第43話 火山を再現してみた!
結構派手に戦闘シーンをした、つもりです
西門
見張り兵「敵が前進してきました、位置は1438638641だ、すぐに砲撃してくれ」
ドンドンドンドン
M777 155㎜榴弾砲
アメリカ軍が正式採用している榴弾砲、当たれば体も残らないほどの威力を持つ
ここは、人里の空き地ここにM777 155㎜榴弾砲が2門設置されている、この他の空き地にも多数配置されている、そして、M777 155㎜榴弾砲が火を噴いた
ドンドンドンドン
ドカーンドカーンドカーン
M777 155㎜榴弾砲の弾は放物線を描きながら指定された座標周辺に落下し、爆発、それが一発だけでなく何発もの榴弾が空から降り注ぐ様は恐怖だろう
デルコルテス「クソッ中々だな、よし、これに当たる前に目標に辿り着くぞ!」
騎士達「おおおおおおおお!」
デルコルテスは敵の予想外の弾幕で自分達の魔法障壁がそろそろ破壊されるのを恐れてデルコルテス率いる聖ガリバドール魔導騎士団の騎士、300名は人里に一直線に向かう
ドカーンドカーンドカーン
デルコルテス「進め!怯むな」
騎士1「グハッ」
ドカーン
グチャッ
一人の騎士が砲撃で落馬し、その後に榴弾が当たる前に魔法障壁を展開したが、魔法障壁は榴弾の威力に負けて、崩壊、もろに榴弾を受けたため、騎士はバラバラに吹き飛ばされた
デルコルテス「クソッ急げ!」
デルコルテスは騎士達を急かすが、容赦ない榴弾がそれを消していく
ドカーンドカーンドカーン
騎士2「くっ、このままだと、魔法障壁が、あっ」
ドカーン
ベチャッ
魔法障壁は周りの衝撃波によって、脆くなり、崩壊した、そして、爆発の衝撃で上半身と下半身が分離した、馬に乗っているのは下半身のみとなった
ドカーン
騎士3「うわー!」
ガチャンガチャン
榴弾砲の衝撃波で落馬し、20mも吹き飛ばされたが、受け身をとって大事には至らなかった
人里の市役所
市役所は4階建ての建物で西洋風だった、その屋上に二人の海兵隊員がいた、片方は双眼鏡を持って覗き込んでいるが、もう片方は50口径の対物ライフル、バレットの照準器を覗き込んでいた
観測員「右にいる落馬した奴が分かるか?」
スナイパー「ああ、見つけた」
観測員「よし、殺せ!」
スナイパー「了解」
ドーン
グチャッ
榴弾の衝撃で落馬した騎士を対物狙撃銃バレットの銃弾、12.7㎜弾が真っ直ぐ目標に向かった
落馬した騎士「早くボチクスホース(愛馬)に戻らないと...お?なんか光ったぞ」
ヒュンンングチャ
ベチャッ
落馬した騎士は自分の馬に戻ろうと立ち上がり、人里を見て、何か光る物を見つけて口に出した瞬間、風を切り裂く音共に騎士の上半身は空中舞ってに1.5秒後に地上に落ちた
観測員「ナイス!ベストショットだ、よし、次は...
人里の田んぼ
数百騎の馬が田んぼ駆けて人里まで走っている、その途中にM777 155㎜榴弾砲の榴弾が雨のように降り注ぎ、50口径の対物狙撃銃バレットが落馬した騎士を撃ち抜くという悲惨状況になっているが、それでもめげずにデルコルテスは数百騎の騎士達を率いて人里に向かった
そして...
デルコルテス「突破するぞ!」
騎士達「おおおおおお!」
人里
見張り兵「来るぞ!」
見張り兵は怒涛の如くやってくる騎士達を知らせた、そして、その合図を受けて人里の門の内側の前に数十名の米海兵隊員がM16A3M203グレネードランチャー付きやMGLグレネードランチャー、XM25といった爆破系の武器を装備し、門から数十メートル離れたところから武器を向けて待機した
1.5秒後
ドカーン
人里の門が突然の爆発で吹き飛んだ、原因はデルコルテスが放った爆裂魔法であろう
デルコルテス「行けーーー!」
騎士達「おおおおおお!」
デルコルテス率いる数百騎の騎士達が飛び込んできた
米海兵隊隊長1「撃てええええ!」
ボシュンボシュンボシュン
一斉に放たれた40㎜HE弾は放物線を描きながらデルコルテス率いる数百騎の聖ガリバドール魔導騎士団の騎士達に真っ直ぐ落ちて来た
ドカーンドカーンドカーンドカーンドカーン
騎士4「ああ...あああ、クソッ俺の腕と足がぁ」
騎士5「何も見えない、ここはどこなんだぁ」
騎士6「あがっ、息がぁ」
騎士7「くっ...馬が動かねぇよ、おい、動いてくれよ」
小規模な爆発が数十起きた、その後は、血だらけだった、肉片もあった、馬も死んでいた、体の一部が無くなっていたり、ズタズタになっていたりした、目も爆発の影響で見えなくなった、肺も潰れて息が出来なっていた、それを見たデルコルテスは...
デルコルテス「クソッおまえら態勢を建て直せ!突撃するぞ」
騎士8「急げ!またあの攻撃が来るぞ!」
デルコルテスの指揮の下、各隊長は指揮下の部隊を建て直させた
アメリカ軍側
米海兵隊隊長1「もう一度やるぞ!狙え!...撃てええええ!」
ボシュンボシュンボシュンボシュンボシュンボシュン
再度、一斉に放たれた40㎜HE弾は放物線を描き、真っ直ぐ落ちていったが...
デルコルテス「散開しろ!」
ドカーンドカーンドカーンドカーンドカーンドカーン
デルコルテスの合図で散開した、多少は当たったものの、大した効果は得られなかったため、敵の騎兵突撃を許してしまった
デルコルテス「突撃!」
サクッ
グシャッ
ザクッ
スパーン
ブシュンドカーン
ビリビリビリビリ
ブオオオオ
米海兵1「クソッ反撃だ!」
バンバンバンバン
米海兵2「これでも喰らえ!」
ババババババン
米海兵3「これでどうだ!」
バシュンカチャンバシュンカチャン
騎士達は剣や槍、爆裂魔法、電撃魔法、火炎魔法で攻撃した、それに対して米海兵はM9、M16A3、M870レミントンを使い応戦した
騎士達の攻撃は対刃性や対電撃性、対火炎性もない中装備の米海兵に有効だった、米海兵の攻撃は榴弾の砲撃やぐれらんの爆発でシールドが弱体化し、その分、徹甲弾が通っため、次々と騎士達は倒れてゆく
デルコルテス「全員魔法で殲滅しろ!」
バキュンヒュュュュビチュン
デルコルテス「グハッ...何!?...この俺の装甲を貫くとはやるな...ガハッ」
デルコルテスの体を撃ち抜いたのは50口径だった
市役所
スナイパー「排除完了」
観測員「よくやったが、今殺した標的はよく原形を保っているな」
スナイパー「大方奴がこの襲撃の隊長だったのであろうだから耐えたのかもな」
観測員「そうか?...そうだな!」
こうして、デルコルテスの戦死により、指揮権は副隊長になったが副隊長はすぐに撤退命令を出して陣地へと帰還した
聖ガリバドール魔導騎士団の被害
213人が戦死
50人が負傷
アメリカ軍の被害
7名が戦死
15名が負傷
人里防衛基地の司令部
中には3人の米海兵隊員がいた、一人は通信兵ともう一人は第1海兵師団の師団長、ジャクソン師団長とフォースリーコンの指揮官、グリッグ小隊長である、通信兵を除く二人は神妙な面持ちで地図を見つめていた
ジャクソン師団長「そうかぁ、爆発系の攻撃は効いたか」
通信兵「はい、155㎜榴弾砲と40㎜HE弾は有効だったとのこと」
グリッグ小隊長「これをすぐに本部に知らせろ!」
通信兵「はい!それと敵が撤退した模様です」
ジャクソン師団長「よし、これでここは退いたな」
グリッグ小隊長「もしかしたら化け物がやってきたりして」
ジャクソン師団長「そんなフラグみたいなことはやめてくれ、来るから」
通信兵「緊急!森から多数の化け物が」
ジャクソン師団長「お前本当は敵なんじゃないかと思うときがあるよ」
グリッグ小隊長「まあ、いいさ」
ジャクソン師団長「ふん」
すると、ジャクソン師団長は「ふぅ~」と言ったら
ジャクソン師団長「全員に告ぐ、第2ラウンドだ!」
次回は戦闘回
ある書類
最近、謎の事件が多い気がする、この前もやれゾンビやら化け物という年々ドンドン悪化してる、これは恐ろしい