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アノニマスターオンライン  作者: 超電撃豚豚丸
第5章「般若レディは備えたい」
332/473

第332話「やりたいことをまとめよう」

明日追記します! 10/20追記しました。

 さて、私は<アノニマスターオンライン>をプレイしているが、何か目的があってプレイしているかというと、そこまでじゃないだろう。だけど、何か目的というか目標が無いというのも面白みに欠けると思うので、頭の中を整理しようと思っている。


 まずは、魔者の大陸内の冒険。最初にこの大陸にいたことだし、この大陸のことは私とブッチとエリーちゃん以外のプレイヤーは何も知らない。つまり私達3人が先住民ということになる。だったら、もっとこの大陸の事を知りたいし、何よりも他のプレイヤーが知らないことが出来るというのが嬉しいのでもっとこの大陸を冒険したいと考えている。

 魔者の大陸では、薬草とドラゴンフルーツを主に集められるようになりたいのと、家というか村のようなものを作りたいとも思っている。いつまでも私達だけがこの大陸にいるとは限らないし。いつかもっとプレイヤーが増えた時はここを拠点にしたいなあ。


 次に、人間達の大陸の冒険。恐らくここに大量のプレイヤーが集結しているのだと思う。一般的な場所であるのなら、それこそ行っておきたい場所ではある。それに錬金術士のドーラ師匠がいるところだし。ああ、まだまだ教えて貰いたいことがあったのに、熱帯雨林で相当時間を潰してしまっているな。はぁ、また行きたいなあ。

 魔者の大陸で仕入れたものを売ることができるので、お金の心配はほぼないはず。だけれど、お金を沢山持っているとばれるのも怖いので、あまり大っぴらには動けないかな。

 だけど、この大陸にはクロウニンのゴーストロガノフとジャガーコートの2匹がいることが確認されている。必ず戦わなければいけない運命にあるようなので、今の所あまり行きたくはない。

 あと、ちょっとだけ出会った他のプレイヤー。あいつら、だ。私とエリーちゃんを馬鹿にしてきたあいつらは絶対に許さん。あいつらは絶対にボコボコにしてやると誓っている。


 あー、こうして考えてみるとやりたいこと結構あるんだなあ。多すぎてなかなか進んでいない感じだけれど。錬金術の勉強とかも中途半端になってしまっているしなあ。やれやれ。

 あまりやりたくないことは、結構あるな。面倒くさい事だな。魔者という称号を持っているせいで面倒事が増えているので、これを死なないで誰かに受け渡すとかできるようにしたい。ああ、それを考えるとこれが一番の目的でもいいんだな。

 魔者の資格の譲渡方法を調べる、か。私が魔者ではなくなったらいいことになりそうだし。これは一生懸命頑張らないとな。このあたりは、錬金術士の杖に存在している先代だかの魔者にも聞いてみないといけないな。よし、このあたりはもっと真面目に頑張るぞ!


 私の現状の能力も整理しておくか。

 まずは鎌。敵をぶった切ってやるみたいな気持ちを込めると赤黒く光って鋭さがます。これがかなり強力で頑丈。最初から持っていた武器だけれど、今でもずっとメイン武器だ。スキルは真空波を使えるので、遠距離攻撃する事ができる。だけど威力がそこまで強くないのか、ボスにはあまり効果が無かったりするので牽制程度になってしまう。

 鎌を強化するかどうかのメッセージが出てきてそのたびにキャンセルしてきたけれど、これが正解だったかどうかは分からない。キャンセルし続けている理由は、すぐに強化してしまったら、そこから成長しなくなる可能性を考えたからだ。よくある話としては、一時の強化を我慢して後で強化をすれば、かなり強力な武器になるといったものだ。

 今までプレイしてきたゲームでは、そういう風になっていたことも多いので、すぐ強化するのはよくないんじゃないのかといった考えで今まで強化してこなかった。これからも多分強化することはないだろうと思う。勿体ない気もするけれど、そのおかげで赤黒く光るようになったし。あ、そうだこの現象に名前でもつけておくか。そうだなぁ「黒薔薇の型」とかいいかな。なんとなくだけれど。よし、今後は赤黒く光るときはそんな感じで使っていこう。これで分かりやすくなるな。


 最近あまり使っていないのが電撃の鞭か。使ってもいいと思う時はあるんだけれど、威力がそこまで高くないというのが問題なんだよね。雑魚と戦う分には結構使えるんだけれど、私がよく戦うのってボスが多い気がする。戦いたくないんだけれどなあ。威力向上を狙えればこれも使いたいんだけれどそうはいかないだろうし。

 カブトスピアー。武器としては全然使っていないな。加速が使えるので持ち替えているだけ。ところで、私はスキルを使う時はわざわざ武器を手に出して使ってきたけれど、実は所有しているだけで使えるんじゃないかと思い始めてきている。というかなんでそれを試さなかったのかが分からない。

 それで、結局気になったので使ってみたんだけれど、上手くいかなかった。つまり、武器を持っていないとスキルは使えないって事のようだ。これは不便だと思うが仕方がない。もしかしたら、持っていなくても使える方法があるのかもしれないけれどね。


 蜂女王の羽は、自分が飛ぶことができず、他者を浮かせるスキル、浮遊が使える。これはもう敵に使うのがメインになっている。こちらに向かってきたときに浮かせて足元をおぼつかせる。これが結構便利なんだよなあ。

 そしてブリザードイーグルの盾。これは小ぶりの盾だけれど。これで防御したことがほとんどない。なぜかというと、これが壊れることの方がまずいから。スキルは飛行。これも自分では使えないで、他者に飛行機能を与えるスキル。大体5,6分程度だろうか。一度使うと同じ対象者に使うのに30分くらい要するので使うタイミングが重要。このスキルはとても便利なので盾が壊れてしまうのが困るというのがある。だからこれで防御しないので飾りの盾になってしまっている。

 妖狐の尻尾。とても愛着のある装備。これで口から狐火を吐くことができる。手から出せないかと練習しているんだけれど、いまだに出せない。別に手から出せなきゃいけないわけじゃないからいいんだけれどそのうち出せるようになりたいなあ。


 単純に火が使えるだけだけれどそこが強みだ。私はあまりやりたくはないけれど、こういう森に行くものだから、最悪そこらに火を放って森林火災であらゆるモンスターを一網打尽にすることが出来る。 

これは非常識なんて言われそうだけれど、私はやるタイプだし現にやってきた。<アノニマスターオンライン>はそういうことも出来てしまうのが面白いと思っている。漫画とか読んでいると、そういう行為に躊躇してやらないことに対して不満があったので、生き残るためなら何でもやろうというのができたので気に入っている。

 マンティスパイダーの触角。これで気配感知が出来ている。以前は隠れているモンスターがいると全然感知してくれないとか大して使えないスキルだったけれど、私が集中して使うと、隠れていてもきちんと感知できるようになってきたので使えるスキルになった。だけど、これを使うと相手も感知されているということに気づいてしまう場合もあるようなので、それを考えるとやっぱり使いにくいスキルなのかもしれない。

 ライトコンタクトレンズ。これで目を光らせる照眼が使える。私自身が使っても眩しくはない。これを使えば暗い所もばっちりだ。大してスキルポイントも消費しないようなのでなかなか便利。目くらましとして使えるのもいい感じだ。

 魔者の鉢金は、忍術が使えるようになる。だけどこれも自分自身は使えずに味方に対してのみ使えるという微妙なもの。だけど、私の肩に白蛇のだいこんを乗せたりすることで、だいこんを対象として私の周囲に忍術を使うことができる。なので本当はだいこんとは常に一緒にいたほうがいいんだよなあ。


 トラゴンの腕輪。元祖切り札、雷獣破が使えるようになる。かなりの高威力を誇る電撃を手から放つことができるんだけれど、発生まで若干タイムラグがあるので使うタイミングには注意だ。ちなみに両手で使う事もできるんだけれどその場合もかなりの威力を発揮する。

 弱点は、最大威力になるまでのタイムラグと、接近戦でしか使えないってところだな。つまり近づくことができればいいってだけなんだけれどね。


 キングモリコングの迷彩ジャケット。現時点で私が使える最強のスキル、隕石拳が使えるようになる。私の手が巨大な隕石の塊のようになって、ひたすら真っ直ぐ飛んでいくスキル。止まれと念じてもほとんど止まってくれないので、スキルに使われている状態。だけどその威力はすさまじく、ありとあらゆるものを押し潰していく。

 これだけの威力の為か、リスクも大きくて、しばらくの間まったく動けなくなって無防備になってしまう。なので極力仲間がいる時に使いたい。


 グローリーアントの指輪からはアリボール。単純に爆弾なので使いやすいけれど、火薬草もあるのでそちらを使う事も多くて微妙な感じ。だけど土潜りはかなり使える。土に潜って完全に攻撃を回避できることも多いので、便利だ。

 バトルコンベアの膝当て。可愛いくまちゃんの顔の膝当て。これをつけているのは恥ずかしい。恥ずかしいんだけれど、もう慣れた。空間転移が使えるようになるけれど、当然のように自分には使えない。だけど他者には使えるのでかなり便利なスキルだ。敵にも使って別な位置に強制的に移動させるというのはかなり使える。

 

 錬金術士の杖。時間凍結を使うことができる。今は最大5秒程度らしいけれど、そこまで使うことがない。使ったあとのリスクが高く、これも長時間私が動けなくなってしまう体。元々はたった1秒だけ使えて、しかもその後は丸一日動けなくなったので本当に最後の手段だった。

 この錬金術士の杖には先代の魔者だか何かが封印されているらしく、たまに私に話しかけてくるけれど肝心な事は話してこないのでただの役立たずだと思っている。

 そしてその他の装備とスキルは、大体耐性が付くものだな。

 火耐性、氷耐性、雷耐性、毒耐性、泥耐性、麻痺耐性、呪い耐性…か。ん? 呪い耐性? あ、あああああああ!? こんなのもあったんだっけ! うわ忘れてたよ! もしかしてこれがあるんだったら紫色のワイバーンの近くに行っても大丈夫だったんじゃない!? うわー完全にやらかした!

 つまり、私のミスでアイテムが手に入らなかったってことじゃないか! う、うわぁあああ! もう! だから今までスキルがどんなものだったのか見直さなきゃいけなかったんじゃないか! うう、こんなことなら今じゃなくてもっと前にやっておくべきだったなあ。はぁ。

 と、こんな感じなのが私だな。ああ、まだあったか。


 生体調合で、口の中にアイテムを入れると調合ができたり、威圧で敵の戦意を削いだり、甲殻化で防御力が向上したり、スキル妨害でスキルを使え失くしたり、人間化で人間になったり、だ。

 そして、錬金術士の杖を使って出来るもう1つのスキル。スキル調合だ。これで雷獣破と隕石拳を調合して使える雷獣隕石拳が強力なんだよなあ。


…あれ? こうして考えてみると、私って結構強いんじゃないか、なんて思ったけれど、まだまだひよっこプレイヤーなのと、苦戦してばかりなので安定した戦いができていない。

 なので私の目標は安定した強さを手に入れることでもあるなあ。よっし、頑張ろうっと!


ねこますの状況説明編みたいになりました。

まともにまとめてなかったので今回はそういう回にしてみました。

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