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第5わん 犬が美少女をペロペロ舐め回す、至って健全で微笑ましい光景

タイトル通り、至って健全で微笑ましい光景を描写していますが、人によっては微エロに見える可能性があるかもしれません。

微エロが苦手な方はご注意ください。(今回の話を飛ばしてしまっても、ストーリー上問題はありません)


 ドラゴンの胃袋を破くと、中から人間が出て来た。

 捨てられて飢え死にしそうだった俺に、パンを恵んでくれた優しい少女。そして俺の飼い主候補。

 ――ジェイミーだ。


 なぜジェイミーがドラゴンの胃袋に? もしかして、食われたのか!?


「わんわん!」


 眠れるジェイミーの耳元で吠えてみるが、目を醒ます様子はない。息はあるし、外傷は見られなかった。単に気を失っているだけのようだ。

 呼びかけてダメなら、揺すってみよう。

 頬を押してみる。ぶにっ。おお、柔らかくてスベスベだぁ……。っていやいや、今はそれどころじゃない。


「わんわんわん!」


 吠えながら、頬をぷにぷにと押す。ツメを立てないように気をつけないと。なんたって俺のツメは、鉄やドラゴンを切り裂くほどの切れ味だからな……。


「わんわんわん!」

「うっ……あれ……ここは……?」


 さらに呼びかけると、ジェイミーの瞳がうっすらと開かれた。

 おお、目覚めたか。よかった。

 しかし、安堵したのも束の間、


「……あれ? なにこれ……? い、痛い……熱い……!」


 目が醒めたジェイミーは、突然もがくように苦しみ出した。

 どうしたんだ!?


「あ、熱いよぅ……」


 見ると、ジェイミーの身体、というか服から、うっすらと煙が上がっていた。鮮やかな緑色の、ワンピースのような服。その服に何かの液体がべっとり付いている。その液体は、ジュウジュウという音を立て、布地を溶かしていた。

 これは……胃液か!?

 いや、服だけじゃない。今までジェイミーを起こそうとすることに必死で気がつかなかったが、全身にドラゴンの胃液が付着していた。彼女は先ほどまで胃の中に居たのだ。当然だろう。


「痛いよ……おねぇちゃん……たすけて……」


 胃液はゆっくりだが、着実にジェイミーの身体を蝕んでいる。服は溶け、皮膚は少し赤らんできた。

 まずい! このままじゃジェイミーが溶けてしまう! でも胃液を拭う布や流し落とす水などない。

 ……ええい! 仕方ない! 胃液を舐めとるしかない!


 俺は口からチロリと舌を出し、ジェイミーの肌を舐める。


「ひゃわっ!?」


 舌が柔肌に触れた瞬間、ジェイミーの身体はぴくんっと反応した。


「あ、あれ? キミは、さっきのわんちゃん……?」

「わん!」


 まだジェイミーの意識は朦朧としているらしく、ようやく俺の存在に気がついたようだ。

 そんな彼女に付着している胃液を、舌を這わせて舐め取っていく。


「んっ……くすぐったいよぅ……」


 首筋をペロペロと舐めると、ジェイミーはこそばゆそうに身体をくねらせた。

 目覚めたばかりで力が入らないのか、起き上がろうともせずに、俺にされるがままだ。


「もしかして、ドラゴンの胃酸を舐めとってくれてるの……? そんなに舐めたら、キミのベロが溶けちゃう……ダメだよ……」


 確かに、舌がビリビリと痺れてきた。しかし、舐めとってすぐに吐き出してしまえば、どうってことはない。

 これも高い防御力のお陰だろうか。


「わんちゃん……痛くないの……?」


 それにしてもジェイミーは本当に優しい子だ。胃酸に蝕まれている自分が一番苦しいはずなのに、犬の俺のことなんか心配してくれるなんて……。彼女を早く救うためにも、気合いを入れて舐めよう!

 俺は舐める力を強め、それと同時に舌を這わせる速度を上げた。


「んあっ……わんちゃん……そんなにっ……んっ……舐めないでぇ……」


 うなじをペロペロと舐めて、ドラゴンの胃液を舐めとる。すると、ジェイミーの頬が次第に赤らんできた。吐息が荒くなってきて、身体をもじもじとくねらせている。

 どうしたんだろう……。苦しそうに見える。ま、まさか、ドラゴンの胃酸の浸食が速いのか!? 急いで舐めなければ!


「ワンワンワンワン!」

「んあああっ……耳、舐めちゃやだぁ……」


 ジェイミーの耳は燃えるように熱く、俺の舌が触れるたびにビクビクと身体を振るわせていた。

 我慢してくれ、ジェイミー! もうすぐ終わるから!

 俺は舌の動きを早め、ジェイミーの身体を舐め回していく。顔を舐め、髪を舐め、服で覆われていない露出した身体の部分を、懸命に舐め回す。


「あんっ……変な感じがするよぅ〜……んんっ」


 よし……これでだいたい舐め終わっただろう!

 最後に、むちむちと弾力のある太ももを舐め、ようやく皮膚に付着していた胃酸を舐めとり終わった。


「わん!」

「んんっ……お、おわったの……?」


 ふぅ。一段落。無事、ジェイミーの皮膚を溶かす前に舐め終えたようだ。

 だが、まだ全て終わったわけじゃない。


「あ、ありがとう……わんちゃん……。大丈夫……ってきゃあ!?」


 俺がジェイミーの服を切り裂き始めると、彼女は驚いたように悲鳴を上げた。


「あ……服にもドラゴンの胃液、ついてるもんね……」


 その通り。

 素肌に付着した胃液は、全て舐め終えた。しかし布に染み込んでしまった胃酸を舐めとるのは難しい。だから脱がせるしかないのだ。

 肌を傷つけないよう、慎重にツメで服だけを破く。

 そして露になるジェイミーの素肌。念のため、下着まで剥ぎ取ったので、彼女は一切の布を身につけていない。


「は、はずかしいよぅ……」


 身体がまだ動かないようで、ジェイミーはその素肌を隠そうともしない。

 おぉ……。まるで雪原が広がっているようだ。そんな錯覚を覚えるほど、滑らかで、一切の汚れのない純白の肌だった。

 折れてしまいそうな華奢な四肢。妖艶な曲線美を描く、くびれた腰。そして、大きく膨らんだ二つの果実。童顔に似合わず大きく成長したその果実は、ジェイミーの荒い息に呼応してふるふると揺れていた。


「ハァ……ハァ……」

「わ、わんちゃん……? 息が荒いよ? 疲れちゃった?」


 おっと、思わず息が荒くなってしまった。

 落ち着け。ジェイミーに興奮するな。俺は犬で、相手は人間。しかも俺の飼い主候補だ。変な気を起こしてはいけない。

 いやでも、舌に残る柔らかく、スベスベした肌の感触……。ぬおおお! 思い出したらヤバイ! 落ち着け俺!


 そんな俺の目に、ある光景が入ってきた。

 ジェイミーの大きな胸。その付け根に、水滴が付いていたのだ。

 ――これは? まさか、まだドラゴンの胃酸が!?


「わおん!」

「わわっ!? わんちゃん!? もう舐めなくて大丈夫だよぉ!」


 舐めとって吐き捨てた今となっては判断出来ないが、今の水滴はジェイミーの汗だったかもしれない。だけど、胃酸の可能性も十分ある。

 可能性がわずかでもあれば、それは摘み取っておいたほうがいいだろう。ジェイミーの安全のためだ。彼女の奇麗な身体に、傷をつけるわけにはいかないのだ。


「んあぁ! わんちゃんっ……そんなとこ、舐めないでぇ! あぁんっ!」


 ジェイミーは蕩けたような表情になり、口からは切ない吐息が漏れ始めた。

 大きな膨らみを丁寧に舐め、胃酸が付着している可能性を無くす。柔らかく、それでいて弾力がある感触が、舌に伝わってくる。


「んんっ! そこ、だめぇぇぇ!」


 舌がコリコリした部分に触れると、ジェイミーの身体は電撃が走ったように大きく脈打った。

 耐えてくれ、ジェイミー。全てはジェイミーの身体に胃酸が付着している可能性を無くすためだ。


「んあっ……わん……ちゃん……」


 ペロペロとジェイミーの柔肌に舌を這わせ、生まれたままの姿となっている全身を、くまなく舐めとっていく。

 俺に一切のやましい気持ちはない。いわば、医療行為なのだから。


「はぁ……はぁ……」


 一通りジェイミーの胸の感触を楽しん――じゃなかった、ジェイミーの胸に医療行為を施すと、彼女の呼吸は一層大きくなっていた。

 呼吸に併せて、大きな胸がマシュマロのように揺れる。

 その光景を楽しみつつ、俺は舌をそのまま下半身に向けて這わせていった。


「あんっ!? おへそ……やだぁ……あぁ……」


 腹の中央の窪みを丁寧に舐めとる。こういった穴に胃酸は溜まり易いだろうからな。丁寧に舐めとろう。

 ……さて、穴といえば、もう一つ、いやもう二つほど、胃酸が溜まっていそうな場所があるな。


「えっ!? わ、わんちゃん! それ以上は……んあっ……」


 ヘソから下腹部へ向けて、ゆっくりと舌を這わせる。

 しかし、そのとき、



「なにをやっているのだ貴様ぁぁぁぁぁぁ!!!」



 俺の首根っこが何者かに掴まれ、次の瞬間には視界が百八十度回転していた。


「きゃうんっ!?」


 はっ!? えっ!? 何事!?

 掴まれて、そして上空へ投げられたのだと理解したのは、ジェイミーの横に立つ女性が見えたからだ。


「お、お姉ちゃん!?」


 ジェイミーの姉。

 ケリーだった。


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