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光の差すところ

作者: lassh-leyline

サワムラ杯の没ネタです。

これは投票しちゃダメですよ。



 とある町の駅前に数名の少女が立っていた。その全てが外国籍の美少女いや美幼女である。


 この町には国際的に有名な総合大学があったため外国人も多く、またそこで働く外国人も多かった。


 子供達の立つ場所は一際光が集まり、まるでスポットライトの当たるステージのごとく彼女たちの魅力を際立たせている。


 すっと一台の高級車が止まると一人の少女を乗せると走り去っていく。

 同じように数台の車が走り去り、やがて一人を残して途切れてしまう。


 ゴスロリファッションに金髪碧眼、顔にはほくろもなく白い肌にも化粧の後もなくまた必要とも思えないほどの自然な美しさを醸し出している。抱いているぬいぐるみ型のバッグから携帯を取りだし弄り始める。


 そこへ酔っ払いが通りかかり、ぎょっとして辺りを見回した後、こそこそと少女の背後にある自動販売機に取り付くとなにやら買い込み少女になにやら囁く。

 少女は気にもとめずに携帯を弄り続ける。

 無視されたと思った男は尚も話しかけつつ彼女に抱きつこうと手を伸ばしてきた。


----------------------------


 ジャージ姿の初老の男が暗がりから飛び出してきた。

「はぁ、はぁ、お嬢ちゃんちょっと悪いんだけど、こっちに来てくれないかなあ。はぁ、はぁ。」

「why?ナンデェシュカ?」

「良いからこっち、きてくれよ。」

 すこし怯えつつ後ずさる。

「ともかくこっちにこい!」

「ノ、NO!」

「嬢ちゃんここに立ってる意味分かってる?」

「ヲ・・・」

「お?」

「お、オマわぁりさン-!!」


「「イエス、マム!」」

 背後から両脇を抱えられるように制服の二人組に取り押さえられる。

「な!?え?なんで?」

「今日は大漁だな。」「まったく何考えてやがる。」

「交番の前で淫行未遂とは良い度胸だ。」

「なんで?違うぞおれは何もしてないぞ!」

「ああ、みんなそう言うんだ。取りあえずあそこまできてもらおうか。」

 わめく男を目の前の交番に引っ立てる警官達。

 ちょうどそこにコルベットのオープンカーが滑り込んできた。

「あたしの天使ちゃんおまちどうさまぁー」《英語》

 長い金髪に緑掛かった青い目、一目で血縁と分かる美しい女性が少女に話しかける。

「ああん、遅いよ~もっと早く来てくれないから変な男に絡まれそうになっちゃったじゃない。」《英語》

「なんですって?で、そいつら美味しそうだった?母さん。」《某北欧の言葉》

「ダメダメ。ろくな生活してなかったのかゲス臭いばっかりで吐き気がした。」《某以下略》

「じゃあ今日は帰るかな。じゃあね~」《英語》

 

 手を振り走り去る二人に見とれる警官’S+1。


 男は、日本語学校(小学生特設コース有り)の入っているビルのオーナー兼一階にあるドラッグストアーの店主である。

 店が引けた後、知人から連絡があり、店の前に少女がたむろして児童買春斡旋でもしてるのかと噂されていると。

 子供達は明るい照明が有り交番の前で駅のロータリーであるここで親と待ち合わせしているだけだったが、置いてある自動販売機によりあらぬ噂が立つことになった。


 こうしてまた一台、町から”明るい家族計画”の自動販売機は消えていった。



「チッ!」(幼女の舌打ち)



ネタ出しで、こんど~さんの販売機を思い浮かべてしまい、その前に女の子が屯して誰かを待ってるシーンが・・・最初は何も知らない幼女が、って所からなにやらやばい人(人間?)てなってこうなりました。

 

何かギャグっぽい物が書きたくなったので、取りあえず他の人と被らないことを祈りつつ期日に投稿しました。

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