表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/14

4.

4.

そんな感じで神様と俺との一問一答が始まった。

さっきまでの会話で人と話すのが苦手というのはないと思うんだが、まあ仕方ない、本人がそう言うんだし、次に進むために質問しよう。


しまった!これも聞かれてるんだった!


「ゴホン、じゃあ質問を始めようか、まずはどうして俺なのか、選んだ理由を教えてくれ、というか俺がどんな奴か神様知ってるの?俺、神様の名前すら知らないじゃん、そこら辺からも説明してもらえる?」

「もう少し質問を小出しにしてほしいけれど、いいわ、大丈夫、私神だからあなたの言おうとしていることはわかるわ」

「うん、まあ、たのむわ」

「えっと、わたしはあなたの住んでた世界とこれからあなたが行く世界、それとあと数十個の世界を管理運営している神です、ここらへんは後で目的とかにも繋がるから説明をはぶくわよ、私に名前はないので[神]とか[主]と呼ばれているわ」

「ほー、じゃあ神様があの聖書に出てくる神様なのね、あれ?他の物語の神様っているのか?」

「話が進まないけど、時間はいっぱいあるし説明しますか。ほかの神様はいます、けれど皆長い年月を過ごして生きるという事に執着しなくなり、眠ってしまったので貴方が会うことはないでしょうね」


この時の神様は本当に寂しそうで、俺にはどうしようもなくて、だからせめて俺と話している間だけでもと、ただの人間ながらも思ったのだった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ