表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ヒマな魔王様はヒマが欲しい  作者: さんごく
5章・魔王誕生、その二。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

202/242

レクターレ動乱。いつもの手。

【オイ、アッガス・マルド。ここで私はいつもの手で行くぞ!】

 レイガス・サロー千人隊長が【念話】でそう告げると、アッガス・マルド少佐はうなずいてこう伝えた。

【あぁ、わかった【弓騎兵達】では“突撃”戦法は難しいからな】

 レイガス・サロー千人隊長とアッガス・マルド少佐の二人はうなずき合うと、部下に【念話】で指示を出した。


「あっレイガス・サローの【騎兵隊】が西に、そしてアッガス・マルドの【重騎士団】が東へ逃げて行っちまった!」

 スラス・コクトー少将の部下。ロス・ハロー少佐が、信じられないモノを見た。ッと言わんばかりに呆気にとられた様に声を出した。

「ロイド・アース大佐。君の部隊でレイガス・サローを追ってくれ、私はアッガス・マルドの方に向かう」

 そう言ったスラス・コクトー少将を見て、ロイド・アース大佐は即答した。

「お任せください、コクトー少将! レイガス・サロー千人隊長は、必ず捕虜にして来ます」

 そう言ってロイド・アース大佐は、自分の部下四百人を連れて。レイガス・サロー千人隊長を追撃に出て行く。

 長年の部下として、スラス・コクトーの下で働いて来たロイド・アースは。コクトー家とサロー家の、『秘密の取り決め』の事を知っている数少ない一人であった。


「サロー千人隊長【ミリアン軍魔法騎士団】も二手に分かれて来ます。こちらには約四百騎、指揮官の盾の紋章からしてアース一族の者と思われます!」

 その特殊能力【千里眼】によって、レイガス・サローの右手とされる。ルーク・ロイド百人隊長がチラッと後ろを見てそう報告した。

「ルーク、お前の目は本当に便利だな。確かにアース家の次男がコクトー少将に仕えている。確かロイド・アース大佐と言ったはずだ」

 何故、レイガス・サロー千人隊長が。スラス・コクトー少将の家庭の事情を知って居るのかを、ルーク・ロイド百人隊長は不思議に思うが。軍人として、憧れているレイガス・サロー隊長から褒められるのは嬉しかった。

「相手との距離は解かるか?」

 レイガス・サロー千人隊長のその言葉に、ルーク・ロイド百人隊長が即答する。

「約五百メール(約五百メートル)です!」

 その言葉にうなずいたレイガス・サローは、自分が率いる【弓騎兵隊】に命令する。

「全隊停止。この場で【魔法騎士団】と打ち合いをする、矢じりの種類は“鉄”!」


だんだんと、書ける事が減って来ました。

そろそろ終わらせないと、マンネリになってしまう。

だが、そうは問屋はおろせない。

困ったモノです。

では、次回にお会いしましょう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ