A1 資料
********本文に記載のあった5つの仮想世界********
◆「Treasure Hunters of The Cristal World」(トレハンCW)
前世代VR機で人気を博した「Treasure Hunters of The Fantagic World」(トレハンFW)の後継作になる新作VRMMO。美麗なCG演出の付いた派手なアクションと俺tuee系の成り上がりシステムを売りにする。前作は、ガチャ運と課金力により左右されるゲーム仕様に加えて、運営会社の課金煽り体質が問題視された、いわゆる「ガチャゲー」だった。ベンチャー企業の制作だが、その後、大手資本に買収されている。
◆「『不屈の冒険魂』The indomitable spirit of adventure online」(ISAO)
戦闘だけでなく、物作りや街プレイ、レジャーもできるリアル重視の最新VRゲーム。軍事から転用した新技術を使った再現力を駆使し、超リアルプレイを可能にした。『非日常の中のリアル』を追求したため、職業縛りと呼ばれる育成制限があり、強くなるには地道な作業の積み重ねが必要となる。初期費用が高く、月額料金制で課金制度はない。
◆「アイデアル・ファームVR(Virtual Reality)」
生産系VRゲーム。農業・水産業・牧畜業・林業など、各種第一次産業を体験できる。戦闘要素は皆無であり、事業拡大、資産増大、街づくりへと発展させていく平和ゲーであるが、ゲーム要素として様々な規模の自然災害が不定期に起こり、その対策が不十分だと甚大な被害を出すことがある。
◆「戦国鬼武者烈風伝BR(Bloody Rain)」
戦国時代を舞台に、一武将となって成り上がっていく本格的国取りシュミレーションゲーム。合戦・築城・人材育成・産業振興など、コンテンツが豊富で総合力が試される仕様が人気を博した。しかし、「鬼ガチャ」と呼ばれる課金ガチャがゲーム進行に必須であり、留まることを知らぬインフレで多くの廃課金を生んだ。トレハンFWと並ぶ札束ゲーの代表格である。
◆「電脳未来世界NF(Next Fantagy)」
ナノ・フィギュアと呼ばれるアンドロイドを相棒として、攻殻機動兵を駆り、機械生命体と戦闘を繰り広げる未来都市を舞台としたゲーム。ナノ・フィギュア及び攻殻機動兵の作製における選択パーツのデザイン性が高く、種類も豊富であったのに加え、ユーザーがデザインしたオリジナルパーツの採用も可能であったため、コアなファンから熱い支持を得ていた。