二人だけの旅行(最終日)幸せな時間
次の日二人は目覚めて時間を確認をし再び寝ていた。チェックアウトまで時間があったので昨日の計画通りゆっくり寝ることにした。二人は再び布団に潜り目を閉じた。
1時間くらいして二人は再び目が覚めた。時間もちょうど良かったので二人は起き上がり宿を出る準備に取り掛かった。
「颯太くん今日も楽しもうね。帰り途中にあるショッピングモールに行ってお買い物してその後は各県のサービスエリアツアーね。」
「うん。最初の運転は任せるね。」
「任せて。」
二人は荷造りをしながら今日の予定を確認した。旅行最終日とあって二人は少しだけ寂しさもあったが最終日も思いっきり楽しもうと思っていた。
宿を出た二人は車に乗って目的地のショッピングモールへ向かった。空は雲ひとつものない青空をしており車のドアから心地よい海風が入ってくる。
車をしばらく走らせていると大きな建物が見えてきた。
「見えてきたね。大きなショッピングモール。色々なものが売ってそうだね。」
「うん。ここで色々な買い物をしよううね。」
二人は車を駐車場に停めてショッピングモールの中に入っていった。
ショッピングモールの中には様々なお店が多数入っており二人をワクワクさせた。
二人はまず3階のお店から見て回ることにした。3階は主にファッション関係のお店が多く様々な洋服店やアクセサリー店が並んでいた。
「颯太くん見てみて。このお店の洋服かわいい。みていってもいい?」
恵那はとある洋服屋さんの方を指さしてその方向へ向かった。お店の中には様々な洋服がありその中でのスカートが多くあった。
「恵那ちゃん本当にスカート好きだよね。」
「うん。スカートって楽だしかわいいし色々なコーデができるから好きだよ。」
「なるほどね。確かにコーデの幅が効かせられるのは間違いないね。」
「でしょ。颯太くんも今度履いてみてよ。」
「それは断っとく。」
二人はお店の中の色々なスカートを見て回った。そこで恵那は白色のスカートに目が止まっていた。
「これかわいい。試着してくるね。」
そう言って恵那はスカートを片手に持ち試着室へ向かった。颯太はその様子を見ていた。
しばらくして試着を終えた恵那が試着室から出てきた。
「颯太くんどう?似合ってる?」
恵那は颯太に問いかけた。試着した恵那を見て颯太は率直に似合いすぎていると思った。
「うん。とっても似合ってるよ。やっぱ恵那ちゃんはスカートが本当に似合うね。」
「ありがとう。嬉しい。これ買う。」
「買っちゃえ。」
そう言って恵那は試着室で元の格好に戻り試着したスカートを購入した。
スカートを買った恵那は上機嫌で颯太の前に立って笑顔を見せていた。余程このスカートを買えたことが嬉しかったようだ。
「またスカートが増えちゃったけど変えて良かった。これでまたコーデの幅が広がる。」
「恵那ちゃんの渾身のコーデまた見たいな。」
「今日も渾身のコーデだけどね。いつでもコーデには全力です。」
「あ、そうだったね。」
二人は会話をしながら三階のお店を再び見て回った。
そしてとある小物のお店に行くと二人はそこでお揃いのブレスレットを購入した。透明な水晶を基調として少しだけ青がかっているブレスレットに二人は見入ってしまった。二人は水晶が好きなので二つ返事でそのブレスレットを買っていた。
お揃いのブレスレットを買い二人はそのお店をもうすこし見て回った。
そこには様々な宝石のアクセサリーがあり二人はそれを眺めていた。そして二人はダイヤモンドでできたネックレスを見ていた。
「すごいこれ。ダイヤモンドってやっぱりすごく綺麗だよね。いつかしてみたい。」
恵那がそういうと颯太もダイヤモンドのネックレスを眺めた。そしてその下にあった値段を見て驚きを隠せなかった。
「やっぱダイヤモンドって高いよね。高いけどそれなりの価値はやっぱあるよね。」
「うん。高くて価値があるからいつかしてみたいっていう願望もあるんだよ。」
「確かにね。その日が来るように俺頑張るね。」
「うん。期待してる。」
二人はそんな約束をしてそのお店を出た。
ある程度三階のお店は回ったので2階に行くことにした。
2階には家電やパソコン関係、電化製品のお店などがたくさんあった。二人はそこで様々な家電やパソコンなどをみて回った。颯太は最近パソコンにも興味を持ち出し新しいパソコンが欲しいなとも考えていた。
「やっぱパソコンってロマンがあるよね。新しいパソコンだけではなくデバイスも全部新しくしたいな。」
「颯太くん最近すごくパソコンにハマっているよね。確かに颯太くんのp会社ってよくパソコン使うもんね。」
「それもあるけどパソコン使ってゲームとかもしたいしやりたいことはたくさんあるんだよ。」
「パソコンゲームしたら私と遊んでくれなくなりそう。」
「そんなことないよ。恵那ちゃんと一緒に遊んだりするが一番楽しいよ。」
「なら私も一緒にそのゲームする。そうすれば二人で楽しめるね。」
「うん。そうしよう。」
二人はパソコンを買ったら二人で遊ぶことを約束しながら様々なパソコンやパソコン周辺機器をみて回った。購入なキーボードやマウス、スピーカーなどをみていると颯太の購買欲がどんどん増加していった。
二人は2階を一通りまわって一階に行こうとした。エスカレータの方へ向かうと二人は何か違和感を感じた。
「2階ってこんなに広かったっけ?なんかさっきより広い気がするのは気のせいかな。」
颯太は恵那にそう聞く。しかし恵那の返事がない。
「恵那ちゃん?」
颯太が恵那にそう問いかけ恵那の方を見ると恵那はなぜか目に涙を浮かべてた。
「恵那ちゃんどうしたの?何かあった?」
颯太がそう聞くと恵那は颯太の手をぎゅっと握った。そして颯太の方をむいた。
「ううん。なんでもないよ。なぜか目から涙が出ちゃったの。眠いからかも。」
そう言って恵那はさっきの涙目から一変して笑顔を見せた。」
「そっか。何もなくて安心したよ。」
「うん。ごめんね。なら一回に行こうか。」
そう言って二人は一階に向かった。
一階には様々なお菓子屋お土産などが売っているお店があり二人はそこで様々なものを見た。そこで美味しそうなお菓子などを買い漁っていった。気づけば二人は両手にたくさんのお菓子の袋を抱えていた。
「たくさん買ったね。そろそろお昼だし荷物を車に置いたら何か食べようね。」
「うん。颯太くん何食べたい?」
「何にしようかな。とりあえず荷物を置いて飲食店があるところに行ったら考えるよ。」
「うん。そうしようね。」
二人はそういい荷物を車におき飲食店がある通りへ向かった。
飲食店がある通りへ向かうと二人はいろんなお店の前を通った。一周見て回って二人は串カツを食べることにした。
串カツのお店に入ると串カツのいい香りがしてきた。二人は匂いにワクワクしながら店内の席に案内された。
そして色々なメニューを頼み串カツや野菜の揚げ物などを堪能した。しかもここは自分で揚げるスタイルだったのでそれを二人は楽しんだ。
「串カツって家でやろうとすると大変だけどこういうところで食べると楽で楽しくていいよね。」
「うん。家でやるとしたら俺の家が油で大変なことになりそう。」
「今度やっていい?」
「うーん。却下。」
「嘘嘘。流石にやらないよ。私も面倒臭いもん。」
二人は普段できない串カツを楽しみながら串カツを堪能した。
二人は店を出て車に乗り込み帰路についていた。行きに行っていたように通る県のサービスエリアに行きそこの名産品を買うツアーを始めた。
神社のある県を抜け次の県に入りそこにあるサービスエリアに立ち寄った。そしてその件の名産である米粉と砂糖で作る和菓子があったのでそれを購入した。このお菓子自体二人は初めて食べることになるので二人は楽しみにそれを購入した。
サービスエリアで休んでいると空の奥の方がやけに綺麗に見える気がした。おそらく大都市がある方向の光がこちらまで届いているとおもわれる。
「なんか光が幻想的だね。私たちが住んでいる県ではなかなか見られない光景だね。」
「うん。俺たちが住んでいる県でも夜になると綺麗な夜景が見れるところはたくさんあるけど昼間から綺麗に光が届くのはなかなかないよね。いいの見れた。」
「うん。普段見れない景色見れるの楽しい。そろそろ行こっか。」
二人は再び車にのり車を進めた。この県を超えて次の県を超えれば自分たちの家に着くことになる。家が近くなればなるほどに連れてこの度の余韻が頭の中に響いてくる。この旅行を通じて二人は笑顔になっていることが多かった。その旅行が終わるとなるとエモさも感じていた。
次の県に入りサービスエリアにより二人はそこでひよこの形をしたおまんじゅうとうなぎの粉末を使ったお菓子を購入した。この県は二人ともよく言った経験があったので何が名産かすぐにわかった。そしてその名産品を買ってまた車を走らせた。
車を走らせていると自分たちが住んでいる県に入った。その途端二人は旅の終わりを全身に感じた。
「ついに終わっちゃったね。本当に楽しかった。私この度ができて幸せだったよ。」
「俺も幸せだったよ。本当にありがとうね恵那ちゃん。大好き。」
「私こそありがとうね。大好き。」
二人の言葉が車内に響いている。外は日も沈みかけており夕日がエモさをさらにきわ出せていた。
そして二人は家に着いた。3日ぶりの家は少しだけ寂しい感じを出していたが車の荷物を家に入れると一気に明るくなった気がした。
「着いたね。お疲れさま。」
「うん。お疲れ様。荷物とか軽くまとめて今日はもう休もうね。明日からの仕事も頑張んないとね。」
「うん。頑張るよ。恵那ちゃんも頑張ってね。」
「うん。」
二人は荷物を整理して色々やることをやって眠りについた。
この旅行で二人は様々なことを経験した。そして幸せな時間を味わうことができた。これからもこの幸せを二人は守っていきたいと考えていた。
しかしその幸せもある時を境に崩れそうになっていくことを知らずに。




