェパード副司令「それでは、以上もちまして、この会議を終了します」


この場にいた者たちは自室へと戻りつつあった、その時、ギャリソン司令は不意に窓の外を見た


ギャリソン司令「お、雪だ」


窓の外は雪が津々と降っていた


アメリカ合衆国基地内


日夜訓練している都市にいる海兵隊員たちが雪が降る空を見上げていた


海兵隊員1「お、雪が降ってるぞ」


海兵隊員2「これが雪が始めて見たな」


海兵隊員3「幻想的だな」


海兵隊員4「ああ、そうだな」


幻想郷のとある場所


テントが立ち並んでいた、その周辺には銃もった兵士たちがいた、その兵士たちは海兵隊員たちと同じく空を見上げていた


セルゲイ「おーい、RED!」


RED「お、セルゲイ!」


セルゲイがREDの下へとかけてきた


RED「セルゲイ、どうした?」


セルゲイ「いやぁ、RED、雪だぞ、雪」


RED「ああ、確かに雪だな」


セルゲイ「俺は生まれて始めてみたぞ」


RED「そうか、まあ、雪なんて寒いだけだ」


セルゲイ「そんな夢のないこと言うなよ」


二人は雪を中、笑い合って少し話をして、テント中へと戻った

次回は新しい軍が幻想郷にやってくるかも?

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