いい子ね…(200文字小説)
ポコッ…。
動いた。
私のお腹の中で新しい命が育っていく。
「ほら」彼の手をお腹にあてる。
「おっ」だらしないほどに顔がほころぶ。
「女の子だったら君のように美人に生まれて欲しいな」
「男の子だったらあなたのようにハンサムだといいわ」
どっちに似ているのかな…。
早くあなたに会いたいけれど、もう少しの辛抱ね。
きっとみんなが祝福してくれるわ。
だから安心してね。
そして、無事に産まれて来てね。
ポコッ…。
そう、いい子ね。
ポコッ…。
動いた。
私のお腹の中で新しい命が育っていく。
「ほら」彼の手をお腹にあてる。
「おっ」だらしないほどに顔がほころぶ。
「女の子だったら君のように美人に生まれて欲しいな」
「男の子だったらあなたのようにハンサムだといいわ」
どっちに似ているのかな…。
早くあなたに会いたいけれど、もう少しの辛抱ね。
きっとみんなが祝福してくれるわ。
だから安心してね。
そして、無事に産まれて来てね。
ポコッ…。
そう、いい子ね。
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