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大阪事変 ~異能捜査室~  作者: 伏菱 恭
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【第一話】大阪事変 ~幕開け~

ここは日本の首都、東京。

ここ最近の日本では異能、いわゆる超能力を使った犯罪が激増している。

そこで警察は超能力犯罪に対するチームを作った。その名も…「異能捜査室」。

超能力を持つ者を警察に受け入れ捜査協力をする為に結成されたチームである。


~目次~

・自己紹介

・超能力犯罪のプロフェッショナル

・配属先


・自己紹介

東京の警視庁に新たに追加された異能捜査室。

警視庁を目の前にした自分は緊張し始めた。

「こんな僕に務まるのだろうか…」

そう思いながら、警視庁の建物に入った。

そうすると僕を待っていた人がいるようだ。

「異能捜査への配属先の方ですよね?」

「えぇ、まぁはい」

緊張していたので変な感じに答えてしまった

「お待ちしておりました。篠岡 拓哉さん」

そう、僕の名前は篠岡 拓哉。超能力犯罪を取り締まる為にここへ来たのだ。

「そうだ、まだ名前を言ってませんでしたね。私は倉基 康と申します。」

倉基さん曰く異能捜査室には絶対的なルールがあるらしい

一つ、自分を異能捜査に配属されていることを関係者以外に教えてはいけない

二つ、自分の持つ異能を凶悪犯罪以外で使ってはいけない。

ということらしい。

「なぜ異能捜査にいることを言ってはいけないんですか?」

倉基さんは苦笑して

「後々わかると思いますよ」

といったのであった。


・超能力犯罪のプロフェッショナル

警視庁の地下にある異能捜査室。地下のエレベーターに乗るには暗証番号を入力しないといけないみたいだ。厳重なエレベーターに乗り、地下に行くとエレベーターの目の前にドアがあった。

「このドアの先が異能捜査室です。」

ごくりと唾をのんだ。

ドアを開けると数人ほど人物がいた。みんなこっちを見ると笑って歓迎してくれた。

「どうも、こんにちは。篠岡と申します。あのー…皆様の名前は?」

そうして眼鏡をかけてる人が自己紹介をしてくれた。

「どーも。夢田っていうものです。奥にいる怯えてる奴は照園だ」

「あ、え、えーと。こ、こんにちは…」

「んで俺の右が上村だ」

(え?上村?それって父さんが言ってた人かな?)

篠岡は何か心当たりがあるようだった。

「上村だ!よろしくな!」

「あ、よろしくおねがいします」

そして夢田さんは落着き払った表情で言った。

「篠岡さん、君が持ってる異能は何だい?」

「私が持ってる異能は父から引き継いだテレポートです。しかし人を指定するのでいなかったら無意味です」

「ふぅん、テレポートか。あ、私は千里眼だ」

「千里眼…いいですねぇ」

怯えてる照園もこたえた

「わ、私は、無機物操作です」

無機物操作は無機物を色々動かしたり変形できたりするらしい。

上村は

「俺は反対の有機物操作だ」

有機物操作は有機物を動かしたり変形することができるらしい。

「倉基さんの異能は?」

「…私の技能は終焉です」

「終焉?まさか…」

「世界を破滅に追い込む技能です。ただしこの技能は自分が死にそうな時や人間不信になった時に発動されるので即死なら発動しません」

恐ろしい技能だけどほっとした篠岡であった。


・配属先

「そして、篠岡さんの配属先ですが…」

倉基さんは悲しそうに言った。

「配属先は…大阪府です」

自分は倉基さんが悲しんでる意味が分かった。

実は大阪は超能力犯罪が世界一で有名なのである。他にも超能力犯罪グループの「能連會」が存在する為非常に治安が悪いことで有名なのである。

でも大阪に行って死ぬのが確定したわけでもないからめげずに行こう。そうしよう。

そう思う篠岡だった


次回に続く!

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