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第45話 魔法と科学はどちらが強いのでしょうか?

若干グロいです

幻想郷のある平地


そこには、数万人のアメリカ陸軍歩兵がグレランやロケットランチャー、グレラン付きのM16A3などを持っていた

その後ろには数千輌の戦車や装甲車が並んでいた

そのもっと後ろには数十門の榴弾砲や数百台の自走砲も並んでいた


そして、森には聖ガリバドール魔導騎士団の全勢力が布陣していた


その数、3万、大半が騎兵で占めていた


アメリカ軍側


この作戦の指揮を執るのがアメリカ陸軍総司令官のホッパー指揮官だ

ホッパー指揮官は現在、作戦司令部のテントにいる、テントの中にはホッパー指揮官を含め8人いた

その6人は第1軍団軍団長、第1機甲軍団軍団長、第4航空軍団軍団長とライト航空官と通信士と護衛の兵士2人だった


ホッパー指揮官「現在の状況は?」


第1軍団軍団長(以後歩兵軍団長)「全部隊配置に就きました、いつでも攻撃可能です」


ホッパー指揮官「よし、後は敵が来るのを待つだけか」


聖ガリバドール魔導騎士団側


ナサカルデ「総団長、お時間です」


ガリバドール「そうか」


ナサカルデがガリバドールに時間の合図をすると、ガリバドールはゆっくり立ち上がり、演説台に立った

ガリバドールは深呼吸をして、演説を始めた


ガリバドール「我が同士たちよ、我々は故郷追われた、あのにくき白い顔した、緑色の服着た連中にだ、我々、騎士団の目的は祖国を取り戻すことだ、だから、ここまでやってきた、この苦労を無駄にはしない、今から戦う奴らはデルコルテスを葬った奴らの仲間でありここ幻想郷で最大の勢力だ、我々がここで敗北すれば祖国は滅亡するであろう、そんなことは絶対に避けねばならぬ、それを成し遂げられるのはここにいる3万の同士達だ、さあ、奴らを倒し、祖国を取り戻そうではないか!」


騎士達「おおおおおおおお!」


騎士は鬨の声を上げ出陣した


ナサカルデ「全召喚師たちよ、召喚せよ!」


横に並んだ召喚師達が一斉に唱え出す

すると、地面が光り魔方陣が出来上がりそこから、多数の魔物達が出てきた


魔物達はゆっくりとアメリカ軍に近づいて行った


アメリカ軍側


陸軍兵士1「ん?なんか森が騒がしいぞ?」


陸軍兵士1が双眼鏡で森の方を偵察しているとアメリカ軍側から見た森が風も吹いていないのに妙に揺れていた


陸軍兵士1「オーバーロード、森が妙に揺れている警戒されたし」


オーバーロード=作戦司令部


オーバーロード「了解した、全隊員に告ぐ、戦闘に備えよ」


陸軍の兵士たちが一斉に武器を構え始める


陸軍兵士1「ん?なんか出てきたぞ」


森から何か出てきたようだ


陸軍兵士1「ん?...化け物だ!緊急事態!オーバーロード!化け物だ!デカい化け物がうようよ現れた!」


森からトロールやサイクロプス、ゴブリン、コボルト、などのモンスターが出て来たのだ


オーバーロード「全隊員に告ぐ、交戦開始!」


オーバーロードは全隊員に向かって交戦命令を出したが発砲はなかった、それは現場指揮官が発砲を制止したからだ


現場指揮官「まだだぞ、引き付けてからだ」


すると、一匹のトロールが...


トロール「グワアアアア!」


一匹のトロールが叫ぶと他のモンスター達が一斉に走り出した


作戦司令部


通信士「敵のモンスターが動き出しました!」


ホッパー指揮官「それでは、ライト航空官、よろしくお願いします」


ライト航空官「分かりました!全機に告ぐ、敵はモンスターだ!たくさんのモンスターが森から出ている、すぐに殲滅しろ」


幻想郷の上空


数百機の攻撃機や爆撃機が待機していた


ホーキンス「よし、全機攻撃開始だな、お前たち就いてこい」


ホーキンスは数機を連れて地上向かう、その後を追うかのように、数百機が後に続く、そして、紅白の巫女と白黒魔法使いの姿もあった


ホーキンス「よし、攻撃開始だ」


ビュッヒヒヒヒヒヒドカーン


ホーキンスの機体から放たれた、ロケットは着弾し、ゴーレムを吹き飛ばした


ビュッヒヒヒヒヒヒドカーン

ビュッヒヒヒヒヒヒドカーン

ヒュルルルルルドカーンドカーン

ピュユユユユユドカーンドカーンドカーン


ロケットやミサイルに無誘導爆弾が地面に着弾して、砂埃が舞っていた


幻想郷の地上


陸軍兵士1「どうだ?」


陸軍兵士2「あんなに派手にやらなくてもいいのに」


陸軍兵士3「まあ、仕方ないさ、B-2もいるから結果的に大火力になっちまうだから」


陸軍兵士1「おい!砂埃が晴れるぞ」


舞っていた砂埃が晴れると...


陸軍兵士1「ん?あれは...騎士だ!」


陸軍兵士1が見たのは騎士達が馬を走らせて全速力で向かってくる図だった


陸軍兵士2「オーバーロード、騎士共がこちらに向かってくゆ砲撃支援を要請する」


無線「こちらオーバーロード、了解した、すぐに砲撃支援が来る、注意せよ」


陸軍兵士2「了解だ、オーバーロード、よし、皆砲撃支援が来るぞ構えろ!」


全陸軍兵士が受け身とった、そして...


ドカーンドカーンドカーンドカーン


砲撃地点は砂埃が舞っていた、そして、地面にはクレーターが出来ており、ちらほらと血らしきものも見える


だが、大半はまだ馬に乗っていた、しかし、馬から落馬したやつもいたが、地面に倒れている者はいなかった

この攻撃を防いだのは魔法使い達がバリアを張った


陸軍兵士1「クソッ」


陸軍兵士隊長「全隊、戦闘配置に就け!」


陸軍兵士たちは全員手持ちの武器を聖ガリバドール魔導騎士団の騎士達に向けた


陸軍隊長「射撃用意!」


陸軍兵士たちが気を引き締める


陸軍隊長「まだだぞ」


騎士達がドンドン近づいてくる


陸軍隊長「まだだ!」


陸軍兵士たちが標準機を覗いた


騎士1「あと少しだぞ!」


騎士達「おおおおおお!」


騎士達が数百mまで来た


陸軍隊長「よし!撃てえええええええ!」


ビュッヒヒヒヒヒヒ

ポンッポンッポンッ

ボンッ

ビッシュュュュ


ドカーンドカーンドカーンドカーン


陸軍兵士たちのロケットランチャー、グレポン、備え付けのグレポンが発射された

そして、後方の戦車や装甲車からの砲撃も加わった

さらに、後方にいる榴弾砲や長距離ロケットなども攻撃した


騎士達はこの攻撃にバリアを張ったが先ほどの攻撃でバリアが弱体化していたため、バリアを維持出来ずに崩壊した、そして、無防備の(鎧はあるが)騎士達にアメリカ軍の苛烈な攻撃が降り注ぐ


ビチャッ

グチャッ

ピチュン


騎士達の鎧は紙切れ同然だった、いや、普通の服よりもタチが悪かった、爆発の熱線により鎧が溶けて、溶けた鉄が肌に張り付き大変なことになっていた、さらに、鎧の破片が爆発で猛烈なスピードで騎士達の体に刺さった


この凄惨な状況で聖ガリバドール魔導騎士団の総団長であるカムス・ガリバドールは、大声である言葉を言った


ガリバドール「全員、撤退じゃ!」


ガリバドールのこの一言で聖ガリバドール魔導騎士団は引き揚げっていった


これにより、アメリカ軍vs聖ガリバドール魔導騎士団はアメリカ軍の犠牲無き勝利で終わった

次回は和平回か全滅回のどちらかです


幻想郷のとある場所


そこには多数のテントが立ち並んでいた、テントの前には何かを炊いていたり、焚き火をしていた


そこに、住んでいるであろう人たちはどう考えたって一般人には見えないなぜなら銃を持っていたり剣を持っているからだ、中にはもはや人ですらない者までいた


その中に2人の男性が幻想郷の森を見ていた


セルゲイ「寒いな」


セルゲイが手を温めるように手を擦り合わせていた


RED「今の時期は秋だからなぁ」


セルゲイ「だから、森が赤っぽくなってるんだな」


RED「ニホン人たちはこれを見て芋焼いたりするらしいぞ」


セルゲイ「へぇーニホンかぁ、確かにあそこにはサムライとかいう騎士みたいのがいるんだろ、かっけえよな」


RED「ああ、確かにかっこいいな、そうだ、セルゲイ、皆にテントから俺達が見つけたあの洞窟に引っ越しするって伝えてくれ」


セルゲイ「おう、分かったがなぜだ?」


RED「それはあと少しで雪が降るからだ」


セルゲイ「なるほど、それじゃあ言ってくるよ」


セルゲイはテント方へと向かった


RED「雪か、また新しいのが来そうだな」


作者「ん?ナンノコトカナ?」

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