5.
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「ほんと、あんたはそんなこと考えなくていいのよ」
「だから心を読むな!はい、次!じゃあっ俺が選ばれた理由は?」
「、、、あなた、えっと、沖多良 夢人くn」
「まて、やめろ、俺はそんな名前じゃない、一話なんてなかった、起きたら神様と対面したOK?」
「はいはい、そこまで酷いことしてないから大丈夫だとは思うのだけれど、えーとステータス、ステータスっと、
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稲垣 慎也 16歳
レベル1 (ザコ乙)
特筆できる能力は特になし
おわり
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いかにもモブね」
A4の紙にデカデカとこれだけ書かれてる。
「おいまて、絶対これ、あんたの手書きだろ?せめてホログラムにしろし、話が進まん、ネタを入れるな」
「わかったわよ、進めればいいんでしょー進めればー、えっとね、選んだ理由だけれどね
・異世界に対して対応力がある。
まあラノベあれだけ読んでいればこの先どうなるかなんてある程度分かるでしょ?
・人と戦ったことがある。
あなた格闘技少しかじってるし、素人に遅れはとらないくらいはできてたわね。
・他人に対して優しくできるが殺るときは殺れる。
別に殺さなくてもいいけど、大事な物を見失わないところ、ほら中学の時、いじめられている子とクラスの席が隣になって、あなたずっとついててあげて、イジメてる奴ら裏でボコったじゃない?そういうところ
・神様は居るとは思うけど、信仰はしない。
私にタメ口で喋れているから大丈夫そうね。
・後は私の勘
おーけー?わかった?」
「俺の人生、筒抜けで、ハズイ死にたい」