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第30話 赤き月の下で彼女は微笑む 紅霧異変

いよいよ、おぜうさまが...

現在の状況はデルタのメタル隊はマーシャル大佐の救出、フォーリーのレンジャー部隊はフランを護衛しながらレミリア・スカーレットの元に向かっている、シールズは大図書館を制圧後マーシャル大佐の救出に向かっている、一方、その頃、マーシャル大佐は・・・


紅魔館 巨大ホール


ババババババン

ドカーン

バンバンバンバン


そこにはフォーリーが所属する中隊の大隊が籠城していた、ホールにあったイスや机を並べて防衛陣地を築いている

ここの、現場指揮を執っているのがマーシャル大佐である


レンジャー隊員1「敵複数、2時の方向から来ている」


レンジャー隊員2「化け物共やって来るぞ、11時の方向だ」


レンジャー隊員3「化け物と武装勢力がつぶし合ってます」


マーシャル大佐「全隊に告ぐ味方がすぐに来るぞ、持ちこたえろ!」


ビッシューーー


レンジャー隊員4「RPG!」


ドカーン


レンジャー隊員5「ウワー!...グフッ」


レンジャー隊員6「衛生兵!」


レンジャー隊長1「おい、タイラーしっかりしろ」


タイラー「隊長...これを、母に渡して下さい」


レンジャー隊長1「駄目だ、受け取れない、自分で渡せ!」


タイラー「よろしくお願いします。隊長...」


レンジャー隊長1「おい...おい、起きろ、畜生」


ロストジェネシス側


特殊部隊長1「撃て撃て、俺たち以外全員敵だ!」


特殊部隊員1「バケモンが来るぞ」


特殊部隊員2「近づけるな、撃ちまくれ」


特殊部隊員3「クソッ、誰か助けてくれ立てないんだ」


ガシッ


特殊部隊員3「えっ?...うわうわーーー!」


特殊部隊員4「ゴーレムだ!」


特殊部隊員1「おい、誰かRPGを」


特殊部隊員2「俺が持ってるぞ」


特殊部隊長1「デカ物に向かって撃てー!」


ビッヒューー!

ドカーン


特殊部隊長1「よし、ナイスキルだ」


ビチュウ


特殊部隊員2「うっ!」


特殊部隊員1「新手だ!」


特殊部隊員4「敵、4人...いや、20人だ」


アメリカ軍側


レンジャー隊員1「マーシャル大佐、出入口からシールズが入ってきます」


マーシャル大佐「ようやっと来たか、全隊に告ぐ、敵を押し返せ!」


ババババババン

ドコンカチャンドコンカチャン

ドキュンドキュンドキュン


シールズが援軍に来たため、レンジャーは士気が向上、マーシャル大佐はこれを逃すまえと一気に攻勢に出る


ロストジェネシス側


特殊部隊員1「ぐはっ」


特殊部隊員4「ウハッ」


特殊部隊長「撤退、撤退だ!」


ロストジェネシスの特殊部隊はレンジャーとシールズの攻勢により退却した


アメリカ軍側


マーシャル大佐はロストジェネシスの特殊部隊を退けた後に一時後退、部隊は中庭に戻り戦力を増強することにした、メタル隊はマーシャル大佐がシールズによって救出されたことを知ったため、フォーリー率いるレンジャー部隊と合流することにした


サンドマン「こちら、サンドマン、応答せよ」


無線「こちら、フォーリーなんだ?」


サンドマン「今どこにいる?」


無線「広間みたいなところにいる」


サンドマン「了解した、我々もそちらに向かう」


紅魔館の広間


フォーリー「なんだここは、強烈な血のにおいだな」


ダン「無理もないですよ、あそこにロストジェネシスの特殊部隊員らしき死体が数十体ありますからね」


フォーリー「死体の破損状況は?」


ダン「刃物ようなもので切り刻まれてる跡がありました」


フォーリー「多分、サンドマンと巫女が戦った女だろうな」


アレン「フランちゃん」


フラン「なに?」


アレン「君、お姉さんがいるって言ってなかったっけ?」


フラン「言ったけど、それがなに?」


アレン「知りたいんだよね、お姉さんのこと」


フラン「わかったわ、教えてあげる」


アレン「ありがとう」


フラン「私のお姉様の名前はレミリア・スカーレット、代々続くスカーレット家の当主、代々スカーレット家は奴隷業、鉄鋼業、農業、軍需産業で繁栄してきたスカーレット家はヨーロッパで活躍をしてアメリカに渡りそこで奴隷業と軍需産業で大成功を収める、理由は南北戦争の影響である奴隷業で南部で成功を収めさらに北で軍事支援をして軍需産業で成功したのが大成功の理由です、だが、この家が最も成功した理由は我々が吸血鬼だから」


アレン「え?」


ドカーン


?「随分と派手にやってくれたものねぇ」


フォーリーらが見上げるとそこには、年齢的に十歳くらいの女の子、服装はピンクのかわいらしいドレスに大きなリボンを腰につけて全体的にふりふり。それに帽子を被っている

フォーリー以外の隊員は咄嗟に銃を向けたが、フォーリーが手で制止した


フォーリー「アメリカ合衆国軍の者だ、話し合わないか我々のボスと」


?「話し合う?散々暴れといてそれはないんじゃないって、フランなんでそこにいるの?すぐに自分の部屋に戻ってなさい」


フラン「いやよ、私はもうこれ以上あの部屋に戻りたくない」


?「わがまま言わないないのすぐにもどりなさい!」


フラン「嫌!」


?「私はあなたのことを思って...


アレン「ちょちょ、待ってください、もしかしてあなたがレミリア・スカーレット様ですか?」


レミリア「ええ、そうだけど」


アレン「あーあ、そうだったんですね、わかりました」


レミリア「とにかく、フランすぐに部屋に戻りなさい」


フラン「なぜ、そこまで、フランをあの部屋に戻したがるの?」


レミリア「それは...


フラン「答えてお姉様」


レミリア「わかったわ、あなたのその力よ、フラン、あなたの力は強大だわ、でもね、その強大さ故に他人を傷つけたりして、あなたを孤立させたくないのよ、それが原因でセンチャワリ学校を壊してしまった、もうこれ以上あなたを苦しめたくないの!」


フラン「お姉様...


ボーン「なあ、センチャワリ学校ってなんだ?」(小声)


ウェイド「さあ、俺も知らない」


フォーリー「センチャワリ事件又はセンチャワリ学校戦争、イギリスのとある学校で起きたとんでもない事件だ、イギリス政府は公ではテロによる犯行と言っていたが実は超常生物が原因というのがMI6の見解だ」


ボーン「え!?」


ウェイド「マジすっか」


フォーリー「MI6の調査によれば、現場には多数の血痕と死体もあった、全校生徒との約半数が死亡した事件だ、その時の目撃者の証言によると校舎が突然光だし、爆発、光の玉が無数出てきたという、さらに生存者によるとフランドール・スカーレットという生徒がいじめ受けていて突然発狂し、いじめていた生徒を瞬殺したという、現在はフランドール・スカーレットという女の子が最重要指名手配犯で手配されているらしい、それも、国際的にだぞ、イギリスではSASを使っていそうなところを探ったが結局は見つからなかったらしい」


ウェイド「随分とスゴい話ですね」


ボーン「あの子、あんな過去を可哀想に」


レミリア「それじゃあ、フランどこかに隠れていなさい」


ラミレス「すげぇ、ヤバい予感してきたんだけど」


ダン「奇遇だな、実は俺もなんだよ」


レミリア「自己紹介が遅れてごめんなさいね、私はこの紅魔館の主にしてスカーレット家当主、レミリア・スカーレットよ、お見知りおきよ」


アレン「あ、こちらこそ」


アレン以外の隊員全員「おい!」


レミリア「こんなに月紅いから...本気で殺すわよ」

次は本格的な戦闘になるじゃない


イギリスのとある古城


?「吸血鬼は発見できたか?」


?「いえ、まだです、ルーマニアにも捜索範囲を広げたのですが、一向に」



?「まあいい、そういえば、ロシアが演習やるらしいぞ」


?「へぇー、そうなんですね」


?「だから、俺たちもそろそろ総演習をしないか」


?「おおー、いいですねやりましよう」


?「我が対超常生物軍の底力を見せてやる

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