7.
ひでぇ神様だわ。
「これ地球みたいに丸くしないの?」
「丸くしたいのよ、丸くして自然法則も地球に寄せて安定させたいんだけど、いまは争いで失われた魂の管理とか、水の管理とかで私の能力を使っているからキャパがないし、みんながポッと出て来た神様なんて信じないから、いきなり大きな地殻変動すると死人が多すぎるし、だからあなたに死者の数を減らして、天変地異の下準備を任せたいのよ、あ、けど序盤は強くなるために敵をぶっ殺すことは認めます。」
めんどくさそう、帰りたくなってきた。
「めんどくさそう、帰りたくなってきた」
「心の声が漏れているわよ」
「わざとだよ、ということは俺の仕事は基本、この世界を治めることに注力すればいいのね、そのために敵を倒して強くなれと、大きな勢力ってどこがあるの?」
「基本、人間種VSその他種族っていう感じになってて、他種族同士でも人間種との闘いほど頻繁ではないけれど争いが起きているわ、人間100VS他種族1~2が集まって対抗と言えばわかりやすいかな?今のところ他種族が劣勢、まあ足並みがそろってないのが原因よね」
人間増えすぎやな、よくある。
「種族ってどんなのがあるの?で俺は初期だとどっち側になるの?」
これ肝心ホント肝心、エルフたんがいたら敵対はしたくないよね。
「人間種はただの人間たちだけの人間種至上主義、他種族は獣人、エルh..」
「他種族連合から始めさせてくださいっ!」
「・・・すごい気迫ね、特に決めてなかったけど、私としてもそのほうがいいからありがたいわ」
「まだやるとは決めてないから、もしやるとしたらの話だけどな」
「種族は他のラノベに出ているものは大抵いるし、どんな種族からでも始められるわよ」
「大体わかった、じゃあ最後の質問、おれは元の世界に帰れるのか?」