第1話サムおじさん(アメリカ)の兵隊たちが幻想入り
誤字脱字がありました遠慮なくコメントしてください、私は初心者なのでコメントしてくれればすごくうれしいです
フォート銀河第3太陽系ガルナー星アルコカーブ港
ある一室での様子
?「司令」
そう呼んだのは立派な軍服を着込み、ビシッと決めている真面目そうな惑星中央方面軍副司令官ランス・シェパードだった(以下シェパード副司令)
?「何だねシェパードくん」
そう言ったのは少し着崩しているが異様な風格のただ者ではない雰囲気を醸し出している惑星中央方面軍司令官ジャック・ギャリソンだった(以下ギャリソン司令)
シェパード副司令「あの、くん付けするの止めてもらえませんか子ども扱いされてるみたいで嫌なんですけど」
ギャリソン司令「わかったよ、これからは気をつけるよ(多分)」
シェパード副司令「本当に気をつけてくださいね、このままだと部下に半人前やらふざけた司令官って噂されて舐められますよ」
ギャリソン司令「わかったよ、気を付ける、それよりも今回の演習で我々の部隊に参加する人数、車両、航空機、艦艇、部隊を教えてくれないかね」
シェパード副司令「はい、わかりました、最初は人数から説明しますね、アメリカ陸軍兵士157万人、アメリカ海軍兵士93万人、アメリカ空軍兵士19万人、アメリカ海兵隊兵士9万人、特殊作戦部隊関係兵士5000人です、次に車両はM1エイブラムス1万両、M2ブラッドレー1万2000両、ストライカーシリーズ1万両、M109 155㎜自走榴弾砲500両、MLRS100両、LAVシリーズ1万5000両、AAV7A1水陸両用強襲車900両、M777 155㎜榴弾砲70門、次に航空機についてですが、まず最初にAH-64アパッチ150機、CH-60ブラックホーク120機、UH-47チヌーク200機、F-15Eストライクーイーグル130機、F-16フィティングファルコン110機、F-22ラプター90機、B-2スピリット10機、C130ハーキューリーズ30機、MQ-1プレデター50機、F/A-18ホーネット140機、F/A-18スーパーホーネットF/E80機、E-2ホークアイ5機、SH-60シーホーク70機、AV-8BハリアーⅡ110機、AH-1Wスーパーコブラ140機、AH-1Zバイパー110機、MV-22Bオスプレイ95機です、AC-130、5機、次に艦艇ですが、アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦500隻、アメリカ級強襲揚陸艦50隻、ニミッツ級航空母艦20隻、イーグルヤンキー級戦艦80隻、原子力潜水艦10隻、輸送船等の他多数非戦闘船300隻、超巨大三段航空母艦ビックマザーシップ、中央方面軍指揮艦ドーンブレインです、最後に部隊ですが第1、3陸軍軍団、第18空挺軍団、第4、6、7航空軍団、第2、5、7艦隊、第1海兵遠征軍、第5工兵師団、Navy SEALs、フォースリーコン、第75レンジャー連隊、デルタフォース、グリーンベレー、ナイトストカーズです」
ギャリソン司令官「特殊部隊の連中までこの部隊にくるんだな、これもテロ対策だろうと思うが」
シェパード副司令「はい、最近はアルカイダが惑星一個を征服したり、犯罪組織のロスセタスの麻薬事業が国家脅威になってたりしますからねぇ」
ギャリソン司令「まあ、それ以外もあるだろう、だから国が軍事予算の大幅な増加をする原因ではないがな」
ギャリソン司令は突然、神妙な面持ちへとなっていった
シェパード副司令「え?それが原因じゃないんですか?」
ギャリソン司令「噂に聞く超常生物たちの存在を危惧した政治家や宗教団体の連中が軍事予算の大幅な増加がとてつもない支持を受けたんだと思う」
シェパード副司令「なぜそんなことを知っているんですか?」
ギャリソン司令「ラナージでの任務で偶然、そういうような資料を見つけて呼んだことがあるんだよ」
シェパード副司令「そのこと知られたら軍事刑務所に収容されますよ!」
ギャリソン司令「まあな、この事は二人だけの秘密だから、よろしくね」
シェパード副司令「わかりましたよ、いつもの隠し事ですからいいですけど」
ギャリソン司令はおもむろに壁に掛けてあった時計を見た、針は11時を指していた
ギャリソン司令「よし、今日は遅いからもう自分の部屋に戻りなさい、明日も早いのだから」
シェパード副司令「わかりました、それでは失礼します」
バタンとドアが閉まり、ギャリソン司令の部屋が静まりかえった
ギャリソン司令「・・・超常生物かぁ、本当にいるのか、そんなもの、父さん」
一つの家族写真を取って、少し寂しそうで懐かしむような顔をしながらそう呟いた、ギャリソン司令の幼い頃の姿がそこにはあった、それに立派な軍服を来た三十代くらいの男性がギャリソン司令を抱いていた
翌日 フォート銀河第3太陽系コロード星バハー洋
中央方面軍指揮艦、艦橋
シェパード副司令「司令、作戦開始から3時間が経ちました」
ギャリソン司令「もうそんな時間かぁ、それでは始めるかな」
おもむろに無線を取り始めたギャリソン司令は深呼吸した
ギャリソン司令「諸君はすでに聞いてると思うが我々の任務はベスタードー基地に行きこの星の安全を守るためである、今後ともいかなる困難が待ち構えていようとも、とも解決して行こうではないか、それではこれで終わりにする、今日平和で安全な1日して行こう」ガチャ
無線を切ったギャリソン司令は振り向かずにシェパード副司令に向けてこう言った
ギャリソン司令「これで退屈な平和自治任務の始まりだな」
シェパード副司令「司令官のあなたが言っては元も子もないでしょ」
それから約1時間後
艦隊は特に何事もなく航行していた、乗務員も徐々に自分の部屋へと入り片付け始めた
観測船艦橋
観測員「艦長」
と観測員の一人がそう言った
艦長「なんだ?」
観測員「7海里先に全長約150kmほどの霧が発生しました」
艦長「霧にしてはデカいな、どれどれ」
双眼鏡を覗く観測船の艦長
艦長「おおー、実物はずいぶんでかいなぁ、通信士」
通信士「なんでしょう?」
艦長「指揮艦に、7海里先に全長約150kmほどの霧が発生した、と」
通信士「了解」
通信士は無線を手に取り艦長の言ったこと惑星中央方面軍指揮艦ドーンブレインに伝達した
惑星中央方面軍指揮艦ドーンブレイン艦橋
ドーンブレインの通信士「司令」
ギャリソン司令「なんだね」
ドーンブレインの通信士「観測船から、7海里先に全長約150kmほどの霧が発生した、来ましたが」
ギャリソン司令「霧か、報告してくれた観測船に了解したと伝えてくれ」
ドーンブレインの通信士「了解」
無線を手に取り司令の伝令を伝えるドーンブレインの通信士、その横で司令と副司令で話していた
ギャリソン司令「どう思うかね副司令」
シェパード副司令「避けるとかなり時間をとりますのでここ霧に入ったほうが、懸命かと、もちろん、船の航路、島とぶつからないように調査しなければなりませんが」
ギャリソン司令「そうか、分かった、レーダー士、この先に船の航路か島あるか?」
レーダー士「いえ、なにもありません」
ギャリソン司令「よし、なにもなければ霧に入ろう」
約2時間後アメリカ合衆国軍ガルナー惑星中央方面軍艦隊は巨大な霧へと入って行った、乗組員達は不安を抱きながら仕事をしていた
この後、待ち構える激動の運命があるとは知らずに
とんでもないものを幻想入りさせようとしてるんじゃないかと心配になってきたが大丈夫だろ
某所
?「ボス」
そう呼ばれた人物?はイスを回転させ、ボス、と呼んだ方に向いた
ボス「なんだい」
?「例場所を見つけました」
ボス「おう、そうか、よし早速準備を開始しょう、すぐに構成員を集めておくれ」
?「了解しました」バタン
ボスの部屋のドアが閉まった
ボス「いよいよだな、待っていろすぐに解放してやるから永遠の暗闇が続く場所から」
と男はそう言って窓を眺めた