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詩集

輝く

作者: しのぶ

輝く星を眺めては

暗い我が身を顧みる

変わらぬものを眺めては

変わる我が身を顧みる


固く誓って定めたと

心に思うことどもも

重ねた時のいやはてに

変わり果てたと知ることも


変わらぬものもあることは

心に知っているものの

変わるさだめの身の上は

今日も明日も知れぬもの


彼方をのぞみ見るときも

越えられぬのはさだめなり

鎖につなぎ止められて

朽ち果てるのを待つばかり


変わらぬものはそのままに

変わるものらもそのままに

悔いて甲斐なきことならば

顧みはせじいたずらに

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― 新着の感想 ―
[一言] 輝くタイトルと本編の暗さが対照的で、輝くとはそれ自体暗さの延長なのだと知りました。 光のあるところに必ず影がある。 変わらぬものはそのままに 変わるものらもそのままに。 影が光となるよう…
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