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第38話 籠城戦

トータルウォーを参考にして見ました

イングランド王国の宮殿


?「大変です、王様!」


勢いよく宮殿の扉を開け、叫んで来たのは伝令であった


伝令「正体不明の謎の敵囲まれました!」


伝令が行った言葉を聞いた王様は...


キャンベル王「な、なんだってー!」


キャンベル王がパニックになったのを皮切りに大臣や貴族たちがざわめきはじめた


キャンベル王「敵の状況は?」


伝令「敵は約六千の兵で攻めてきております、敵の装備は重装備の鎧を着た騎士たちです」


大臣たちや貴族たちは、パニックから迷いへと変化していった


大臣1「他にここにやってきた我々と同じくらいの国があるのか?」


貴族1「これは、勝てるんじゃないか?」


大臣や貴族は我々と同じ装備をしたものには勝てるのではないかということから大臣や貴族たちは意気揚々とした


キャンベル王「一応、米軍にも早馬を飛ばしてくれ、よし!全軍出陣せよ!」


キャンベル王の一言で大臣や貴族たちが慌ただしく動きはじめた、そして、外ではキャンベル王の言葉が軍が出陣準備を進めていた


5時間後


攻めてきた謎の騎士団とイングランド王国の使者が会談した、使者は正装に対して、騎士団はガッチガチの白銀の鎧に身を包んでいた


謎の騎士団の騎士「始めまして、我々は聖ガリトルバール魔導騎士団のアルメール・キャルトルズです」



イングランド王国の使者「どうも、アルメールさん、私はイングランド王国の交渉人、ジェームズ・サーポートです」


両者ともあいさつをした後、交渉に入った


キャルトルズ「我々の要求は一つここに我が軍を駐留させて貰いたい、もちろん、タダとは言わぬ」


サーポート「駐留ですか、あいにく、我々は敗北し、管理されている身、その提案には乗れませぬ」


キャルトルズは顔を歪め少し考えた


キャルトルズ「そうであるか、わかった、ならば、獲るまでだな」


キャルトルズが出した答え、それは占領である、イングランド王国は米軍に完膚なきまでに敗北し、米軍の管理下にある、軍の駐留はないが、下手に他国の軍や武装組織などを駐留させれば、今度こそ滅ぼされると思ったからだ、それを見越してサーポートはこう言うしかなかった


サーポート「仕方ありません、それでは」


サーポートは残念そうに言いながらこの場を後にした


キャルトルズ「あーあ、やっちまったぜ」


謎の騎士「どうであった?」


キャルトルズ「おおーこれはこれは騎士団長さま」


そう呼ばれた男の名はエリトル・ナサカルデ、この聖ガリトルバール魔導騎士団の騎士団長である


キャルトルズ「戦争ですよ、交渉は決裂いたしました」


ナサカルデ「そうか、仕方ない、それでは、戦の準備をしろ」


キャルトルズ「わかりました」


3時間後


イングランド王国軍


300万


剣兵2割


槍兵2割


弓兵4割


騎兵0.5割


魔法化歩兵0.5


その他1割

その辺から集めた盗賊や流浪人、獣人、妖怪など

※人外の者はこの数に含まれない

含まれていない数約1000万


聖ガリトルバール魔導騎士団6500人


下馬騎兵1500人


槍騎兵1000人


剣騎兵1000人


魔法騎兵3000人


イングランド王国は米軍と戦争後、米軍に命じられて軍備の強化を図っていた、当初は幻想入りしてくる中世や古代の兵士を組み込んでいたが、人以外も軍に組み込むことになる、おかげ1300万の大軍勢が出来上がった、これにより、ロストジェネシスなどに襲われずに日々を過ごしてきたのである


聖ガリトルバール魔導騎士団は、大半が精鋭部隊で洗練された兵士たちばかり、一部新兵も混じっているが気にすることはない、この騎士団の最大の特徴でもある魔法という武器を使って一体どのように挑むのか、これは見物である


イングランド王国は、攻城戦での決着をつけることにした、まあ、敵が騎兵中心なら当然?なのである


キャンベル王「今日は、いい天気だ、戦日和だなアハハッ」


鎧姿の貴族「ええ、そうですな」


キャンベル王の好戦的な意見に同調した殺る気満々の貴族、その名はアルレイ・スコットホルムである、彼は歴戦の騎士で剣盾を主に武器として、数多の敵兵を葬ってきた人だ


現実主義の貴族「それを言うなら野戦の時に言ったほうがいいと思いますが」


ツッコミをされてキャンベル王は笑いながら


キャンベル王「いいじゃないの、ヘンリー」


ヘンリーと呼ばれた男の名はヘンリー・ハーモルム卿である、彼はこの国の国務大臣だ


バサッ


司令部のテントに飛び込んできたのは伝令であった


伝令「伝令、敵が動き出しました!」


キャンベル王「いよいよか、よし、全軍戦闘用意」


キャンベル王の号令により、城壁の上には弓兵や弯弓兵が並んだ

入り口を固める歩兵

森に隠れている騎兵

キャンベル王の戦略が今日もまた、なびいた

※本当はもっとよい方法があるんでしょうが私の足らない頭脳で補いましたね、はい、てか、本当に聖ガリトルバール魔導騎士団は本当に勝てるのだろうか?心配になってきたぞ


聖ガリトルバール魔導騎士団側


まず、最初に取り掛かったのは、攻城兵器の移動なのだが、彼らにその必要がない、何故って?それは自分たちの魔法で何とかなるのだから、ということで騎士たちは馬で一気にイングランド王国の門まで走った


騎士1「チャージしろ!」


騎士たちが、門を吹き飛ばすくらいの威力を持つ、魔法を打ち出すためエネルギーチャージをしているところ

すると、森から地響きが...


イングランド王国の騎兵1「突撃!」


イングランド王国の騎兵たち「うおおおおお!」


森から出て来たのはイングランド王国の騎兵隊、その数、一万

構成されているのは剣騎兵、槍騎兵など近距離戦を得意とする兵科である


騎士2「ま、まずい、槍騎兵と魔法騎士は前に出ろ」


槍騎兵が前に出て、槍を突き出し、魔法騎士は魔法防壁の作成&魔法攻撃のエネルギーチャージ

そして...


ガチャンガチャン

ビヒュュュュドカーン

グサッ


騎兵隊の突撃により、槍騎兵たちが数十人吹っ飛ばされたが、魔法騎士が作成した魔法防壁のおかげ大した被害にならず、さらに、追い打ちをかけるか如く魔法騎士たちの魔法攻撃で騎兵隊が大損害を被った、これにより、騎兵隊は組織的な行動が出来ず、すぐに森へと撤退してしまった


イングランド王国側


キャンベル王「やつら、凄い火力だな」


キャンベル王は敵の予想外の火力に圧倒されているが、このような光景の10倍ひどいのを見ているから、それほど、動揺はしていない


スコットホルム「兵器を門の前に集中させろ!出来る限り押さえつけるんだ!」


スコットホルムの命令で門の前にバリスタや投石器などの兵器を配置した


そして...


ドカーン


爆音と共に砂煙が門の周辺に立ち込め、門の欠片が降ってき、それに乗じて聖ガリトルバール魔導騎士団の騎士たちが一斉に突撃してきた


騎士3「蹂躙せよ、敵に隙を与えるな!」


この事態にイングランド王国軍は門の内側に配置しておいた、兵器で聖ガリトルバール魔導騎士団に対抗した


イングランド王国兵1「クソッ兵器が聞かないぞ!」


イングランド王国兵2「なんて頑丈なんだ」


イングランド王国兵3「このままでは...」


イングランド王国は兵器によって敵の進軍速度は著しく低下した、その隙に、兵士たちは弓で敵を攻撃し、敵を減らそうとするが敵の防御力が硬くて中々倒れなかった、一方、主城内では、玉座にキャンベル王が座り、じっと構えていた、その周辺には優秀な家臣たちがテーブルに向かって地図を広げ戦略を練っている


キャンベル王「現在の状況は?」


武官1「現在、エドワード公率いる第2騎兵隊が敵の背後を突き敵と激しい攻防戦をしているとのこと」


※エドワード公:本名はエドワード・ウィルケルム、昔から騎士の家系で根っからの軍人、彼は騎兵突撃を得意とし、切り込みや先鋒は彼が務めるが多い


武官2「ジャック公率いる弓部隊が火矢を放ち敵を混乱させています」


※ジャック公、本名はジャック・リストルム、父親が狩人で弓をよく使い狩りをしていた、その影響で狩りを始めたのだが、イングランド王国が戦争するということで傭兵として、戦闘に参加し、その時の功績が認められて将軍として活動している


武官3「レイリー軍が敵に突撃!」


レイリー軍、レイリー・オットメールという獣人率いる獣人で構成された軍隊


キャンベル王「皆善戦してるのだな、この戦勝つぞ」


バタン!


突然、鳴り響くドアを開ける音、そこに、一人のイングランド王国兵が入ってきた、物凄い形相で入ってきた兵士、それを見た者はただ事ではないとすぐに察した


イングランド王国兵4「敵軍が撤退しました!」


キャンベル王「よし!これにてすべての活動を終了せよ、全員城にと戻るのだ!」


キャンベル王の掛け声により、異色の戦争が一時終結した

次は野戦です


ある惑星


そこには、騎士の格好をした数万の兵が隊列を組んでいた、その目線の先には巨大なステージがあり、そこに、一人の騎士が上がっていった、そして、彼は大きく息を吸い込み


?「諸君、我々は長き渡り謎の魔法を使う敵と戦争してきただが、そして、我々は敗北した、我々はまるでネズミのように逃げ回り生き延びてきた、だが、それも今日で終わる、我々は新しい地で国を再建し、発展させ、必ずやここに戻ってきて祖国を取り戻そうではないか、全軍武器を取れ出陣だ!」


騎士達「おおおおおおおおお!」


騎士達は、自分たちを奮い立たせるため鬨の声を上げたのだった



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