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大阪事変 ~異能捜査室~  作者: 伏菱 恭
2/6

【第二話】大阪事変 ~大阪到着~

~目次~

・新大阪到着

・下警連

・能連會


・新大阪到着

超電導リニアを使いすぐに東京から大阪に着いた。

「大阪到着…疲れましたね…」

倉基さんが呟く。

「でもあっという間でしたね。そうだ、自分は次に何処へ行くんですか?」

倉基さんに聞くと、

「次は大阪の新都市の地野神市に行って下警連と合流します」


・下警連

「下警連ってなんですか?」

倉基さんに聞くと

「地下を拠点にしている警察達の事です。地下警察連合の省略した物ですよ」

地野神市前のバス停に乗り、柿雨駅に到着した。

「ここが下警連の拠点ですか?」

聞くと、倉基さんは首を横に振り、

「違いますよ、今から電車に乗ります」

目の前にある『空下鉄道』に乗り換え柿雨駅から新梅田駅に行った。

「あれ?何故梅田に…?」

戸惑いつつも倉基さんに聞いてみた。

「ここの新梅田は普通の梅田駅と全くの別物ですよ。勘違いされる方も多いようですけどね」

そして新梅田駅から歩いて5分の所に地下道があった。地下道に入ると扉があり、暗証番号を倉基さんが入力し中に入った。

するとそこには沢山の警察官がいた。

そして奥に歩いて行くと能連対策部と書かれた看板が掲げられたドアがあった。そこを開くと数人程の人物が居た。

「あ、篠岡さん、やっと来ましたか。待ってましたよ」

そこに夢田さんが居たのであった。

「夢田さんもここの所属ですか」

そう聞くと、

「あぁ、そうだよ。照園と上村は違うけどね」

そしてここに居る警察官達も自己紹介し始めた。

「こんにちは!雫川と申します。私の異能は飛行です」

「飛行って何ですか?」

そう聞くと

「飛行は空に飛べる異能ですよ」

他にも

「篠岡さん、よろしくお願いしますね!

あ、自己紹介します。私は零宮と申します。異能は…ナイショです」

そして自分も軽く自己紹介をすると会議が始まった。

「では会議を始める。議題は『能連會』についてだ」


・能連會

…能連會って何?

意味が分からず聞いてみた。

「能連會って何ですか?聞いた事はあるが何なのか知らないです」

そう言うと零宮さんが小声で

「能連會は超能力犯罪の大組織だよ。色々な会社に媚びを売り金と超能力者を集めている組織だよ」

そして夢田さんが

「零宮の言う通りだ。超能力者を使い殺人や情報も集めているらしい。警察の中にも能連會に殺された人数が多い。注意して捜査したいとダメだ」

自分は自覚した。これヤバい奴だと。

「他にも超能力者のDNAを解析して最強の超能力者を作ろうとしてるらしい。あ、言うのを忘れていたが能連會は大量の組織が協力してできた組織だ。能連會の組長は音木祐介だ。そうだ、今から支部一覧を渡す」

そうして支部一覧を渡された

『支部一覧

愛知支部(名古屋)

北海道支部(小樽)

東京支部(新宿)

大阪支部統合所(大阪市)

アメリカ支部(カリフォルニア)

韓国支部(大邱)

ロシア支部(モスクワ)

中国支部(哈爾浜)』

これを見てみると世界規模だということが分かり、身に震えを覚えた篠岡。

「能連會は世界規模だ。ただ根元の大阪を潰せば崩壊するんだ。潰せればと言う話だがな」

これを聞いて夢田さん以外は身震いをしたのであった。


次回に続く!

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