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200文字小説集

いい子ね…(200文字小説)

作者: 日下部良介

ポコッ…。

動いた。

私のお腹の中で新しい命が育っていく。



「ほら」彼の手をお腹にあてる。

「おっ」だらしないほどに顔がほころぶ。


「女の子だったら君のように美人に生まれて欲しいな」

「男の子だったらあなたのようにハンサムだといいわ」

どっちに似ているのかな…。



早くあなたに会いたいけれど、もう少しの辛抱ね。

きっとみんなが祝福してくれるわ。

だから安心してね。

そして、無事に産まれて来てね。



ポコッ…。

そう、いい子ね。


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― 新着の感想 ―
[一言]  もう! 熱々で、好きにして!  って感じです。  でも、最初はびっくりですよね。 中から押されて、急にお腹が出っ張るのは……。  「女の子だったら、君の様に、酒飲みに理解があるといいな」…
[一言]  拝読しました。素敵で心温まる物語ですね。面白かったです。赤ちゃんは男の子でしょうか女の子でしょうか産まれてからのお楽しみですね。赤ちゃんが幸せになったらいいなと思いました。楽しめました。 …
[一言] 良いですね、こういう作品って。 僕も以前、女性の妊娠について作品を書かせていただきました。 でも話が少しシビアだったと言うか、日下部さんのように暖かい情景をうまく描くことができませんでした。…
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