表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
トモダチ  作者: tomo
第2章 発展
18/52

第十八話 遂に3

係員の女性が扉を開けると巨大なタンクが目の前にでかでかと現れた。激しい爆発音が聞こえ、耳が痛い。慎太郎は女性を引っ張って中へと入る。



『おい、お前、オレのバッグからペットボトルとライターを出せ。指示以外の行動をとったらすぐにこいつを殺す』



女性の首にナイフは触れていた。殺そうと思えばいつでも殺せるだろう。女性は従うしかなかった。バッグの中からペットボトルとライターを出した。



『よし、あと2分でこの飛行機はビルへと突っ込む。ペットボトルの蓋を取れ。』



キュキュっと鳴って蓋が開いた。



『よし、ライターに火を着けろ。』



これには女性はためらった。しかし、慎太郎は一瞬の迷いを許さない。



女性の悲鳴が上がった。慎太郎が女性の綺麗な腕を切り裂いたのだ。血がポタポタと落ちる。



『わ、分かりました。やります!だから女性には手を出さないで下さい。』


残り時間が1分を切った。高度は70メートル。



『これで、終わりだ!』



女性がライターに火を着けた。その瞬間にペットボトルが大爆発を起こす。辺り一面に火が散った。そしてその火は飛行機のジェット燃料を爆発させた。慎太郎の目に火が映る。


そして慎太郎の記憶はそこで終わった。





『こちら、戦闘機第一号、飛行機がビルに突っ込んだ。至急、都心に消防車を』



『了解、すぐに動く』


東京都の全消防が動いた。消防車の数、632台、消防士の数、2028人


パトカー、485台と警察官が2657人


死者829人


生存者6人


被害総額3700000000円……


過去最大級の事件となった


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ