第40話 数を持って数を制す
現実的にはあり得ないが、ここは幻想郷だから仕方ない
「常識に囚われてはいけないんですね!」
みたいな精神で見てください
キャンベル王「クソッ、撤退だ!」
キャンベル王は敵の増援出現に慌てて撤退命令を出した
スコットホルム「ならば、我々が殿を務めしよう」
キャンベル王「頼むぞ、スコットホルム」
スコットホルム率いる長槍部隊+ファランクス部隊が出切るだけ敵を止めることになった、因みにスコットホルム隊の兵数は1000人
スコットホルム「どっからでもかかってこい」
騎士1「突撃だ!」
騎馬数百、突っ込んできた
ガチャンガチャンガチャン
スコットホルム隊のファランクスが騎馬の足を止めた
騎士1「押せ!押せ!」
スコットホルム「行かせるか!」
騎士2「残りも突撃だ!数で押せば倒せるぞ!」
騎士達「おおおおお!」
残りの3万人が突っ込んできた
スコットホルム「クソッこのままだと、抜けられる...よーし、皆全速力で撤退だ!」
スコットホルム隊が急に後退したため、聖ガリバドール騎士団は少しよろめいたが、仕切り直して、スコットホルムを追撃しようとしたが
騎士3「追撃しろ!」
ドカーンドカーンドカーン
騎士4「なんだ?」
騎士5「これは、爆破魔法だと」
騎士達は爆破魔法が撃たれたところ見ると、そこには、キャロンフォーク城の城壁の上にローブ姿の人が何人もいた、そして、ローブ姿の人たちが杖らしきものを空中に向けて
ビッヒュュュュンドカーン
ビッヒュュュュンドカーン
何発もの、電撃魔法を繰り出してきた
騎士6「ええい、撤退だ!」
騎士7「引け!引け!」
ナサカルデ「我々も引くぞ」
聖ガリバドール騎士団、全軍は撤退していった
キャンベル王「これは、アメリカ軍に連絡せねば、早馬を出せ!」
リチャード将軍「はっ!」
キャンベル王「アメリカ軍が到着するまでの間、我々は再度籠城戦をして、なんとか、耐えるしかあるまい」
聖ガリバドール騎士団側
ナサカルデ「お久しぶりガリバドール総騎士団長」
ガリバドール「ああ、そうだな、そういえば、最後に会ったのは何時だったかの?」
ナサカルデ「もう3ヶ月前になります」
ガリバドール「おお、そんなにが」
ナサカルデ「ええ、時が経つのも早いですな」
ガリバドール「さてと、始めるかの」
ナサカルデ「ええ、始めましょうか」
ガリバドール「敵の規模は?」
ナサカルデ「約数千万人くらいです、中には獣人や魔法使いなどがいますね」
ガリバドール「なるほど、こちらは3万3千人か、このような、兵力差、案ずることはない、我々は召喚師たちを持ってきたぞ」
ナサカルデ「召喚師ですか、心強い味方です、因みに一体何を召喚するんでしょうか?」
ガリバドール「巨人やオークにゴーレム、ドラゴンかの」
ナサカルデ「これは、もう我が軍の勝ちですな」
ガリバドール「だが、油断してはならぬぞ、戦いはこれからじゃ」
次回は再び籠城戦です
ロストジェネシス前線基地
無線が突如なりだし、それを前線基地司令官が取った
前線基地司令官「こちら、前線基地司令官のブリックス・ロンタードだ」
偵察兵「騎士共がさらに、増えました、数は3万くらいです」
ロンタード「ありがとう」
ガチャ
ロンタード「我々がこれ如きに恐れるものか」